「熱海殺人事件」を初めて観劇したレポ&感想【前編】
こんにちは、雛田みかんと申します。またの名をぽろんです。
役者の端くれですが、これまで「熱海殺人事件」はおろかつかこうへい作品に全く触れたことがありませんでした。(不勉強)
今回はひょんなことから舞台を見てみたいな〜と思った役者さんが出演されるとのことで、有名な題材であることだしこれを機に触れてみよう、と観劇に至った次第です。
クソ長いレポ兼感想になりますが、よろしければお付き合いくださいませ。
あまりにも長くなりそうなので前後編に分けます。
前半では中盤までのストーリー展開と感想、日替わりネタのレポになります。
台詞の引用はこちらの「熱海殺人事件」から。
物語の展開や感想、考察に一部「ロンゲスト・スプリング」も参考にしています。
上演にあたり一部言い回しを変えている箇所もあるかと思われるので正確ではないことと、熱海初心者なので色々と間違っていてもご容赦ください。
感想や考察はあくまで私の主観になります。
(※ストーリーや演出のネタバレを多大に含みます)
私が観劇したのはこちら、2023年8月4日〜20日、紀伊國屋ホールにて上演中の「熱海殺人事件 バトルロイヤル50's」。
初回は8/6 昼公演を観劇しました。
チケットを事前に取っていたのは2回分だったのですが、おかわりして計4回観ることに。
まず初回の感想のみを書こうと思ったのですが、2〜4回目の感想およびレポも混在したものになります。
読みづらいかと思いますがご了承くださいませ。
初回の席は先行に申し込んだらまさかの2列目。
近さに慄く。
開演直前、「プシュー」という音とともにスモークが焚かれているのが緞帳の隙間からチラ見え。
へー、スモーク焚くんだ〜なんて思っているうちに、「白鳥の湖」が流れだし、暗転。
徐々に大きくなるBGM。
幕が開く。
そこには。
爆音で流れる白鳥の湖、
モウモウと白く煙るスモーク、
舞台中央でタキシード姿で帽子を目深に被り大口開けて何かをまくしたてる木村伝兵衛部長刑事(演:荒井敦史さん)。
BGM、爆音。
…!?!?
あまりの"圧"に、思わずポカン。
登場する熊田留吉刑事(演:高橋龍騎さん/三浦海里さん)、台詞を喋る時にはボリュームダウンするBGM、台詞の合間にはまた爆音。
トンデモない台詞量を早口でまくし立てるように、マイク無し(おそらく)で一番後ろの席まで届く声量でぶつけられる。
…!?!?
既に膨大な台詞量とスピード感に、振り落とされないように必死。
ところどころ聞き逃した!ってなりながらもなんとなく聞き取れるし意味が伝わるのがスゴイ。特に荒井さんの声量と滑舌。
熊田「木村伝兵衛部長刑事は!?」
木村「私ですが!?」脱いだ帽子を袖に鮮やかにシュート
熊田「お若いんですねぇ〜!!」
両手を広げて笑う木村。
←好きなポイント。
爆音に戻るBGM
(誇張じゃなく台詞は全て「!!」が付いて聞こえる)
木村「チャイコフスキーはお好きですか?」
熊田(高橋)「私はあいみょんが好きです!」
熊田(三浦)「私はYOASOBIが好きです!」
そんなこんなしてるうちに、婦人警官水野朋子(演:新内眞衣さん/佐々木ありささん)も登場。
木村「一言でどんな女かと言いますと、私の女です!」
な〜にを言っとるんだ。
どうやら事実らしく双方ノリノリ。
木村「君のその燃えるような女体を鎮めるのは容易いが〜」絡み合うな。体格差スゴイな。(過去のバージョンによっては乳を揉んでいたらしい。なんという…)
ボケ倒す二人に大声で突っ込む熊田のコントが繰り広げられる。
舞台は東京の捜査室。
熊田は富山から赴任してきた刑事で、出世のために富山にホステスの彼女・ユキエを残して東京に来たものの、彼女を捨てる踏ん切りがつかずにいる。
ちなみに三浦海里さんは自称・富山の目黒蓮、高橋龍騎さんは自称・富山の市原隼人とのこと。←市原隼人って言うよりチョコプラの松尾だよ!とは木村の突っ込み。
コントの中で事件の概要が説明される。
大山金太郎という19歳の工員が、熱海で山口アイ子という女工を締め殺した。
二人は九州の五島出身の幼馴染で、上京して5年ぶりにバッタリ再開し、翌日熱海で殺人事件が起きたという。
こ〜んなつまらない事件を捜査してなんになると、木村伝兵衛部長刑事は「俺好みの事件」に仕立て上げようというわけです。
そう、この演目、タイトルに「殺人事件」とありますがミステリー要素なんて皆無です。最初から犯人は分かってます。なんなら配役の時点で「犯人・大山金太郎」って書かれています。
では、なんなのか。
私はこの演目は「大山金太郎の本音・情念を2時間かけて暴き出す話」であり
「ただの容疑者でしかない大山金太郎を立派な犯人に成長させる話」だと思っています。
「動機なんて豚に食わせろ!」「俺動機持ってる犯人って嫌いなのよね」と木村は言っていましたが、その「動機」こそがこの話のキモだと思っています。
さて、話は戻りますが、水野は明日結婚すると。
10年もの間部下として働き愛人関係にありながらも、ついぞ「一歩踏み出せず」プロポーズしてくれなかった部長にキッパリと別れを告げ、静岡に嫁いでいくと。
そんな「一歩を踏み出せない」我々が(プロポーズできなかった木村、プロポーズさせられなかった水野、恋人を捨てられない熊田)、「一歩を踏み出して女の首を絞めることができた」大山金太郎を捜査すると。そんなバカな話があるか!と怒る木村。
〜中略〜
水野「部長、私行きます!」敬礼。
今日捜査する事件を最後に水野は退職します。
名残り惜しげな二人。
水野を抱き寄せる木村。
木村「水野君、愛とは安らぎのことではありません。何者にも負けぬ強い意志のことなのです。(中略)そして幸せとは、その手で勝ち取るものなのです!」
舞台中央で水野を抱き寄せる木村伝兵衛、正面を見据える。
鳴り響く爆音BGM。(南から来た用心棒)
背後のスクリーンに映し出される文字。
ナレーション。
「紀伊國屋ホール!つかこうへい復活祭!熱海殺人事件!!」(爆音)
か…
かっこええ〜〜〜〜〜!!
長い前振りから来るオープニング。一人一人キャスト紹介がされます。拍手。
ナレ「そして、犯人・大山金太郎は、いずこに!?」
木村「あそこにいるぞ!!」
客席中ほどを指差す木村。
振り向こうとした瞬間、
デデデンッ!(イントロ)
「君が愛の花 僕が恋の花 瞬間(とき)をとらえて揺れて〜♪」
!?!?!?
いました。
犯人・大山金太郎(演:多和田任益さん)。
ビビッドなオレンジのツナギに帽子に、グラサンかけてマイク持ってキメッキメ。
か…
かっこええ〜〜〜〜〜!!
FOOOOOOOOOO〜〜〜〜〜!!
ブチ上がる〜〜〜〜〜ぅ!!
紀伊國屋ホールがサイリウムOKだったらガンガンに振ってた。
ノリノリで手拍子するオタク。
客席降り、初回2列目の間近を通る多和田氏はグラサン似合っててすげーイケメンで「肌綺麗だなー」なんて思った。薔薇手渡してもらえる人いいな…とも思った。
2回目の観劇はまさかの最前で、近すぎて現実感なかった。夢見てたのかな…
そんな滝翼歌いながらバチバチにかっこいい登場した大山金太郎。壮大なBGMでキャスト紹介、拍手喝采。88888…
さて、捜査が始まります。
シックな捜査室で、ビビットなオレンジのツナギが眩しい(目が慣れるまで本当にチカチカする)、185㎝のイケメンが脚組んでどっかり座ってます。スタイルが良すぎる。グラサンかけてても顔の造形が良すぎる。顔の大きさおにぎりくらいしかないんちゃうか。
(イケメンが好きすぎるあまり荒ぶってしまいすみません)
木村「泳げますか?」
大山「ああ。」(低音イケボ)
木村・水野「ヒュウ〜ゥッ!!」
〜中略〜
大山「アイ子は、海が見たいと言ったんだ。涙堪えて言ったのさ。肩を震わせ泣いたのさ。一人で見るのが怖いから、一緒に見ようって泣いたんだ。」
←この謳うような台詞を「泣けなしの韻まで踏んだ〜」と茶化す木村。好きなポイント。
流れる昭和歌謡。踊り出す面々。さぁさぁどんな凄い面構えの男がいるんだと思いきや、サングラスを外した先にいたのは
大山「おらぁ、やりきれねかっただ〜。」
…!?!?!?
そこにいたのは、どんなスタイリッシュなイケメンかと思いきや
イモい黒縁眼鏡をかけた子供のように喋る田舎っぺ。
「こっちを向くなこっちを向くな」とフリで期待しながら大山の顔を見た木村たちも、びっくり仰天。
大山「喫茶店です紅茶飲んだんですお酒は飲みませんでした」
幼い。キョトンとした顔で、大きな丸っこい目で、すごく幼い喋り方。
(イケてない芋男という設定だけど前列だと元の造形の良さが隠せてない。「かっこいい」から「かわいい」にシフトしたという感じ)
(黒髪のイメージが強い多和田氏だけど、大山は明るいオレンジ系の髪色で帽子を取ると根本は真っ黒のプリン。最初の頃はオレンジゴールドぽかったけど、おそらく公演途中で色入れ直して赤みのあるオレンジブラウンになってた。かわいい)
そんな大山金太郎くんを期待外れだよ!と落胆する面々。
熊田「お前よく見たらゼニガメみたいな顔してんな」←的確すぎてツボった。(ごめん)
いやイケメンだよ??イケメンには違いないんだけどそう言われたらすごくゼニガメ顔のイケメンだなと気付いてしまい…(大きい目とか口の形とか丸顔とか)
ちなみに私は初代御三家はゼニガメ派なのでそら好みの顔だわなと合点がいった(?)
「ゼニ〜」と鳴き真似したり口からみずでっぽうしたり、「向かいの捜査室ではゼニガメはいつ進化するんだって言われました」としっかり乗る大山。好きなポイント。
ちなみにここは日替わりで、回によってバリヤードだったりカメールだったりもしました。
「モンテの再演まだかって言われました」「いつ最終進化するんだって言われました」
(※モンテ…多和田氏がゲイの木村伝兵衛を演じた、魔改造版熱海「モンテカルロ・イリュージョン」のこと。阿部寛さんが演じた版を映像で見たけど色々すごかった。私も再演してほしい)
でもゼニガメが一番しっくり来る。始めに言い出した人天才かよ。
バリヤードはバリヤードで、木村に刀を突き付けられた時に両手を上げてるのがパントマイムに見えて面白かった。こんな所が噛み合うことある??
話は戻り、理不尽な暴力と大声で大山を追い詰めていく熊田。
このへんはテンポ感と勢いでとにかく面白い。役者さんよく口回るな…よく喉枯れないな…と思う。
※ここからのハチャメチャ捜査は思い出した順に書いているので順序が違う可能性があります。ご了承ください
喫茶店じゃないだろ?カフェバーだったんだろ?と大山を詰める中で、
急に始まるダンス。(鈴木雅之の「ハリケーン」「め組のひと」がキャストによって日替わり)
ノリノリでダンスしながら我に帰り「やめろ!」と突っ込む大山。急に現れたダンサーたちに
大「お前ら誰だよ!」ダ「梅棒だよ!」(※多和田氏が所属しているダンス団体) 大「おしまいだあ!!」
←8/11昼 ダ「梅棒だよ!」大「やめろよ今日三人(観に)来てんだよ!」ダ「次の本公演出てやるからな!」大「やめろお!!」
←8/12昼 ダ「次の本公演出ていいって言われてんだよ!」大「絶対やだ!!」←子供みたいにピョンピョン跳ねて駄々こね
と変化していて愉快だった。
←8/19夜 大「お前ら誰だよ!」ダ「ジャニーズJr.だよ!」大「謝れ!!」グラサン取った北野秀気氏「風間俊介だよ」←いつもはタモリ。似てて一瞬おお…となる。
ダ「5人で梅棒に入ってやるからな!」大「やめろおお!!」
銃槍に弾を一発込めて撃ちながら捜査にあたるロシアン捜査法。
大山が山口アイ子を連れてったのが洒落たカフェバーではなく新宿の喫茶店、それも名前が「マイアミ」と来て絶句する熊田。
熊田「まだあったの…!?」「マイアミ…プロント…ルノアール。どういう神経で女をこんな所に連れてけるんだ!!」
プロントやルノアールになんの恨みが…
大山「来ないでって言われたんです!」
熊田「誰にだ!」
大山「カフェバーに!」
熊田「…なんで?」
カフェバーでコーヒーを値切ったら出禁になったこと、つついたら出てくる貧乏エピソードの数々。
熊田「焼肉行く時は?」
大山「白米で腹いっぱいにしてから行きます!」
熊田「旅館に泊まったら?」
大山「綿棒全部持って帰ります!」←日替わりで「ドライヤー持って帰っちゃう!」日もあった。ドライヤーは窃盗やんけ。
そんなわけで恥を知らないコイツなら酒も飲まずに海にひた走れたかもしれない…と折れかける熊田。
しかし木村は熊田に捨てられた富山の彼女(ユキエ)が自殺未遂をしたことを示唆。
大山「俺の捜査なんてどうでもいい!もうカフェバーでもなんでもいいから!こいつを行かせてやってくれ!」
と大山が折れることになるのだった。(実際には一命を取り留め、木村に担がれた結果)
…大山くん、悪い子じゃないよね??
水野が本当に嫁いでいくなら披露宴の挨拶は自分がしてやると言い出す木村。
木村「私が乾杯の音頭を取らせていただきます、新婦の元愛人」
大山「キ◯ガイだよ!?」
木村「元愛人の木村伝兵衛でございます!私と水野君が初めてナニの関係になったのは、渋谷の道玄坂のホテル「憩い」でした。ご休憩2時間2500円」
水野「私が払いましたー」
大山「こいつもキ◯ガイでしたー」←好きなポイント
タオル一枚でうっかり外に出てオートロックが閉まり、通りすがりに助けてくれたのは熊田ことIKKOだったりジーニーだったり日替わり。
…だったんですが、8/19夜回はまさかの熊田も部屋から締め出され、Wキャストの三浦さんが開けにきた。
とにかく木村部長のテンポ感が良すぎて面白すぎる。
そして謎の妖精さんたちが現れて音程ズレズレのクソミュージカル。(回によってお姫様も登場)
ここのクソ歌詞、ロンゲストスプリングの台本にもあるから笑ってしまう。昔から受け継がれとるんかい。
更には鬼滅の刃捜査法・刀鍛冶の里編。
(数年前の公演では無限列車編だったらしい)
クソみたいなコスプレで再現される刀鍛冶の里編。
「非情の鬼舞辻無惨役、木村伝兵衛!」とご丁寧にキャスティングのナレーション付き。
特に甘露寺蜜璃ちゃんは三浦さんやフレッシャーズ公演の北野秀気さんがやってたけど、カツラズレてるし衣装におっぱい付いてるしひどすぎる。
8/19回、時透くんがカツラ吹っ飛んでてクソ笑った。
ブチキレる炭治郎こと大山。一人一人にキレよく突っ込んでいく。さすが関西人。(中の人)
しかし一応は捜査、「熱海には車で行ったのか?」と玉壺ことナレーションの久保田創さん。
←ここ、玉壺の衣装のクオリティが回によって違い、壺しか付けておらず(頭の飾りとか腕とかなんもなし)「誰…?」となってた8/19回。なんでも鬼滅のキャスティングを遊びまくってみんな勝手に出ていくから、キャスティングのナレーションするために着替える暇がなかったらしい。お疲れ様です。
大山「東海道線だよ!」
久保田「お前ビッグモーターの服着てんだろ車乗れよ!」
交通手段の情報は得られたのでした。
そのうえ部長にシャブを打たれる。(※実際はニンニク注射)
シャブでご機嫌にラリる金ちゃん、かわいい。(※ニンニク注射)
大山「どこの世界に犯人に自白させようっちゅうてシャブ打つ警察があるとね。誰が信用してくれるとですか!」
木村「誰も信じないだろうね。」
大山「じゃやっぱり、自分で打ったシャブ中ちゅう事になるんやろね。」
木村「そうなるだろうね。」
大山「地獄やね〜ここ!」←満面の笑顔。好きなポイント。
突如捜査室に爆弾犯が!久保田さんが今度は爆弾犯として押し入り、日替わりで原発のことやら宮崎駿のことやら鳥羽周作のことやらちびくろサンボのことやらを問題提起する。クソデカ大声で。よくアドリブでここまで喋れるな。しかも話のオチが毎回面白い。すごすぎる。
と、爆弾犯かと思ったらクロネコヤマトのあんちゃんでした。毎回これやらないと荷物届けてくれないんだそうな。
そんなこんなでハチャメチャな捜査をするうちに、触れられたくないアイ子の身辺のこと、凶器のことや足跡のことに触れられ、「たかが人殺したくらいでいちゃもん付けられちゃ堪んねえよ」とへそ曲げ開き直りクソムーブをしだす大山。このへんキレたガラ悪ヤンキー感出ててギャップが良。
「黙秘しまーす」とお口チャックする。かわいい。
大山「だからさっさと死刑台送れっつってんだよ」
スンッ。数段冷えた声と真顔。うわあいきなり落ち着くな!!イケメンが凄むと迫力あるだろ!!
やる気のない大山の態度に白けたとばかりに「カラオケ行ってくる!」と出ていく木村。
「車を売るならビッグモータ〜♪」「ビーッグビッグビッグビッグモーター♪」←美声。ハケてからも袖から歌が聞こえてくる。お腹痛い。好きなポイント。
木村も水野も出ていってしまい、残された熊田と大山。
「お前一人で検察庁行ってくんねえか」と熊田も去ろうとするが、大山に「ユキエのことどうすんだよ。俺みてえに殺すか?」と言われ激昂する。
熊田「人には生まれてからやってはならんことが二つある!一つは親より先に死んではいかんということ!もう一つは!人が人を殺すということだ!俺は人は殺さん!」
熊田「お前がいつまでもそんないい加減な態度取ってるからな、この事件が成長しねえんだよ。立派な犯人になって十三階段を昇ろう、そういう気概がお前にあるか。(中略)お前、カッとなってやったのか?嫉妬に狂ってやったのか?そうじゃねえだろう!」
これはお前だけの問題じゃない、きちんと犯人をやりきれ、自分のしたことに向き合って責任を取れ。
こういうことかなと思いました。
熊田の叱咤に涙する大山。
去る熊田。
一人舞台に取り残される大山。
…後編に続きます!!
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