オランダで車両放火が増加
2019-05-15
保険業者組合(Verbond van Verzekeraars)によれば、車両への放火事件が急増しているという。2014年に受けたクレーム数は3000件だったのが、2018年には45%増加し4359件となっている。ユトレヒト州、フローニンゲン州、ゼーラント州での増加が目立っている。人口に対する車両放火数の多い州はオーファーアイゼル州で2900人に対し1件という割合だ。
この増加の背景は明らかではないが、保険業界は若者の間で放火魔を真似する者が増えているのではと見ている。証拠は燃えてしまっているので犯人を捕らえるのは困難を極める。さらに防止も難しい。
実際に放火される車両の数は上記保険業界が発表しているものより多いとみられる。放火などの被害に対する保険をかけている車は70%のみで、30%の車両は基本保険のみ。これらの車が炎上しても保険のクレームはできない。
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