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タイヤの空気圧モニターで、遠方へのドライブを快適にする方法

自分でタイヤに空気なんか入れたことすらなかった

車を運転する上で、タイヤは重要だ。
タイヤがすり減っていれば、スリップやバーストして事故に繋がるし、
雪道もスタッドレスタイヤ(雪道走る用のタイヤ)に変えるだけで、
車が滑りにくくなる。

ごく当たり前のことを上に書いたが、
このようにタイヤは車と地面の接触点になるので、
安全性や走行性にかなりの割合で関わってくる。

ただ、車に乗らない人にとってタイヤは、車検のときに交換するくらいのものだ。
実際空冷ポルシェを買うまでの私もそうで、全く点検などしていなかった。
どんな体たらくかというと、

・空気をガソリンスタンドで1人で入れたことがない
・タイヤは車検の時に指摘されて交換するだけ(銘柄お任せ)
・スタンドで「タイヤの空気すごい抜けてますよ」と指摘される

というように、思い返すと非常に酷いレベルだと思う。
この一番の原因は「タイヤの空気圧が可視化されていない」ということだと思う。
空冷ポルシェのような車は、よくもわるくも運転している路面の感覚をダイレクトに返してくる。首都高のジョイント部分を越えるたびにそれを感じるので、タイヤの空気圧が入りすぎていると跳ねる感覚があるし、少ないと吸収されて力が伝わらない感覚を感じる。
大袈裟でなく、タイヤの空気圧が運転の快適性に影響を与えるのを感じるので、
しっかりとタイヤの空気圧を常に可視化したいと考えた。

そんなことを考えていた時にふとTwitterで目に入ったのがこの商品
TPMS タイヤ空気圧監視システム。
この機材は、常に4つのタイヤの空気圧を計測して、
モニターに表示してくれる。
最新の車はどうか知らないが、30年前の911に空気圧を常に表示してくれるような機能はないので、こんな機械はかなり大事なのではと思う。
ということで、これを取り付けるまでと感想をまとめる。

①商品を注文する

TPMS タイヤ空気圧監視システムはAmazonで¥3,500くらいで購入した。
商品の内容はモニターとバルブ4つ(各タイヤに取り付ける)

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仕組みとしては、
タイヤ空気圧のバルブを取り付ける箇所に専用の機材を取り付け、
社内のフロントガラス上部のミラー近くに取り付ける。

②商品を取り付ける

実際に取り付けている最中のイメージはこんな感じ。
既存のバルブを外した後にスペーサーを入れて、
そのうえに専用の機材を取り付ける。
取り付ける要領は普通のバルブを回すのと同じ。

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車内の方ではBluetooth?で4つの機材とモニターの接続確認をする。
ここらへんは説明書読めばわかるはずなので割愛。

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実際に装着が完了するとこんなかんじに空気圧が見れる。

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③感想

上の画像を見てお分かりの通り、
むかって上側の数字がフロントタイヤ、下側がリア。
左が左、右が右と、ユーザーにとって直感的にわかるUIになっていて、
個人的にはこのデザインとても気に入っている。
黄色い数字が温度で、白色が空気圧だ。

自分が乗っている911は個人の好みがあるものの、
一般的にはフロント2.0、リアが2.5が適正とされているため、
おおよそそれくらいの数値を入れている。
ただ、走りはじめとある程度走った状態では、
タイヤの温度が変わってその影響で空気圧も少し膨張する。
そのため常に適切な量を測るのは正直難しい。

また、実際にガソリンスタンドで2.1気圧いれたら、
モニター上は2.3で表示されるなど、
機材ごとによる差がどうしても生じてしまうため、
モニターの数字を絶対に信用できるというわけではない。
ただ、おおよその参考にはできるので、
サーキットで走る人並みに気を遣わない限りは全く問題ないと思う。

著しく減ったら「そろそろ入れなきゃな」という判断もできるし、
日々ドライブするには十分活躍してくれる。

以前の車に乗っていた時に、
全く空気が入っていないタイヤと適正量入っているのでは、
運転の感覚も全く異なることを知った。
いまの911でもそれは日々感じていることなので、
日々モニターで空気圧を可視化して、
快適なドライブを意識するのはとてもおすすめです。
初心者の私的にもかなり良いと感じた。

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