円盤・大好きな計算尺が使えなくなった
老眼になったので見えないんですよね、細かい線や数字が。
むかしラリーをしていたのですが、掛け算割り算が電卓よりも圧倒的スピートで処理できるんですよ。細かな速度に補正率(タイヤの摩耗具合やギア比など)を掛けて割って、時速を秒速に変換しながら、移動距離を瞬時に計算可能。車が揺れていても押し間違えない。
ニックネームは円盤。
慣れると片手で回せるんです。指示速度が変わったときに廻すのですが車がジャンプしている状態でも正確に回転させないといけないので片手のほうが正確にまわせるんです。
計算尺、便利な道具なのですが最近使わなくなりましたね。残念なことです。使うにはちょっと頭が必要なのですが、コツを掴めばすごく簡単。
そろばんは足し算が得意ですが、計算尺は掛け算が得意。微分積分の計算には電卓よりも優れているのではないかと思う。今思えば、そもそもラリーの指示速度どおりに走るというのは積分計算ですね。当時はそんなことを考えもしませんでしたが。
大人になって(笑)ラリーをやめて飛行機に乗るようになったのですが、そこでも風の影響を考慮した航路の計算とか計算尺でのやり方が主流でした。
いまのように「ナビ」ってのがなかったんですよね。
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