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2024年8月後半

暑いが、測定結果もそれと一致しているのか
暑さが夜の間も抜けずに、たまっていく感じがする。
1989年以降の日本各地記録から+1.76℃だという。

【速報】2024年は過去最も暑い夏 背の高い高気圧や高い海面水温が影響 - ウェザーニュース (weathernews.jp)

そして最後の週は割とアクティブに動きました。


20240816 Fri.

台風が通過するという。
昨晩はそれほどでもなかった。今日、関東を通過していくらしい。
朝降るのか、午後の方が強いのか?
見通しをよく確かめもせず、スタバに行こうか、冷房で寒いから止めようか、家でPCセキュリティをやらなければ外は怖いだろう。

やらなくてはいけないことをダラダラ・・・済ませないと先へ進めない。
修理から戻ってきたパソコンについて、
 ・セキュリティ設定(契約確認、再インストール)
 ・MS360利用期限の確認
 ・アクセスサイトへの設定、および不明パスワード確認など
旧スマホから新しいスマホへの移行、移行できていないものの確認


疲れてきたところで、昨日から見始めてしまったアマプラ動画を視聴
 『わたし定時で帰ります』 2019年
 『戦争と人間』      1970年

1本目は吉高由里子みたさに探したもの。これ、2019年か。
当時みていたら、会社に残るべく何か工夫をしただろうか? ともあれ、こういうドラマは価値観を変えたり、社会変革を進める力になるかもしれない。多くの人が、これでいいんだと思えるのではないか。会社の中で変えようとするより、外にこういう風潮が生まれて常識を変えていく方が効果的かもしれない。
このドラマの延長上に『不適切にもほどがある』が来るのかもしれない。

2本目、戦争と人間は、第一次世界大戦後、帝国としての日本が、中国や満州、あわよくばソ連にも、、、と食指を伸ばしていった時代の話。満州事変、盧溝橋事件、そして第二次大戦へ向かっていく。その突入期までを書いた五味川純平作品を映画化。映画は「人間の条件 第1・2部」「人間の条件 第3・4部」「人間の条件 完結篇」の3本立て、6時間以上ある。

キャストは、滝沢修、芦田伸介、高橋悦史、浅丘ルリ子、石原裕次郎、三国廉太郎、岸田京子、加藤剛、栗原小巻、丹波哲郎、吉永小百合・・・等々、名前を挙げきれないくらい、有名な俳優の若い時代が並ぶ、絢爛豪華だ。当時の大連でのビジネスや裏社会、軍部の場面は本当に豪華、反面、農村は当時もなかなか大変な生活だったことがわかる。

大きなことを仕掛けようとした人達、あるいは、崇高な志を実現しようと大陸に渡った人達、現地の中国人、満州人、ロシア人がそれぞれの思惑で絡み合っている。

見るつもりがなかったのに、出来心で見始めてしまったら止められなくなった。これも、映画という力で、何があったのかを印象付けてくれる。当時の日本のやり口について、現在様々な評価があるが、帝国意識を持って、彼らを少し下に見ていたことは否めないのではないか。


キリがない。動画も暑さも。
室内なのにダラダラ汗ばんでくる

気温はそれほど高いわけでもなく、除湿をするかしないか迷い、顏を洗い、パウダーシートで汗を拭きふきスッキリしようとしている。

あるいは冷房があるカフェ、図書館、店舗へ行く。

あるいは汗ダラダラでも構わず外を散歩して、炭酸水などを買って家に帰り(お店にいる時間がクーリング時間となる)、お風呂に入る。

暑さ対応の合間に、やるべきこと・やりたいことをやっている感じだ。
暑さに支配されている
さらに、迷走台風のニュース?! 
どれだけ気象に振り回されているんだ。

20240817 Sat.

朝読書会。『万物の黎明』D・グレーバー、D・ウェングロウ
昨日ずっとダラダラして、読み始めたのは結局夜中。
60ページ、上下2段。

直前まで読んでも読み切れず、読書会が始まってからの10分程で何とか最後までたどり着いた。

いまあるものだけが選択肢ではないということ。ヨーロッパの知見は、アメリカインディアンや登用の智恵を取り込んで出来たものであること。何についてって? 都市の形、支配の形、物品の分配方法。
参加した7人それぞれの感想をグルグル3,4回聞いて、同意することや、気づいていなかったことが出てくる。どの人のコメントも聞いてよかった。自分だけの感想よりもはるかに幅が広がる。


久々のフットケアへ。

本当は今日、高校水泳部の恒例年1回の集まりがある。
一、二度出たことがあるが、ずっと欠席している。
本当は参加した方がその場を熱心に作ってくださる方々にとっては好ましいのだけれど、
・あまり毎度気が進まない
・日程がいつもお盆のあと、自分の誕生日に近くて何かと都合がよくない
・なかなか他に中高生時代の集まりに出てこない近い友人が、この場に参加するようになったので、私は自粛することにしている

3番目は最近加わった理由。
別にその人と仲が悪いわけではないけれど、距離を置かれていたので、敢えて近づいていく必要はないかなと思っている。その人がのびのび参加できる場所をクリーンに保っておいた方がより良いと思う。

もうひとつ、今日は古巣の合唱が演奏会をする。
開演には間に合うが、終演まで居られないので行くのを止めた。
大曲なのだ。


東銀座でのフットケアが終わってから銀座~京橋~日本橋とフラフラ。
16時を過ぎたが、まだ空気はもわっと暑いのだけど日陰が増えたのが頼り。

三越の中を通ったら、とても混雑していた。黒髪が多いが、ここに中国人・韓国人・そのほか東南アジアの人・日本人。どのくらいの割合で存在しているのだろう? 私は冷房目当てだけれど、お買い物目当ての人、結構いるみたいだ。エルメスは入場待ちの列。

歩行者天国となっている銀座通り、パラソルと椅子が準備されていて、そこには観光客が陣取っている。私が見たところは中国人と西欧の人達だった。なかなか日本人は割り込めないし、割り込まないだろうな。

20240818 Sun.

良く寝た、を見た。
会社で一緒に仕事していた人が出てきた。向こうの方が偉いけど対等な感覚で同じタスクに対して取り組んでいた人。その人の家族:子供2人奥さんも一緒にキャンプか避暑に来ていたような場面。私がひとりキャンプ?でゴハンを並べていたところに興味を持ってくれた。
蝉の鳴き声の大きさを、各地で比較していた。55,555,555ホン?


気になっている身の回りこと
<金銭絡み>
・キャッシュカードの把握と整理  ~毎月利用金額を確認したいもの/持っているだけのもの
・年金の対応、何を手続きするべきか 一時金か年金かの判断 何を目的にするのか

<物品の整理>
・デスクをきれいにしたい=使っているものだけを置いておく
 忘れないように見える形にしているものは、忘れてはいけない箱をつくる? 処理系・閲覧したい系・・・
・寝室のカーテンを変えたい。適当なものが見つからず数年経過しているので、いまある選択肢から決めて変えたい

<少し先の予定>
・旅行のアシ計画を組まねば 1)今週末~来週 2)10月北陸 3)10月屋久島

すっきりした暮らし、モノを最低に近くして、少なくとも置き場所がある生活をしたい。そのまま出ているのではなく。すぐ、1ステップか2ステップで置き場所に行けるような。

母について、命や健康にまつわるものだけ意見しようかな。意見といっても効く耳を持ってもらえるような受け取りやすい表現で。母を変えようとするのでなく。
で、冷蔵庫の中身とか、それが腐っていようが傷んでいようが、構わない。夏は氷ができる状態でさえあればいい。冷蔵庫が壊れない程度にちゃんと閉まっていればいい。/あちこちにモノが分散していようが構わない。本人が気づかないなら、それを勝手にまとめていったっていいのだ。

自分のことを考えながら、シームレスに母の生活について考えが及ぶのは、改めて考えるとおかしくないか? 自分の責任範囲をちゃんとやろうよ。その代替として母に手出ししているとしたら良くないぞ。


要は、部屋のなかも、私の頭のなかも、時間の使い方も、
ごちゃごちゃとして、
目的がはっきりせず(それだけで悪いことでないが)、
無駄が多く(それだけで悪いことでないが)、
フォーカスされず、
スッキリしないのだ。

私はスッキリしたいのだ。

でもスッキリしたあと、何もないのはイヤなのだ。
ある程度複雑なことをしたいのだ、たぶん。


Google Pixelの写真容量がヤバイ。1枚で2MBとか簡単にしているのだ。以前使っていたXperiaでは500~700KBくらい。3倍?
そうしてGoogleストレージを増やしてストレージ100GBを借りさせようとの魂胆なのだろうか。個別にサイズ変更はできるけど、一括して最初からサイズを小さくすることは出来ないみたい。
となるとイマイチなものはさっさと削除したり、バックアップするタイミングをもっと頻繁にしないといけないな。
写真容量が大きいと、機種変更の際に一言いってくれたらよかったのに。


自分の認知のゆがみが怖い。
最近人に迷惑をかける認知のゆがみが増えている。
今日は、図書館のマイページ設定のための入力事項について私が誤っているのに、どうして出来ないのだろう?と問い合わせ電話してしまった。西暦4桁と書いてあるのに、西暦2桁かと勝手に思い込んだ。
「勝手に思い込む」コレ私によくある認知のゆがみだ。ってことを常に疑わなくちゃ。


外で2時間半。
汗たらたらだけど、まぁいいかという気になる。諦め? 夏に入って今頃になると、何度も汗をかいてサラサラしてくる。最初のころのベタベタと違う。あきらめて、汗をかいて、タオルで吸い取って、家に帰ってからシャワーを浴びようと腹をくくる。

外苑のゴミ拾い、まぁまぁゴミはあった。

これに意味があるのかわからない。
でも主催している人は、もう1年半、月2回やっているという。私はフル参加2回目、半分が1回。寒い日も暑い日も、やり続けているのがすごい。
誰かがその主催者に桃の差し入れをしたみたい。そういう気持ちにもなるだろうな。
集めたゴミは、近くの方が引き受けて回収日に捨ててくださっているらしい。それも有難いことだ。そういう尽力の仕方もあるんだな。

20240819 Mon.

暑くて、ダラダラしている。
DuolingoとELSA Speakだけは続けている。

やらねばならぬことを頭に描きつつ、進まず。
目の前にあるゴチャゴチャした物品を片付けたいのに、片付かず。
何をしているかといえば、
ちょこちょことSNSを書いたり、洗濯したり、本を読んでいる。

それと、引き続き修理したPC、新しいスマホの面倒をみている。

昨日のような混沌とした内面と、外の暑さを扱いかねている。


細くつながる友人から、イベント企画のお誘いが夜入った。
これは救いなのかもしれない
その人から声がかかるとは思っていなかった。

20240820 Tue.

夕方、渋谷SKYへ昇って夕空を眺めた。

渋谷から羽田方向の夕空

明日は誕生日と思ったら、夜眠れなくなった。

夜中にSNSに投稿、
「あと数時間で50代が終わる」
私は深夜に生まれた。

自分の流れはなんだろう?

人と比較していたら、身が持たない。自分のためにならない。

私の周囲のアラカン(around 60)
・ヨーロッパで結婚して、現地に溶け込み、演奏活動と教育活動をして、日本との強いつながりもブラッシュアップしつつ、3世代のつながり、中高大のつながり、実績と人柄を資産に新たな若い友人とのつながりを発展させている人
・友人とのつながりを続け、おそらく億を毎年稼ぎ、子供2人を海外高校・大学へと進学させ、兄弟にもその稼ぎを充てて実質的に生活の面倒をみて、自身は近い将来海外で引退生活をしようという人
・円満に会社生活をこなし、途中困難を感じつつも丁寧に進め、定年後もまた数年は会社のために尽くす人。
・人生の初期に大変なことも経験したが、すべてそれがてこになり、派遣社員から役員にまでなり、いまや孫に囲まれつつ働く人。
・旦那さんと2人家族、お互い働き続け、定年を越えても続けたい限り、求められる限り、仕事を続け、いずれ海外でリタイア生活を送ろうという人

私は空っぽなんだよな~
何もないけど、不思議と退屈しない。


20240821 Wed.

今日は誕生日。

何かイベントをするというより、自分のペースで、そのときの直観や気持ちに従って過ごそうと思った朝。

ヤマザキマリラジオを聞き逃しで聴いた。
小泉悠がゲスト。
ロシア人は言っていることが通じないと声が大きくなると
わたし、それだ。
声が大きく、発音をしっかりするために口調が強くなる。
元夫の家での私の言動、母への私の言動。


8月前半の半月記では、自分以外の世の中の動きを全く書いていなかったなぁと気付く。自分に集中していたというか、余裕がないというか。頭の中で日々気にはなっていたけれど、何かまとまったことを書くことはなかった。


大雨で山手線が内・外ともにストップ。
東京の雨への弱さはなんなんだ。
道路が水没し、山手線が止まる
なんか弱すぎない? 100%強すぎる雨のせいなの?


今日はパッパカお金を使った。

・今度少し長めの旅行に行くので下着類を購入
・誕生日だから千疋屋の果物を食べにいく
・恵比寿で気に入っている陶器で、気に入っている柄を売っていたので1枚

3番目の買い物、間もなく判明する試験結果、そのお祝いにはしないつもり。祝うと落ちるから。

千疋屋のカット果物盛り合わせ 8種類

なんなんだろう?
お金を使うことが、自分を大切にすることではない。
だけど、そうして満足している部分が確かにある。

今日は、そのときの気持ちに従って、やりたいようにやろうと思った。
それに叶う過ごし方をした。

自分の気持ちの流れ、周囲の出来事が教えてくれる流れ、
それらに沿っていることに幸せを感じている。

20240822 Thu.

昨晩の豪雨で、山手線や地下鉄がすごい状態だったとXの投稿で知った。
確かに・・・動画・写真をみて驚いた。
品川駅で扉を開けられない山手線、洗車中みたい。階段が滝のようになっているのは、品川駅も国立競技場駅も、他にもあったのかもしれない。

あまりに短時間の豪雨だった。
階段から水が地下へ侵入するのは、周囲の保水力が低すぎるからではないのかな。コンクリートだらけで、水を吸収する場所がない。

災害に対して、土嚢を積むとかシャッターを閉めたり運休するような安全対策に加えて、原因に関わる部分へアプローチするには、鉄道会社だけではない地域のアプローチが必要だ。これは漁業を守るために山に樹木を植えるのと同じパターン。


東博『神護寺』
空海の曼荼羅図(金剛界・胎内会)のほか直筆の巻物、最澄の巻物等。
奈良の空海展のほうが力入っている感じだな。

常設展の兜 さざえを象っている キッチュ
閉館時間になり、続々と帰っていく人達


明日出立するための準備
2つの性質の異なる集まり、何を持っていくのか、心がまえもある程度必要。

20240823 Fri.

今日は昼ごろ実家へ行き芝刈り、明日朝早く、静岡へ向かう。

1週間分の旅行準備に、いつもながらノロノロして、家を出るのか遅くなった。母が出かける前に実家へ着くのは無理だ。

でも仕方ない、と、電車に乗る直前に気づいた。
眼鏡わすれた!

土日のイベントも、来週のリトリートも眼鏡は不要とおもって、置いてきたのだけれど、その移動時に私は車を運転するのだった! 眼鏡ありが免許の付帯事項。

荷物をコインロッカーに入れて戻ろうと思ったら、満杯。
もう1か所も満杯。
諦めて、また荷物を持って家まで往復する。あぁ。暑いし、めんどくさいし、昼時で、またあの人歩いているって覚えられたらヤダなとか、マンション管理人さんは完全に気づくだろうな、とか、思い浮かぶ。

家に戻ると、確かに眼鏡は置いてあった。記憶通りに。

また同じ道を戻り、最初に駅に向かったときに気になった
コーヒー路面店に寄ってみた。
もう暑くて、何か飲みたいし、休憩したい気分だった。

でもどういうコーヒーかわからないし、値段もわからない。お試し。

結構いい値段だな、持ち帰りで500円とか600円から。
注文すると、カップはどうしますか?と聞かれる。えっ? 紙カップ30円または、リユースできる1000円くらいのカップ購入???
気分がへこむ。
でもここまで来たら、サクッと飲んでいく選択肢しか頭に浮かばない。

購入して、ビル内の階段に座って飲んで少しシャッキリした。カップをお店で捨ててもらおう。
お店へ戻りながら630円、それなら、高いなぁと思うANTICOで座って飲めたな、と思う。
立派なカップなので、捨てるのが惜しいけれど・・・とお店の人に嫌味がてら声をかけたら
(お店で捨てることは)問題ないですよ、と20代か30代くらいの男性が愛想よく返す。
有料のカップほど、しっかりしたものでなくていいんだけど、と心の中で悪態をつきながらお店を後にした。

勉強代だ。

予定より1時間遅れで電車に乗る。
はぁ、疲れたよ。

母が出かけた後、15時前に実家へ到着。

この夏2度目の芝刈り、目立った雑草の草取り、道路脇に伸びた枝切り。
庭を掃いているときに母が帰ってきた。

そこから夕飯。

電車に乗るまでモタモタしたが、何とか収まった感じ。

20240824 Sat.

用宗でのワークショップ 11時過ぎに到着し、11:30からスタート。

6:55のバスで出掛けるから朝ごはんは要らないつもりでいたら、母が6:00位から作り始めていたようで、立派なオムレツ・モーニングが待っていた。なんと! 

朝ごはんが出来たから早く…などと言わず、作っておいてくれてサッと出してくれた。

予定通りの東海道線で、小田原を通過し、熱海乗換で静岡の先まで。

東海道線 根府川駅

静岡の2駅先、用宗もちむね駅へ到着。もしかしたら同じ催しに行くのかな?という青いワンピースの人を見かけた。でもお互い、まだわからないので、それぞれ目的に向かう。途中道草して、写真を撮ったりしながら行くと、その人はもう建物の中にいた。

今日から2日間、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)という方法で本を読む仲間が合宿と称して遊ぶ。初対面のABD仲間のひとりが、ここに、B&Bのような、宿泊可能なコミュニティスペースをオープンさせ、そこを早速利用させてもらう。

用宗もちむねなんて、いまだかつて知らない地名。もちろん来たことがない。そもそも静岡県は、生まれ育った神奈川県の西隣にも関わらずあまり知らない場所。

スペースを作ったSさんいわく、用宗は穴場だそうで、漁港があり美味しい魚が食べられ、海が近く、スペースの周囲に、温泉・飲食店が適度な散らばり具合、きわめつけは、Beerブリュワリーがあること。その道でかなり有名なところらしい。

実は、この2日間何をやるのか、あまりよく理解せずに参加。とにかくABDを実践する何かを得ようと思って。それと、明後日の旅程につながる目論見もあり。


集まった人は11人。
既知の人は3人、自分以外の残り7人は初めて話をする人達だ。

まずはランチ(笑)
おススメの生シラスを食べに行く。

迷って結局、よくばり丼。
ここ用宗は、シラスも名物だが、マグロも水揚げしているそうだ。

よくばり丼

お腹が落ち着いたところで、2日間で何をしたいかアイディアを書き出して、スケジュール表に配置。
今日2枠、明日2枠に2つづつ、計8つ企画案が出たので、どちらをやりたいか選んで参加する。またどちらも参加せず、あっちこっち行ったり来たりしてもいいとのこと。こういうスタイルを、ワールドカフェという。OST:オープンソーステクノロジーという手法の1スタイル。

般若心経を簡単に書きあらわした本をABD(分担して読む)する。

夜は、買い出ししてくれたもので、ゴハンをみんなで準備する。

・餃子
・キュウリとレタスのシンプルサラダ
・トマトとモツァレラのカプレーゼ
・お刺身

その後、カードゲーム。
ゲームといいつつ、カードに書かれたことについて自分の言葉で考えを述べるので気が抜けない。気の利いたことを言える人はいいなぁ。

23時までの温泉に入って就寝。私の部屋は2段ベッド。他には、ツインの部屋もあるらしい。コンパクトに建物2階に5部屋くらいあった。

20240825 Sun.

朝は7時から朝ビールを飲みに行く人。この建物内のカフェで、モーニングを食べる私たち。

2日目。ちょっとダラリ?
暑い中、街あるき知図と称して用宗を歩いて、気に入ったところを写真に撮る。戻ってきて、そのなかから1枚選んで、それを手描きして注目した理由などを2分くらいで発表する。このチームは6人いたので、6枚の絵が出来た。

用宗を知る意味で面白い。
知っている場所でも、注目するところが人によって違うから新しい発見につながる。

1枚のショットを選ぶべきなのだが、路地と炎天下自転車にのるお婆さんが、私にとっては印象的だった。用宗は路地が魅力だ。これを大事にしたほうが、歩いて楽しめる特徴が活かされる。

海岸線に平行した長い路地、
直行する3,4軒ごとの路地、
そのおかげで、車の心配をせずに歩くことが出来る
みなさんの1枚!
写真を1枚選んで、それを描いたもの そこに発見がある

ランチはどこに行こうかノープラン。ペルー料理に行くという人にくっついていった。そしたらそこが当たり! 面白かった。ペルーの食材、衣装などもあり、結果私達はそれぞれアクセサリーを買った。800円くらいの。エスニックで可愛い。

ジャガイモを使った料理、名前をすっかり忘れてしまったが、ハーブのような薬草を使ったソースを使っていて美味しい。黄色い方は、カニと鶏肉を挟んであり食べ応えもあり美味しい。このお店で料理を作ってくれた20代くらいに見えるペルー人女性。その両親がレシピを作っているそうで、緑のソースについては、秘伝で娘さんにも非公開レシピなのだそうだ。すごい!

ベル―料理 Di mer ディマル

午後は
ABD推進力をいかに増すかディスカッション。
これ話してもダメな奴? やらないとダメな奴? でもやっても失敗の上塗りになるんだよな。。。などと思いながら3人で対話。


実はずっと疎外感を感じていた。疎外されているのではなく、自分が中に入れない感じ。みんな中に入って楽しくやっているのに、自分は半分だけ入って、半分は入っていない感覚。

誰も意地悪しているわけでないのに、自ら楽しんだり、自ら何かしないと面白くならないんだよな~、でも出来ないな~という感覚。


無事2日間が終わり、2駅戻って今晩は静岡泊。
暑い。
気力なし。
旅行に来たのに、サイゼリアって残念な感じ。

人生でおそらく3回目のサイゼリア。
妥協した感じがすごい。でも実際行ってみると便利で安い、それなりに美味しい。
帰り道、降り出した強雨で濡れたが、なんとか宿泊場所へたどり着いた。

リアルタイムで『光の君へ』を観た。

明日のルートを確認する。これで大丈夫だろうか?
出だしで迷ったりすると、いやだ。スムーズに行きたい。

20240826 Mon.

明日13時、糸魚川駅集合を目指して、今日は静岡から糸魚川へ向けて「糸魚川・静岡構造線」を辿る旅。フォッサマグナといわれるやつだ。

8:30、まずはレンタカーで静岡を出発して、松本までドライブ。静岡から東名高速の新静岡JCTかr中部横断自動車道に入り、長野県小諸市の佐久小諸JCTまで132km。そこで中央道に入り松本駅まで。

静岡にいる間は、両方から山が迫っている。
山と山の間にコンクリートの道路が走っている。緊張する。トンネル多い。
南アルプス市、佐久まで来ると、ぱあっと平野が開けてなんだか安心する。
そして中央道。山間を抜けたり、諏訪湖の脇を通ったりするうちに、松本や安曇野につながる平野(というか盆地)に出る。

日本平からの富士山(スタートして20分くらい)
松本駅からの北アルプス(レンタカー返却後)

昔、縄文海進のときに諏訪を目指した人達もここを通ったのだろうか? もう少しアップダウンの少ない河口湖の北側を回るルートのほうだろうか? 平野に出たら、私と同じように安心しただろうか? それとも林に居た方が安心だったのだろうか?

中部横断道は、1車線づつの対面交通がほとんどで、結構緊張した。交通量は少ないし、中央にはポールが立っているだけなのでそこを越えることはお互いないのだけれど万一?と思ったり、両側から山が迫っているからだろうか。

途中、日本平から富士山が見える区間は、高速道路でなければ停車して写真を撮りたいくらいだった。パーキングからも撮れるけれど、あの絶景は走っている間のもの。

中央道は何度も運転して馴れているほか、おそらく道路そのものが運転しやすく作られているのではないか。適度なカーブ、二車線中心で上下線には分離帯がある。

ワクワクしながら運転していた。

松本からはJR大糸線。二両編成。基本的に1時間一本。大糸線は松本から糸魚川までを指すが、運行しているのは、信濃大町までの区間が多く、全ての列車が全線を辿るわけではない。

(左) 松本駅のプラットフォーム  (右) 白馬駅から糸魚川方向へ向いて 線路は単線

そういえば昔、この沿線にある会社の事業所へ行ったことがあったなぁ。どの駅だったのだろうか? 安曇野あたりは車窓が美しくて、いいところだなぁと思ったものだ。

松本から北にあたる糸魚川へ向かって、左側に上高地、さらに進むと北アルプスが見える。その間には仁科三湖(青木湖)。右側少し離れた場所には野尻湖。そう思うと、本州の真ん中を進んでいる感覚が湧き起こってくる。


白馬。
断層があった!

神城断層 ガードレールの手前は動いていないが、向こう側の草が覆っている場所は、2つ段差がついている。これが断層面で過去せりあがった証拠。最新は2014年



宿泊場所のお風呂はイマイチみたいだったので、温泉に行くことにした。歩いて20分くらい。
温泉近くの敷地は、Snow Peaksとスタバが入る、隈研吾建築の建物があった。もう日が暮れていたし、曇天だったので、山はイマイチだけれど山に馴染む建物だってことはよくわかった。今度ゆっくり来てみたい。

屋根が山のような形 この地に馴染んでいるんだろう

温泉を出たタイミングにざーっと降り出した。雨雲レーダーを見ると20分くらいで雲が切れそう。温泉で待たせてもらう。

19時頃 右下の灯りが温泉 手前がツインピークスとスタバ

雨宿りしていたので帰りが遅くなり、19時過ぎ、テイクアウトできそうなお店は閉店時間となってしまった。スタバも19時まで。
「絵夢」という定食屋さんに入った。地元の人もいるみたいだった。

生姜焼き定食。

美味しく食べ終えて気づいた! 私は入浴料と、あとわずかしかお金を持ってこなかったのだ。ここは現金のみ。どうしよう・・・

致し方なく、店主らしき年配の女性に
「近くに宿泊しているのですが、温泉に来たかえりで、お財布を置いてきてしまって500円くらいしかない。取ってくるので、少し待ってもらえませんか? スマホか何か身分がわかるものを置いていきましょうか?」
すると、そんなこといい、という。
それで、さっさとお店を出て宿泊場所へ向かい、お財布を持ってまた戻る。
900円なんだけど、ゴハン少な目にしたら850円だった。
「ほんとにすみませんでした。ありがとうございます」
と支払う。何かお土産に渡せるようなものがあったらいいのに、手ぶらだ。
「ちょっと、待って」
と女性がガサゴソ。
キャラメルを3つ出して、
「帰りにどうぞ」
と。10分、15分の距離で大したことないのに。
なんだか白馬の人の温かさを感じた。

生姜焼き定食、汁物としてミニラーメン(!) いただいたキャラメル(💕)


20240827 Tue.

朝早く目が覚める。6時台から電車が走っている。

糸魚川へ向かう列車
これだと早すぎる


7:30発、大糸線の代行バスで白馬から糸魚川へ
鉄道の線路にほぼ沿って山間地を進む大型観光バス。

ちなみに乗車券は、鉄道の乗車券だ。
前日に買っておいてよいか尋ねたら、駅員さんにとっては当然なのだろうけれど ”距離が短いので当日券扱いですからその日に買ってください”と説明を受けた。なるほど。

列車の代行バスなので各駅に停車する。途中、線路に沿った道路を通ることが多いが、線路から離れることもある。

左上から右へ(1-3)、左下から右へ(4-6)
(1) 南小谷駅 (2) 線路がすぐ脇に (3) 橋があったり (4) 石がゴロゴロある川を横切ったり
(5) 工事の対面交互通行のため、待ち時間5分! 長いトンネルだった
(6) 急に姫川の河原が広がった まもなく糸魚川、そしてすぐ海。


姫川が広くなったところから一気に糸魚川、日本海へ開ける。

4時間ここで時間を埋める。
駅に荷物を預け、海の方へ行ってみた。

駅前の住宅や商業施設が並ぶ区画にて

・歌詞を作った相馬御風さん 住んでいた場所を公開している。
  あまり見に来る人はいないのだろうけれど、丁寧に見ると、へ~こんな人なのかとわかる。
  早稲田大学の校歌を作詞、『春よ来い』作詞者でもある。


岩石
  海の展望台へ向けた道路脇に、標本のように並べられている。
  ヒスイが有名。ここで採れたヒスイで勾玉が作られた。ヒスイがあるだろうと、相馬御風が示唆したので発掘することになり実際に発見された。

糸静線の西側 〇億年前の古い地層、大陸からちぎれてここまで来た
糸静線の西側 〇億年前の古い地層、大陸からちぎれてここまで来た


糸静線の東側 新しい時代の堆積地層

・展望台からみた景色


糸魚川の火事
 日本海側のフェーン現象により大風で大火事が起きる話は昔地理の授業できいたことがあった。それが実際2016年12月22日、年末・クリスマス前、 お正月前、1日以上燃えて、ニュースを聞くだけでも悲惨な火事だった。
 失火したラーメン屋さん当人はもちろんのこと、地域全体が傷ついた。

 その跡地、いまは新しい建物が建っている。
 新しい街づくりをしているようでもある。
 ただ火元となったラーメン屋さん及び周囲は、広い駐車場になっている。

火事のあと、町を上げてさらなる防火、さらなる人々のつながりを大切にした営みがあった
(中) 全焼した酒造藏   (右) 長野まで塩を運ぶ道の起点が糸魚川

案内版や再開発のため、寄贈された場所に掲げられた施設案内をみて、火事のあとの取組みを知った。

海にでる直前、奴奈川ぬながわ姫の銅像がある場所で、写真を撮ろうと構えていたら、急に風向きが変わって噴水の水を全身に浴びてしまった。スマホも。

これはみそぎ

奴奈川姫の彫像脇にある、この説明版を撮っていたら、
急に風を受けて噴水の水がバシャ―っとかかった


13時集合。10分程前にいくと、すでに半分以上集まっているみたいだった。
マイクロバスに乗って移動。

これからの3日間
DAY1 糸魚川 奴奈川ぬながわ姫* フォッサマグナミュージアム+縄文遺跡、弁天岩(能雨白山神社) * 田端屋泊

DAY2 杉野沢薬師堂 妙高 苗名滝* 公明院(龍の天井絵を見せていただく)墓所*、戸隠火之御子社* 戸隠中社(小さな滝)* +竹細工 コーヒーフィルター 宿坊久山館泊

DAY3 戸隠神社奥社*、九頭竜社*、宿坊久山館の祈祷 
*祈祷
稚児の池、斜面へお祈り

自分ひとりでは行くこともないだろう、林の中の池や斜面で祈る
その地に祀られた神々に祈る

今晩の宿につくと
申込リスト順に部屋割りをして、4人部屋に入る。

どういう人が来ているのか、あまりよくわからない。
既知の人は、3人。主催者・先達・もうひとり鎌倉と熊野でご縁のあった女山伏。他にも女山伏さんが数人いるみたい。主催者のコミュニティの人、ほかに?

同室になった4人は、可愛らしい美人さん、男性っぽいサッパリしたかっこいい女性、小柄でおしゃれな女性。みんなバラバラな人達。だから話しやすかった。たまたま夕食も4人が近くで食べることになった。どんな仕事をしているか、などという話はなく、名前を確認する程度。だけど不思議と話しが続く。今日、ご祈祷したときの笛の話、稚児の池の話、途切れない。

20240828 Wed.

昨晩から泊っている旅館のごはんが美味しい、力が入っている。
朝一に近くの神社?とおぼしき薬師堂にいくときも、昨晩食べきれなかったおはぎの小さい方を食べた。えっと、胡麻ではなく、えごまのおはぎ。

朝ごはんには、ルバーブを使ったパイが一切れデザートについていた。これもラップに包んで今日のおやつだ。まだ昨晩の大きな餡子のおはぎがあるのに加えて。

バスで妙高へ向かう。
道路から15分くらい山の中の道を歩いて、苗名滝で祈祷、しばらくこの場にたゆたう。

(左) 苗名滝 (右) 公明院

バス移動して、戸隠神社中社の近くにある公明院へ。ここも不思議なところだった。天井の龍の絵が見事。明治天皇にゆかりのある方のお墓もある。

そして戸隠神社 中社、火之御子社を歩き、さらに宿まで徒歩。

中社は一本の長い階段の上に建っている
でもこれは奥社よりもやさしかった

夕飯まで時間があるので、昨晩同じ部屋だった人が持っていた竹のかごを作ったお店へ、一緒に行ってもらう。同じ部屋の3人と、竹籠の持ち主の塩づくり友達と。

店舗は、展示棚と作業場からなる

目当てのカゴはなかった。正確にいえば1つあったけれど、売約済だった
うーん、欲しいものがないなあと、もう一度、店内を見て回り見つけたものが、竹のコーヒーフィルター。あ、これ、どこかで読んで使ってみたいなと思ったものではないか?

店主に、欲しいカゴはなかったけれど、これくださいと伝えると、嬉しそうに応対してくれた。
ご自身も使っているそうで、確かに作業場兼お店の傍らにコーヒーポット、竹フィルタースタンドがあった。

私達3人がじっくり見まわしている間、最後に加わった塩づくり友達が、店主とお喋りしながら竹かご作りの話を沢山引出してくれていた。楽しそう。

>写真

塩づくりの友達は、竹籠、小槌を手に入れた。どちらも、すぐ使う予定があり、ずっとあればいいなと思っていたものだった。こういう出会いって、ほんとにハマるときにハマる。

店内にある魅力的な物を、これは? これは? と尋ねると、先々代が昭和30年代に作っていたもの、というものが多かった。そのなかで、直径20cmくらいのボウル状の竹籠、米研ぎや野菜洗い用の籠をこれから編むそうだ。しばらくあまり使われずにいたけれど、最近需要があるらしいと、店主が作る気になったようだ。作る気にならないと、作ってくれない。

そういえば、私が小さいときにも、家にあったけれど、昭和40年代後半か50年代に、竹が傷んで壊れて捨ててしまった。プラスティックやステンレスのザルが主流だけれど、あの竹細工は風情がある。そのまま卓に載せても様になるし。また使ってみたいな。

まずはコーヒーフィルターをかえって使ってみよう。


宿坊
今晩もお腹一杯

ここはお蕎麦が最後に出てきた。普通のザル一人前と同じ分量が、沢山のおかずの後に出てくる。わー、食べきれないと思いつつ、このために打ってくれたそば、戸隠そばだと思うと、食べないわけにいかない。

かなり満腹になり、お互いあまり知らない人同士で会話を紡ぐ余力もなくなってきて、食べ終わったら退席。

風呂場の蛇口が2つしか使えないそうで、20数人いるので、食事が終わったら急いで順番にお風呂へ入った。先達はみんなのテーブルを回ってお喋りしたそうで、私達はそれを逃してしまったなぁ。

部屋割りの際、最初のほうに部屋に入ったため、6人部屋の奥のベッド2つに入った。手前からみると4つ布団が敷いてあって、奥にベッドがあると気付かないことに最初に気づいてしまった。そのとき昨晩同じ部屋だった人と2人でいたので、そして、彼女は社交的だったので、自然と彼女が4人布団、私が2人ベッドとなった。

でもこの部屋にトイレがあったりして、ちょっと贅沢っぽい場所だった。申し訳なし。

20数人いて、10数人は4人とか3人とか部屋に入るが、半分くらいのひとは広間に人数分並べた布団で寝る。修学旅行みたいだ。それも楽しそうだが、みんなと程よく喋る自信がなく、ひきこもったベッドに安心もしている。

明日朝は早いので、11時にはたぶん寝ていた。

20240829 Thu.

朝5:30出発して、戸隠神社奥宮へ。
ほとんど人がいない杉並木の参道を歩く気持ちよさよ。

奥宮の本殿と、九頭竜でお参りした。

戸隠神社 奥宮への参道、山門、九頭竜社

個人でお詣りした方とすれ違い、1グループが私達の先を歩いていた。

帰りは、トレイルランナーのような7-8人のグループとすれ違った。

奥社の鳥居を出たら、とたんにポツポツと雨が降ってきた。
台風を気にしながらのこのリトリート、結局は傘をさすことなかった。きっとリトリート終了後、先達が出発したら雨が降るのだろうと予想していたが、このタイミングか、朝のお詣りが終わったタイミング。

朝ごはん。

ここ、宿坊は久山館、もともとお寺なのか、由来するご祈祷をしていただく。祈祷が2つほど、録音したいくらいだった。ありきたりではなく、海の話など、この世界の成り立ちも含まれているようだった。


宿坊で解散後、1時間後のバスまであたりを散策した。コーヒーでも飲もうかと目指したお店は土日営業のみだった。振られて、バス停近くまで戻ったら、一緒だったメンバーに会い、その人達と別なカフェを目指した。だけどそこも臨時休業。結局、あたりを散策して、宿に戻りお手洗いを借りるなどして15分程過ごし、そのうちに、またわらわらと人が集まってきた。
長野駅まで10数人でアルピコバスに乗り移動。関西組、関東組、ほぼ半分。そこでお別れして、私はスタバで一息ついて、そういえば、と、湿布を駅ビルで購入。目指す新幹線の時間に改札に入ったら、あれ?ない。見間違いなのか、運航日が限られているのか。よくわからないが、もう一度改札を出してもらい、観光案内所に座って、パンフレットを見た。戸隠の古道や、古谷村など、ここは散策しがいがある。


ここでもまた、自ら馴染まないという疎外感。
女性同士の話が苦手というか。
ここでは元々知り合いか、関西ののり、関東のひとがそれぞれ、混じったり、離れたりしながら何となく仲良しになっている。

私も最初の部屋で4人居心地よく一緒に夕飯や朝ごはんを食べたりしたのだけれど、道中歩きながらは割と一人だった。ちょこちょこ誰かと話すにしても短く終わってしまう。ずっと一緒にいるだけの話が続かない、盛り上がらない。

2日目に2回、同じように右足を滑らして尻もちをついた。二度目のとき、山伏の先達から
「おまえ、目立とうとしてそんなことやってんじゃないのか?」
と即座に声が飛んできた。
「あれ~、バレました? 同じふうにころんじゃいました」

そう返したものの、
ほんとに、右足が前に滑っていき、尻もちをついたのだ。
1回目は、滝の手前の岩場。滑りやすい岩の上を歩いていたときだから、まぁ致し方ない。
2度目は、山道から神社へ向かう下り坂。もう少しで神社前の敷地に入るところで、ホッとしたのと、急がなきゃ、という気持ちで足を滑らせたのだと思う。
(3年前に屋久島で同じように尻もちをついて、左手首を骨折した)

よくやるパターンなんだよね。

でも先達が言うことも、当たらずとも遠からずなのだろうか。
写真にもあまり写らず、端っこで存在感なく参加している。だから目立たないのだが、時々変な存在感を発してしまうみたいだ。


長野駅までアルピコ交通の路線バスに10数人が一緒にのり、時々お喋りしながら、大きな荷物を協力して面倒見ながら約1時間。近くにいた関西チームの人達は、お喋りが盛んで楽しげだった。おかげで時々私も参加させてもらった。

彼らは何があっても笑いのネタになっている。本気で怒っている人の怒りも笑いのネタになる。

そこに時々、ただ乗りして(ネタを提供するわけでなく)面白がらせてもらった。

何かそこに馴染むか、ネタ提供するようなことができたらいいんだろうな~

長野駅についたら、みんなと別な新幹線になるよう、1時間ずらして帰ることに。
14時半頃の新幹線、17時過ぎには帰宅し、大雨が降り始める前でラッキーだった。

1週間の旅が終わった。

20240830 Fri.

49歳、人間として脳の完成だと黒川伊保子さんがラジオで話している。
目的志向が強くなる、問題点が良く見える、キーっとなる 女性はテストステロンが相対的に高くなる 男性はそのぶん方向性が見えなくなる気がするので変化期と思うとよい。

ふーん。
そっか、そっか、と周囲の話をきいて、時々ユーモアでまぜっかえしたり応対すると好々爺、好々婆(こんな言葉はない)になるのかな。


夕方になって、台風が熱帯低気圧に名前を変えた、らしい。
とにかく一日中、雨の行方が気になる日。強くなったり弱まったりして、結局洗濯物は外に出せなかったけれど、昨日までの汗臭いものを片付けようと、洗濯だけはした。

読みかけの本を読んだり、出費をアプリに入力したり、ステイホーム。


ああ、もし定年まで働いていたとしたら、今日が最終日だったんだ、とふと思う。今日は8月最後の平日

あのまま働き続けていたら、どんな感じだっただろう?
イライラしたり、自分を押さえつけたり小さくなったり、ストレス太りしたりしていたかなぁ。病気になっただろうか。幸せな仕事をしている様子がなかなか思い浮かばない。

5年前もすでに退職イベントは、昔ほど皆の関心を引くことでなくあっさりしていた。コロナ後、さらにあっさりしているのだろう。人望や人気のある人ならば送別会が沢山行われるだろうけれど。

仕事を辞めて、ここまでの4年11ヵ月、この間の日々は私にとってどうだっただろうか?

毎日が地味な日々だけれど、仕事をしていたら出来なかった経験ばかりだ。


丁度読んでいた小説『ラブカは静かに弓を持つ』
ここでは、トラウマから対人関係において自分から壁を作ってしまう主人公の話だった。
私も似ているのだろうか。戸隠でも顕著だったけれど、人の輪に入りにくい。自然と一人になってしまう。

長い時間、人といると一人の時間が必要になる。

人といると、そのことが気になり、自らの感覚をしっかり認識できなくなる

先達は、そんな私を扱いにくいのだろう。
昨年の熊野と同じように、解散前の恒例のハグでは私と一番最初にハグした。あっさり。その後はみんながどんどん熱いハグと会話になる。

前回、熊野のとき、どうして最初にしてくれたんだろ? 存在を見ていてくれてるってことかと思った。今回は、それはそれでその通りなのだけれど、あっさり最初に片付ける存在でもあるのだなと感じた。

先達にとって、町のおしゃべりお婆さんたちが学びの対象だったという。そこにハマらない私は、よくわからない存在なのかもしれない。

それでも先達の法螺貝をきいたり、一緒についていくことで個人では行けなさそうな場所へ行けることが、今の私には嬉しいことだ。これが一番なのだ。

昨日来、皆さんがグループでシェアする写真も、私が写っているものは殆どない。集合写真だけ、といっても過言ではない感じ。大きく写っているものがあったので、クリックしてみたら、中央にいる私だけボケて(ブレて)いて、周囲の人はクリアだった。私が動いた瞬間の写真みたい。シェアしてくれた人は、私の写真がないから無理してシェアしてくれたのかなぁ、いや近景をぼかし遠景を見せる技でしょ、などと無用なことも思う。

どうも対人関係が依然として私の大きな問題だ。

社会や大勢とのつながりはその先にあるもの。
私はいつまでたっても、その域には達せないで死を迎えるのかもしれない。
(でも私の出生時の星配置はそうではないのだが)

いや、最近は、ひとりで掘っていくタイプの人が、大勢に影響を及ぼすこともある。決めつけるでない。

そして大勢に影響を及ぼすことが尊いというわけでもない。

・・・

なんか、この辺の現実と、自己理解と、希望と、さまざまに不一致な状態みたいだ。一体何を望んでいるのか?


たまたま聞いた養老孟子の講演が、河合隼雄追悼の意味で、養老先生ご自身のお父様を亡くした体験についてだった。自分自身のなかで、別れを告げることで、その人の死を受け入れる。そんなプロセスがある。


宮益坂で倒木。
どうしたのだろう、突風というコメントもあるが、それ以前に木が弱っていたはず。折れた部分を写真に撮ったら何かわかるだろうか?

宮益坂のケヤキ並木は残してほしい。なくさないでほしい。

20240831 Sat.

今日もお天気は不安定。
だけど18時からサントリーホールでコンサートがある。

少し早めに行って、スタバで本を読みながら涼んでいこう。
定期会員になっている人から譲ってもらったチケットなので、周囲にその人の知り合いもいるだろう。変な人だと思われないように、ギリギリに入らないように、気を付けたいと思った。

コンサートは、とても充実していたし、集中して聴けた。
こちらへ記載してみました。

時折、台風の余波の土砂降りがあり、その合間をぬって。
コンサート前は雨に会わず、コンサート後は雨上がりだったので、ラッキー。家まであと5分というところで、ざーっと降ってきたけど傘もあるし大丈夫。

そういえば、リトリートの終わり、戸隠神社奥社の鳥居を出たところで、ポツポツと振り始めたことを思い出した。

30分お時間がありましたら、良かったら聴いてみて、と友人知人におススメのプーランク作曲「グローリア」(全6曲)

①なかなかよき演奏 
奏者アップがあり、視覚的にもわかりやすい 2019年録音

②名演
小澤征爾、ボストン響、キャスリーンバトル、タングルウッド祝祭合唱団 1989年演奏



読んでくださり、ありがとうございます。
ほんとに暑い夏でした。

知らず知らずに夏バテは溜まり、後から身体に出てくるといいます。
いつもより多めに、ホッとする時間を味わい、
お風呂やストレッチで身体を休めるメンテナンスの時期です。
これから梨、栗と秋の果物も味わいましょう。
秋が楽しみになってきました。

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