【レポート】ポータル1「ヤング≒アダルト」
6月1日(土)に記念すべき(?)1回目のポータルが開催されました。
テーマ映画はジェイソン・ライトマン監督、シャーリーズ・セロン主演の「ヤング≒アダルト」。
この映画についてとことん語り合います。
※「ヤング≒アダルト」の見どころ紹介はこちらの記事をご参照ください
その1 その2
場所は高円寺にある映画バー・BIG FISHさん。映画好きにはたまらないお店です(近くにお立ち寄りの際はぜひ!)。
なんと今回は、劇中に出てくる「大人のサイダー」ことシードルを用意してくださいました!
当日は12人の参加者がバーカウンターにずらりと並び、ドリンクが揃ったところで乾杯。イベント開始です。
【自己紹介タイム】
まずは一人ずつ順番に自己紹介。お名前と好きな映画や監督などを話した後、「ヤング≒アダルト」の感想を発表していただきました。
そこで出たのが以下のようなお話です。
・とにかく主人公メイビスが強烈。痛々しくて見るのがつらかった……
・観る人によって登場人物の「良い」「悪い」が変わる不思議な映画
・「大人になる」ということの意味を考えさせられた
・面白かったけど、素直に絶賛できない自分がいる
などなど賛否両論。全員が文句なしで「傑作!」とならない、この映画らしい感想が並びました。
【メイビスについて】
自己紹介が済んだところで、個別のトークテーマに沿って話を進めます。
まずはこの映画の最凶主人公・メイビスについて。
彼女に共感できるかどうかを尋ねると、意外な結果が。
・共感できる=女性全員
・共感できない=男性全員
そこで女性参加者の方にお話を聞きました。
もちろん彼女がしたことは酷いし全面肯定はできないけど、どこかしら理解できる部分がある
とのこと。
かたや男性陣は「あんな女はNO!」でした。
性別によって主人公の印象がぱっくり分かれたのも面白いところです。
また、とある参加者の方が劇中のセリフから引用した「サイコティック・プロムクイーン・ビッチ」という称号(?)も印象的でした……!
【マット、バディ、犬のドルチェについて】
それからはメイビスの同級生でオタクのマット、元カレ・バディ(とその妻)といったサブキャラクターたちについてああだ、こうだと話し合いました。
そんな中、けっこう盛り上がったのがメイビスの飼い犬・ドルチェの話題。ある参加者の方から「この映画に犬を出した理由は何?」という疑問が出たことがきっかけでトークテーマにしました。確かに、犬がいなくても成立する話ではありますからね。
ある人からは「ドルチェはメイビスにとって子供の代わりなのでは?」という意見が出ました。なるほど。
しかし例えそうだとしても、確か冒頭でメイビスは、ベランダに犬を閉じ込めてWiiをやっていたような……。さらに後半では、長い間犬をホテルの部屋に置きっぱなしにしていましたね。
「その間のドルチェが心配!」ということで、ワイプでドルチェの様子が表示される特典映像を希望する意見も出ました(笑)。
【その他のトークテーマ】
一通り「ヤング≒アダルト」について語り終わった後は、参加者の方から挙がったトークテーマ「共感できる映画」「泣ける映画」などについて、ゆるく話しました。
その時に話題になった作品は以下のような感じです。
・ワンダー 君は太陽
・髪結いの亭主
・ショーガール
・さんかく
・アベンジャーズ/エンドゲーム
・愛がなんだ
・トイ・ストーリー3
・ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
・陽のあたる場所
そんなこんなで2時間があっという間に過ぎ、無事に最初のポータルが終了しました。
【2次会以降】
それからは高円寺を飛び出して、参加メンバーで新宿に映画を観に行きました。鑑賞したのは前日に公開が始まった「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」です。
IMAXで怪獣祭りを堪能した後、新宿の居酒屋での3次会、4次会、そしてBIG FISHに戻っての5次会と、長い夜が更けていきました。
参加された皆様、ありがとうございました!