【白血病】通院型地固め療法継続中
どーもこんにちは!
お久しぶりですが、近況報告です。
ざっくりとした現状としては、前回の記事で紹介した通院型の地固め療法を継続することでがん細胞を抑え込みながら、移植に向けて未だ治る気配のない肝膿瘍を完治に近づけているという段階です。
今回は通院型の地固め療法について、あくまでも僕個人のケースとはなりますが、体調の変化など、どんな感じだったかをご紹介できればと思います。
この治療は1クールを4週間(28日)にて行います。この4週間の間ずっと内服の抗がん剤(ベネクレクスタ錠)を飲み続けますが、最初の1週間は毎日通院し、問診の後、腹部に皮下注射(ビダーザ)も打ちます。この皮下注射は1日2本打つのですが、例えば一日目に下腹部の左右に打ったとすると、翌日は上腹部の左右、次の日は下腹部の1日目より少し外側・・・といったように、少しずつ場所をずらして打っていきます。この注射がなかなか痛いんです。打つ瞬間もですが、打った後にじわじわと違和感が出てきて、痛みに続けて痒い感じが出てきます。腫れが治まるまではおおよそ10日程度かかるので、初週は日に日にその痛みが蓄積されていく感じです。
1クール目は高熱で通院できなくなったらどうしよう・・・等の不安がありましたが、実際にはそれほどでもなく、注射を伴う週でも夜には38度を越える熱と、それに伴う倦怠感などがありましたが、朝になれば37度前後に下がっており、家で安静にしていれば特別に苦しいものではありませんでした。
また、それ以外にも下痢や便秘、吐き気や嘔吐などが副作用としてあるとのことですが、(もしかすると別の原因かもしれないので)当てはまった可能性があるとすれば下痢くらいで、日常生活に問題があるようなことも特にありませんでした。
その間にことの発端となった親知らずの抜歯や、移植に際して必要な諸々の検査も進みました。また、僕の場合痔持ちだもので、移植に向けての強い抗がん剤治療や、移植後に骨髄に生着するまでの副作用となる下痢に伴い切れ痔等になると感染症のリスクが高まるとのことで、別の病院の肛門科を受診して薬をもらったりと、移植に向けての準備も進んでいます。
ただしかし、多発性肝膿瘍の数値は一向によくならず、このまま移植に進むのも恐いので、地固め療法を繰り返しながら、肝膿瘍がなんとかよくなれば・・・と、戦っています。とはいえ、このまま地固め療法を繰り返し続けるのも身体への負担が徐々に蓄積されていくとのことで、肝膿瘍との兼ね合いを見計らうことにはなるのですが、3クール目を目処として、移植に進みたいと考えています。
地固め療法中、実家から美味しそうなものをたくさん送ってくれたり、叔母さんからもお見舞いが届いたり、勤めている会社の会長夫婦からも立派な葡萄や日光の神社のお札、お見舞い金まで頂き、改めて支えてくれる周りの人々に感謝する日々です。
どうにか、肝膿瘍が少しでも良くなりますように・・・。
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