『ポートフォリオ式ラウンドシステム』
私の英語指導は
『ポートフォリオ式ラウンドシステム』
を採用してます。令和の最新指導法としてリアルタイムで提唱中で、学会でも発表してます。
・ポートフォリオ=自由進度学習のための進捗管理シート
・ラウンドシステム=実際は5ラウンドの変形
学期ごとぷちラウンドではなく短時差ラウンド制で、以下の9ラウンドをスプレッドシート(ポートフォリオ)で進捗管理してます。
1.単語テスト(予習なし。意味や覚え方はその場で伝えるが点取りたい人は勝手に予習している)
2.発音テスト(ALTのいるときに)
3.速読トレーニング(スキミング&スキャニング)
4.熟読トレーニング(図形分析式で)
5.暗唱(初期は全文。徐々に要点に絞って)
6.英会話(発表としてなので準備OK。さらに場面を絞って)
7.英作文(準備OK。6と連動。先に作文する場合も)
8.英会話(やり取りとしてなのでアドリブ。リアクションの訓練は別途行う)
9.英作文(状況に応じて書く)
これ以外に
・たったこれだけ英文法(非売品)
・YEシート
などを活用中です。
用語に関する注意点ですが、
・『ポートフォリオ』は本来、英作文など点数化できない活動記録も含めたものなので、タスクリストのクリア(点数)だけではないことは押さえておくべき。
・『ラウンドシステム』は本家が教科書を年間5周するので5ラウンドと言われてますが、がちサロンではプチラウンドの方が多いです。また私の採用する『短時差ラウンドシステム』は、授業のコマごとに少しずつ各ラウンドをずらして入れていくことで、短期記憶のあるうちに再びそのページの内容に触れるやり方です。先に該当学年の全文法を教えたりもします。
・いったん教科書をある程度先まで教えきってしまうという視点は、隂山英男先生の『集中速習』とも共通しています。