図形で理解させるリーディング指導
英語教員の中で「日本語訳を生徒にわたしますか?」って話題がよく出ます。
でも渡しちゃうと自分で考えない。
これって、おそらく「わからない」って言われるのが怖くてやっちゃうんだと思うんですよ。
もし何らかの方法で「わかった!」と自信を持たせられるなら、訳を渡さなくてすむはずですよね。
山田は
・日本語訳せずに理解させるため
・クラスター(チャンク)で区切るスラッシュリーディングから更に一歩先に進み
・クラスターに関連性や意味をもたせる『図形分析法』
をやってます。
オススメです。
一例を上げると、
……………………………………
be動詞には =
知覚動詞には ≒
一般動詞には V(その手前までが主語だとわかる)
前置詞の前に /(スラッシュを入れることで目的語の終わりがわかる)
to には →
fromには ←
and には &(そして、その前後にある名詞×2、または動詞×2、または文×2を探させる)
but には ←→
thanには >
肩書を挿入する「,」には =
……………………………………
を描かせます。
また、
~ly, sometimes のような文中の副詞には (ブラケット) をつけることで主語が浮き出るようにし、
today, here のような文末の時間や場所にも (ブラケット) をつけることで目的語の終わりも明確になります。前置詞のないクラスターはスラッシュをいれるきっかけがないため(ブラケット)で対応するということですね。
※(ブラケット)は、正確には round bracket /丸括弧です。↑
全部スラッシュで区切るより、意味合いが図形から理解できるので、あとは単語の意味さえわかっていれば読解できます。
もし単語を充分に習得してなくても "ate and walked"って文面を見たときに「"ate"って動詞と"歩いた"って動詞とが、&で繋がれてるんでしょ」「じゃあ、ateも何かの過去形かな」みたいに、文構造だけは理解できる状態を作れます。
『テキスト図形分析法』、オススメです。
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