“イノベーター理論”で見つける、あなたらしい挑戦のタイミング
こんにちは、わたしは株式会社PORTEARTHのライター、明山(あきやま)と申します!
今日は、あなたに“イノベーター理論”という考え方を通じて、「新しいモノやサービスが普及していく流れ」について少し考えてみてほしいんです。
「これって、わたしに関係あるの?」と思うかもしれません。でも、たとえば新しいスマホの機種を買うタイミングや、話題のSNSを始めた時期を振り返るだけでも、自分がどのタイプか、なんとなく見えてくるかもしれませんよ。
1.イノベーター理論とは?
イノベーター理論によると、世の中の消費者は5つのタイプに分けられるといわれています。どうでしょう、あなたはどこに当てはまりそうですか?
イノベーター(2.5%)
新しいモノが大好き。まだ誰も試していない段階から積極的に飛び込むタイプ。
たとえば、発売日に最新ゲーム機を買いに行く“並ばずにはいられない人”。
アーリーアダプター(13.5%)
新しい情報に敏感で、「これ、いいかも」と思ったら早めに取り入れるタイプ。
周りの友人から「これって実際どうなの?」と相談される“インフルエンサー的”存在でもあります。
アーリーマジョリティ(34.0%)
世間の評判や口コミをチェックして、安心できたら取り入れるタイプ。
スマホのレビューや、使っている知人の意見をじっくり調べてから機種変更する感じ、ありませんか?
レイトマジョリティ(34.0%)
周囲で「当たり前」に使われ始めてから、ようやく重い腰を上げるタイプ。
友達に「まだそれ使ってるの?」と言われてから初めて検討し始めるイメージです。
ラガード(16.0%)
最後まで変化に慎重で、「現状で困っていないし、わざわざ新しいモノを導入する必要はない」と思うタイプ。
「ガラケーが一番使いやすいから」とこだわり続ける人、もしかするとあなたのまわりにもいませんか?
2.「16%の普及率」が分岐点―キャズムとは?
イノベーター(2.5%)とアーリーアダプター(13.5%)を合わせた 16% が普及の分岐点だと言われます。ここを越えるかどうかで、世の中に広く浸透していくか、大きく拡大せずに終わるかが決まることも多いんですね。
「キャズム(越えなければならない溝)」と呼ばれるこの壁をどう乗り越えるかが、新しいサービスや商品の運命を左右します。
たとえば、あなたが「これからフリーランスとして新しいサービスを打ち出したい」「商品開発に関わりたい」と思うなら、この“最初の16%”をつかむ戦略がとても大事。ちょっとした工夫が“ブーム”を巻き起こすきっかけになるかもしれません。
3.5つのタイプを身近な例で考えてみる
たとえば新しいメッセージアプリが登場したとき――
イノベーター: 「面白そう! まずは試してみる」
アーリーアダプター: 「SNSで話題になってるし、インストールしようかな。友達にもシェアしておこう」
アーリーマジョリティ: 「友達や同僚の評判がいいし、そろそろ乗り換えてもいいかも」
レイトマジョリティ: 「みんなが使うなら仕方ない、会社の連絡もそれでやるって聞いたし…」
ラガード: 「今のアプリで困ってないし、そのままでいいよ」
あなたはどのタイミングで使い始めるタイプでしょう? ちょっと思い返してみると、意外とそのプロセスが自分の日常に根付いていることに気づくかもしれません。
4.あなたにとっての“イノベーション”とは?
イノベーター理論は、ただのマーケティング用語ではありません。
新しいスキルを習得するタイミング
転職や独立、副業を始めるきっかけ
最新のガジェットやサービスとの付き合い方
人生のさまざまな選択に当てはめて考えることができます。
「情報収集は大好きだけど、周りの反応も気になる……」というあなたは、もしかするとアーリーマジョリティかもしれません。逆に、「使えないかどうか、まずは触ってみたい!」というあなたはイノベーター気質かもしれません。
まとめ
イノベーター理論は、商品やサービスの普及プロセスをわかりやすく整理するだけでなく、わたしたち自身の「行動のパターン」を知るヒントにもなります。あなたは新しいモノ・コトに対して、どんなスタンスで向き合っているでしょうか? そして、そのスタンスをどう活かせるでしょうか?
もし「新しい挑戦がしたい」「自分の得意分野や性格をもっと活かしてみたい」と思うなら、ぜひわたしに声をかけてみてください。一緒に、あなたらしい挑戦のタイミングを探っていきましょう。
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