Gadget_002 GFX100 4K VIDEO
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ガジェット担当のShutoです。
第2回目は、FUJIFILMのGFX100の4K VIDEOのレビューをしていきたいと思います。ラージフォーマットのセンサーを使った4Kビデオはどのような画質で質感なのか?楽しみですね。
設定は、4K/29.97P/400Mbps/H265/ALL-Intra/ETERNA/4:2:0 10bit/で撮影しています。一応、内部収録では一番良いフォーマットで収録です。では、早速ですが、今回収録したものを見ていきましょう!
いかがでしょうか? GFX100はどちらかというと写真向きのカメラですが、ラージフォーマットを使用した独特の空気感が動画にも表れていると思います。
引き続き、2020年8月31日に、Ninja Vの最新ファームウェアAtomOS10.53がリリースされ、12bit ProResRAW で4Kを収録できるようになりましたので、少しテスト撮影をしました。
結果は...
FUJIFILM GFX100 SD - 4K/H265(HEVC)/4:2:0/10bit
Ninja V - 4K/ProRes422HQ/4:2:2/10bit
Ninja V - 4K/ProResRAWHQ/12bit
H265は4:2:0なので、背景のボケの範囲にノイズが多少あり、ProRes422HQは4:2:2の分、ノイズが少ないですね。ProResRAWHQは解像度が凄いです。ただ、ノイズ処理を全くしていないRAWデータですので、ノイズが凄かったです。今回はRed GiantのMAGIC BULLET DENOISER IIIを使ってノイズを減らしていますが、データが重いですし、使うタイミングが難しそうですね。
ってか違いはあるけど、大きく違わない。なのでスタジオ以外の撮影ではH265で良いと思いますw
ちなみに、4:2:0とか4:2:2というのは、動画だとデータが重くなりすぎるので、軽くするためにRGBをYUVに変換するのですが、4:4:4は解像度を落とさないで変換した時の数字、UVの水平方向を半分間引いたものを4:2:2、水平と垂直の両方を半分間引いたものを4:2:0と言っています。
10bitとか12bitというbitは「1ピクセルあたりのデータ量(色深度)」の事で、8bitはRGB各「256階調」で、約1670万色、10bitでは各「1024階調」、で約10億7000万色、12bitは各「4096階調」となるので、約687億2000万色
というふうに、1bitの違いは大きな差になります。
以上、GFX100の4KVIDEOのレビューと、Ninja Vを使ったProResRAWの検証でした。
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