エマ再び

あーまた夏休みがやってくるねえ、大人にはちと辛い日常にはキュンが必要。
キュンといえばこのアニメだろ、という事で
子供の夏休みに見返しました2回目。

原作は森薫さんのエマ。
森さんとお友達になりたいくらいなのです!(同じ年くらい)

2005年に第1期、2007年に第二期のアニメが放送され、私はリアルタイムは第二期の第7話夕波からの視聴でしたが、
そこで見事に心掴まれてしまいました。
全てにおいて好み。
イギリス19世紀末。ヴィクトリア朝。
(イギリス王朝は世界史では不得意でした泣)

当時会社が創立記念日で休みで友人と行ったスーパー銭湯でみたんだったよな、、懐かしいな。

初めてリアルタイムで見た時に、何で最初から見てなかったんだーという絶望感と、これから追いかけるアニメを見つけた希望の入り混じった感情は、つまりは喜びでした。

YouTubeで初めて全話見たのは確か2007年。
その時もめちゃくちゃキュンキュンしながら観ていて、独身の時は暇だったね笑

今、子供がいて状況や環境が変わったところで再視聴しても、やはり感動しています。
結末を知っていても途中はいろいろ忘れてる、、新しく感動できる素晴らしい脳の機能♪

そしてハンス。
ハンスは第二期に出てくるいわば当て馬役です。
原作にも出てきますが、原作よりもアニメではガッツリエマに絡んできてエマに求婚します。
Amazonレビューなどではそれがいらないとか余計なシーンだとか書いてる方もいましたが、
わたしはこのハンスが超好みだったので、何も気になりません。
寧ろ応援してたくらい笑
でもエマはウィリアムとくっつくのがわかってるし、原作と違う物語の中でキャラクターがどう動くのかそちらの方が気になる。

原作と違うキャラになってしまったりしたのは残念という意見は分からなくもない。
原作が素晴らしいからこそ原作通りにしてほしいのはファンの願いではあるが、エマはアニメ放送時には原作は完結していなかったそうなので、アニメの終わり方もありだと私は思う。
エマとウィリアムがハッピーエンドなのには変わりなかったしね。

原作では結婚パーティで終わってたから(原作読み返した)
描かれなかった部分
(結婚して子供が4人いるとか、スズランを眺めて花言葉の意味を噛み締めるシーン)も補填されてると思う。

たしかに少々強引だなとか無理があるなというシーンやセリフは見受けられたが、そこは大目にみてもらいたい。
何より作画と音楽、脚本が素晴らしい。
無理があってもあまりある程の出色。
さすが十二国記の小林監督。
エマ第1期では、私の好きな脚本家の吉田玲子さんも参加されていて、前に見た時はスルーしていたことを拾うことができる僥倖。

好きな場面は第二期のウィリアムがメルダース家のタウンハウスにきて、エマがドアを開けてしまうシーン。
2人の美しさが際立った。
この時もハンスは横目で見てるんだけどね♪

えーと、だからそこでハンスです笑。
黒髪、長身、ぶっきらぼうだけど優しいというギャップ!
うおーハンス推しなんじゃ〜
超好み♡♡♡
これが後々アルテのレオさんに繋がっていくというね♪
おばちゃんの心の声です、すみません笑

何がいいのかって、
エマに求婚したハンスが最終話でエマをウィリアムの元に行けと励まし、送り出す男の優しさ!
見た目だけでなく心までもイギリス紳士(ハンスはドイツ人だった爆)
愛する人に幸せになってもらいたい、それが愛ではなくてなんなのだろう。
人として尊い。
ありがとうハンス!
愛の尊さを思い出させてくれて。

わたしの好きな斎賀みつきさんのキャラとハンスがくっつきそうな感じも良かったなあ♡(原作ではね)
妄想が酷くなってきたところで終わりにしますか。

気怠く、暑い夏休みのひとときの清涼剤でございました。



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