朗報あるいは嬉しい悲報(英検IBAのスコアが良すぎて高校の内容を教える必要がある件)
英検IBAを形成評価に使っていますが、
中2の半数が中学卒業レベルと判定されました。
中1の上位4分の1も中学卒業レベルと判定されました。
これまでも学年を超えた先取り学習や復習は行ってましたが、とうとう校種を超えて先取り学習を行う必要性が出てきました。
中1の生徒に「高1の英語に挑戦しましょう」と呼びかけながら、喜びと緊張感に震えています。
学校・学級という箱の中で、どこまで上下に幅広い自由進度学習を成立させられるか。
嬉しい悲鳴を上げながら、AIに英作文問題や長文を大量生産させてます。
ファストラーナーが飽きず、かつ、スローラーナーでもついてこれる授業。
ポイントだけをかいつまんでテンポよく進めないと、この両者を惹きつけることはできません。
そういえば隂山メソッドでも、1コマで8コマ想定の授業を終わらせて全体を俯瞰させてから細部の訓練に入る集中速習が推奨されてます。
高速の暗唱や英作文訓練。
軸となる単語や文法は、くどくど言う前に丸暗記したほうが速いし、スローラーナーほど、まず暗記に全集中させたほうが次に繋がる。
中3までの全文法の高速暗唱や高速英作文を開始しました。
そういえば隂山メソッドでは、小学生に論語を暗唱させてたっけ。
隂山メソッドは小学校ではじまりました。
山田は中学校英語ですが、結局同じ手法で指導をしていたなぁ、と。
高い密度で学力をつけようとすると、結局同じアプローチになるのかもしれません。
デジタル百ますでは、これまで90秒きったら優秀(脳が活性化する)とされてましたが、30秒を切る児童が出現したことで、いままでいかにインターフェイスに学力が規定されていたかが明らかになってきました。
タイピング英語では、WPM125(1分間に125単語=0.09秒に1アルファベット)の生徒が出現しました。外国人の平均速度が40WPMです。この速度でさえ脳の限界ではなく、指の限界なだけで、脳はもっと高速に処理してると思われます(ていうかタイピングしながら雑談してます)。
紙に書くテストはもとより、CBTでさえ生徒の本当の学力は測りきれていなかったんだなと実感する今日このごろです。