【白血病】消化器のGVHD

どーもこんにちは!
世は年末年始ムードでしょうが、むしろ普段より静かな病棟です。
12月29日~1月3日はがんセンターの外来も休診となり、先生方も当直制となり、順番に冬休みといったところです。
患者さんもそれに合わせ新たに受け付けないため、僕のいる4人部屋には僕含め2人しかおりません。

何はともあれ、今年このnoteを何となく始めて、少しでも僕の投稿を目にしていただいた皆様、本当にありがとうございます。来年も是非よろしくお願いします。

さて、病状の変化ですが、これまた大変なことがありました。
新たな(?)GVHDは消化器に訪れました。
厄介なやつですね。
何が厄介かって、ものを食べられないと退院ができない状況で、食べるために必要な機能を失っているんですね、僕の身体は。

前回の投稿から、口のヘルペスがフェンタニル(痛み止め)により和らいだこともあり、食事を再開しました。

ところが、久しぶりの食事だったこともあってか、重湯と澄まし汁を半分程度ずつ口にしただけで、その夜中、吐いて下痢も4度行きました。
その週は食事を止めて、様子を見ることに。

胃腸の状態がよくないのは明白だったものの、食べないと退院できないこともあり、食事再開の目処がたたないのは本当に辛いことで、精神的にもやられてきました。

先生のよく言う、「移植後の食事はトライ&エラー」を信じて頑張ってきてるのに、トライしてダメだったら次のトライは翌週?
ふざけんなよ、いつ帰れんだよ!?
そんな怒りが立ち込めないはずもなく、先生に相談しました。
その気持ちも汲んでくださったのか、その夜から1日一食で食事を出してもらえることとになりました。
今度は2割程度の重湯と汁にしましたが、2日目にして、胃がキリキリと痛み始めました。

頭で理解はしていても、納得できない。

彼女から、色々な人に相談してみるといいと聞き、栄養士さんと看護師さん、そして担当医と僕の4人で話し合う機会を作っていただきました。
そこでの栄養士さんの「今は食事リハビリをする前段階であると捉えてください。」という一言でスーっと心から納得することができ、心の問題は解決しました。
また同時に、「退院は今月は難しく、来月でしょう。」と言っていただいたことも、焦らずやっていこうと決心できた要因かもしれません。

そんなこんなで順々に、肛門からと口からと、消化器まるごとカメラを使って検査もし、GVHDでほぼ間違いなしとなりました。

現在は点滴のステロイドや飲み薬のグラセプターとまた別に、胃に直接効く液体の薬と、腸に直接効くカプセルを飲みながらの治療を行っております。

なんたってそれ以外は元気なので、リハビリのため歩いたりもしながら毎日を過ごしていたら、明日は大晦日。実感はありません。

早く帰りたいし、早く美味しいもの食べたい。
それは変わらないけど、今の治療期間が無駄になることだけは絶対にあってはならないと思うので、慎重に進めていければと思います。

それでは皆様、よいお年をー!

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