道東の闇と光
すごく久しぶりのnote。
こんばんわ。くどうです。今日も太っています。
という事で。
乗ってきましたガンリコ号!
もんべつ!
あまりにもいい写真だったものでガリンコ号に乗った自慢が冒頭にきましたが、M別へ行った真の目的は流氷にあらず。
クラスワークドートー おもデザキャラバンin道東 が紋別で開催されることになり、そこへ参加しにいったのです。
このイベントは、『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる -地域×デザインの実践』から編著の 坂本大祐 さん・ 新山 直広 さん、担当編集の 中井希衣子 さんの3人が、全国を巡るキャラバンを実施。
今回の道東が千秋楽でなんと24ヶ所を回るという壮大なものなのです。
俗物日本代表としても見逃せない。当然、「乗るしかない。このビッグウエーブに」という事になります。
そしてこのイベントがまた非常に素晴らしかった。
地方・地域は中央から捨てられた場所じゃない。可能性の塊だけど、まだ洗練されていないだけっていう事を感じた。
この本でいうデザイナーは、アート的なデザイナーよりもどちらかというと「プロデューサー」といったほうが近いニュアンスかもしれないし、おそらく、世界共通言語みたいなものがあるとすればそれはデザイン(アートより)で、その適切なディレクション(総指揮・管理)をするという意味でのデザイナー(アートディレクター)が「面白い地域にはいるぜ」ってな事なんだろうな、と解釈。
共通言語を操れるなら、それは「全人類」に良さが「伝わる」っていう事なんだz。
地方において、「地方創生を食い物にしてきたコンサルタントの利権から脱却」し、同時に「仕事を投げて自分が楽していた発注者も意識を変える」という事はなかなか難しい。
現状の整理に加えて、「特に何もやってなくてもUIターンで祭り上げられた人々が、地域に貢献するという体でまた地方の財源を食い潰していく」という負の循環までも背負っている。
既得権益が新たな既得権益を産んでいく。
しかしながら、この現実を映し出す闇の対極に、光を放っている地方が存在することも現実である。
今回のキャラバンでは、「負の循環から抜けだす事は可能なのだ」という点において、とてもとても眩しい光をみせて頂いた。
この光と闇の関係は、例えるならば流氷やきにく。
寒くてアツイ関係なんだ。
最後に。
紋別は私が育った街。
とても大好きで、とても嫌いななんとも形容し難い街なんだけれども、
地元の先輩が市議として頑張ってくれている姿を見て本当に応援したいと思いました。「頑張って!」なんていうのも「何目線だよ!」って言われちゃうかもしれないのですが、、「街を頼みます!」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?