田中将大と初対決が楽しみな打者で打線組んだ【2021年シーズン】
元ヤンキースの田中将大投手が楽天イーグルスに復帰となりました。
8年ぶりの日本球界復帰のため、NPBでは初対戦の打者も多くいるはずです。
そこで、田中将大投手と対戦したことがない打者の中で、対戦が楽しみな打者を選んで打線を組んでみました。
僕の独断と偏見で、以下の基準で選びました。
・守備指標は考慮しない
・2020年で規定打席に達している、または、過去3年間の打撃成績が優れている
打線の組み方は、なるべく左右のジグザグ打線になるように意識しました。
田中将大投手は、24連勝した2013年シーズン以来のNPB打者との対戦です。
初対決とはいえ、NPBを代表する打者との対戦は楽しみでしかありません。
1番 山田哲人 (二)
2010年ドラフト1位 東京ヤクルトスワローズ
2018:打率0.315 24本塁打 89打点
2019:打率0.271 35本塁打 98打点
2020:打率0.254 12本塁打 52打点
出典:NPB公式サイト
1番はトリプルスリーを何度も達成した山田哲人選手です。
私が調べたところ、意外にも田中将大投手との対戦はありませんでした。
山田哲人選手のパワフルなスイングと、田中将大投手の鋭い変化球との勝負が見どころです。
2番 吉田正尚 (右)
2015年ドラフト1位 オリックス・バファローズ
2018:打率0.321 26本塁打 86打点
2019:打率0.322 29本塁打 85打点
2020:打率0.350 14本塁打 64打点
出典:NPB公式サイト
2番は打率を意識して吉田正尚選手にしました。2020年シーズンには首位打者を獲得しています。
吉田選手は三振数も少なく、選球眼もいいですが、田中投手のコントロールも抜群です。
コース際の攻防に注目です。
3番 岡本和真 (三)
2014年ドラフト1位 読売ジャイアンツ
2018:打率0.309 33本塁打 100打点
2019:打率0.265 31本塁打 94打点
2020:打率0.275 31本塁打 97打点
出典:NPB公式サイト
3番は巨人のニュースターの岡本選手です。
ここ3年間は安定した成績を残しています。甘い球は必ず長打にするイメージがあります。
田中投手は甘い球を多く投げませんが、岡本選手がその甘い球を逃さずに仕留められるかに注目です。
4番 鈴木誠也 (中)
2012年ドラフト2位 広島東洋カープ
2018:打率0.320 30本塁打 94打点
2019:打率0.335 28本塁打 87打点
2020:打率0.300 25本塁打 75打点
出典:NPB公式サイト
4番は鈴木誠也選手です。勝負強さが群を抜いているため選びました。
鈴木選手はプレミア12などの世界大会でも活躍しており、動くボールにも対応できるでしょう。
メジャー志望の鈴木誠也選手なので、バリバリのメジャーリーガーの田中投手との対戦は純粋に楽しみです。
・なお、普段の守備位置はライトですが、他の選手との兼ね合いでセンターで選出しました
・センターといえば柳田選手ですが、既に田中将大投手と対戦があるため対象外です
5番 村上宗隆 (一)
2017年ドラフト1位 東京ヤクルトスワローズ
2018:打率0.083 1本塁打 2打点
2019:打率0.231 36本塁打 96打点
2020:打率0.307 28本塁打 86打点
出典:NPB公式サイト
5番はヤクルトの若き4番の村上選手です。
3年間の成績では埼玉西武の山川選手が勝っていますが、2020年の村上選手の勢いで選びました。
山川穂高選手の成績(2013年ドラフト2位)
2018:打率0.281 47本塁打 124打点
2019:打率0.256 43本塁打 120打点
2020:打率0.205 24本塁打 73打点
出典:NPB公式サイト
村上選手の対戦では、田中投手がスプリットで打ち取るイメージがもてます。
ただ、村上選手は甘い球は逃しませんし、打率も高いので、熱い対戦になると思います。
6番 佐野恵太 (左)
2016年ドラフト9位 横浜DeNAベイスターズ
2018:打率0.230 5本塁打 14打点
2019:打率0.295 5本塁打 33打点
2020:打率0.328 20本塁打 69打点
出典:NPB公式サイト
6番はベイスターズの佐野選手です。2020年には首位打者をとり、広角に打てる打撃が特徴です。
田中投手とはストレートと変化球も含めた総合力の勝負になりそうな予感がします。
7番 森友哉 (捕)
2013年ドラフト1位 埼玉西武ライオンズ
2018:打率0.275 16本塁打 80打点
2019:打率0.329 23本塁打 105打点
2020:打率0.251 12本塁打 38打点
出典:NPB公式サイト
7番はライオンズの森選手です。
2020年の成績が落ちているため、ソフトバンクの甲斐選手と悩みました。
ただ、やはり森選手のフルスイングで田中投手に挑んで欲しいと思い選出しました。
8番 Y.グラシアル (DH)
ジュリスベル・グラシアル
福岡ソフトバンクホークス
2018:打率0.292 9本塁打 30打点
2019:打率0.319 28本塁打 68打点
2020:打率0.277 10本塁打 35打点
出典::NPB公式サイト
8番はソフトバンクのグラシアル選手です。純粋に良い打者です。
2018年から安定した成績を残しており、クライマックスシリーズや日本シリーズでも勝負強さを発揮しています。
田中将大投手もポストシーズンに強く、「勝負強さと勝負強さのぶつかり合い」となる気がします。
そのため、ぜひチャンス(ピンチ)の場面での対戦を期待します。
なお、後述するベイスターズのソト選手と悩みました。ただ、ソト選手はグラシアル選手よりも打率が低い一方でホームラン数が多いです。
このことから、ソト選手は「代打」の方が怖いなと思い、「DHグラシアル、代打ソト」としました。
9番 源田壮亮 (遊)
2016年ドラフト3位 埼玉西武ライオンズ
2018:打率0.278 4本塁打 57打点
2019:打率0.274 2本塁打 41打点
2020:打率0.270 1本塁打 21打点
出典:NPB公式サイト
9番は源田選手です。田中投手とは粘り合いの戦いになりそうな予感です。
源田選手のタイプとしては、中日の京田選手や楽天の小深田選手に似ています。
まず、小深田選手は田中投手と同じチームの楽天なので対戦はできません。
また、源田選手の方が京田選手よりも打率で勝っています。
京田陽太選手の成績 (2016年ドラフト2位)
2018:打率0.235 4本塁打 44打点
2019:打率0.249 3本塁打 40打点
2020:打率0.247 5本塁打 29打点
出典:NPB公式サイト
一方でホームランと打点は京田選手が勝っていますが、9番打者として打率と出塁率を意識して源田選手にしました。
*2020年の出塁率
源田選手:0.327
京田選手:0.298
源田選手には9番として田中将大投手にプレッシャーをかけてもらいたいです。
なお、今宮選手を選出したいところですが、既に田中投手と対戦があります。
代打 N.ソト (PH)
ネフタリ・ソト
横浜DeNAベイスターズ
2018:打率0.310 41本塁打 95打点
2019:打率0.269 43本塁打 108打点
2020:打率0.252 25本塁打 78打点
出典:NPB公式サイト
代打候補でソト選手を選びました。
打線を組むとなると1番から9番までですが、ソト選手をいれたくて代打枠を用意しました。
直近のソト選手の成績からすると、メジャーにいってもよいような気がしますが、ソト選手はベイスターズ残留を選んでいます。
ソト選手のパワーや打撃センスがあればメジャーで通用しそうなので、田中投手とはメジャーリーガー同士のような対戦になる気がします。
終わりに
選手した後の一覧を見ると、日本人選手はドラフト上位の選手が多かったです。
その中で、ドラフト9位から這い上がったベイスターズの佐野選手が印象的です。
あえて1番注目の対戦を挙げるとすれば、カープの鈴木誠也選手との対戦です。
メジャーを意識している鈴木誠也選手に、田中投手がどのような配球で挑むのかが楽しみです。
いずれにしても、田中将大投手のNPB復帰は楽しみです!
その中でも、この記事で取り挙げた初対決に着目したいと思います。
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