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全デニム好きに知らせたい。デニムがコンセプトのホテルと一棟貸しの宿!?!

〜マーケター目線の地域周遊記 vol.1 〜
地域の魅力や特徴を発信する上で、歴史や情報に基づいた商業の特性や、人々のデータ、経済、面白いキーワードなどを発信します!
一人の旅館業経営者としても、何か面白い視点をお届けできれば幸いです!

vol.1 岡山県の「デニムでできた」宿泊施設があるって知ってる?

DENIM HOUSE

岡山県ってどんな場所?

岡山県といえば、
瀬戸内海の海が穏やかで美しく、デニム産業などの繊維系工場や
鬼退治の桃太郎が浮かぶ人が多いのではないでしょうか?

海あり、山あり、自然にあふれる田舎でもあり、産業集積地・医療拠点としても知られ、教育環境の充実した都会でもある、住みやすい街ですよね。

観光でいえば、美観地区や、倉敷、デニムストリートが有名ですよね。
私も行ってきたのですが、どの観光地もとても素敵でした☺️

倉敷市にある「泊まれるデニム屋」ホテル

DENIM HOSTEL floatは、瀬戸内海に浮かぶ島々が望める、デニムを基調としたホステル・アパレル・カフェの複合施設です。

Denim Hotel float「想い、浮かべる。」と言う意味を含め、「float」という名前のようです。

〒711-0905 岡山県倉敷市児島唐琴町1421-26
公式サイト:
https://www.denimhostelfloat.com/


▼倉敷市の情報
繊維産業:初めて国産化に成功した児島産のジーンズが有名で、「児島ジーンズストリート」が観光地となっていますが、その他にも全国の生産量のうち高いシェア を誇る学生服や帆布、畳縁(たたみべり)など、明治の産業改革から日本の繊維産業を牽引してきました。干拓地だからこそ発展した、綿の栽培・織り・縫製技術があります。

農林水産業:四方の山から栄養分が流れ込む瀬戸内海は、魚の餌となるプランクトンなどがよく育ち沿岸部では漁業が盛ん。 船穂地区は国内最大の加温マスカットの日本一の産地です。 他にも、水島臨海工業地帯には巨大な工場群があり岡山の経済の要となっている。

倉敷市の人々の平均年収は514万円です。 岡山県の30市町村の中で1位となり、全国の平均年収からは11万円上回る結果になりました。


ホテルから歩いてすぐに小さな浜辺

このホテルのすごいポイント

ホテルのすごいポイント✨
・海を眺めながら入れるサウナ
・全室オーシャンビュー

・商品のデニムシャツなどを着ながら宿泊ができる

海を眺めて入れるサウナ & 全室オーシャンビュー

この施設から海を眺めると、本当に海に浮く「float」しているようでした

全室からオーシャンビュー

畳の縁や、朝ごはんの風呂敷までもがデニム!

このホテルはデニム好きにとっては最高の「デニムに埋まる体験」ができたりするんです(笑)

ホテル内にアパレルショップがあります!
畳の縁までもがデニム!
もちろん押入れもデニム!
朝ごはんの風呂敷や紐までもデニム!

ここまでコンセプトや、アイテムが一貫しているホテルってそうないなぁと思ってすごく感動しました✨

レストランでのご飯も忘れずに。

ホテル内には「pile」というレストランがあり、これまた美味しい。

ディナーは部屋でも食べれます。

2024年オープン!1組限定の古民家「デニムハウス」

そして、もう一棟運営を始めたと言うことで
古民家を改装して「DENIM HOUSE BON」にした一頭貸の宿にも泊まらせていただきました!

DENIM HOUSE

〒711-0911 岡山県倉敷市児島小川4-7-63
公式サイト:
https://www.denimhousebon.com/

客室1

昔の古民家の温もりと、インディゴブルーのカラーが相まって
なんとも落ち着く雰囲気でした。

ダークなオレンジ系と青系って相性いいですよね。

充実したキッチン設備
夜ご飯はみんなですき焼き

みんなでちゃんぽんしながら、地域のことや宿のことを話した時間はとても楽しかったです。

特に島田さんにお話いただいた、ITONAMIの会社のプロジェクトの話がとても印象に残っています。

ITONAMIの会社のロゴの背景やサービスへの想いを解説する島田さん

マーケターとしての考察🙌🏻

ITONAMIのPROJECT

ITONAMIのプロジェクトの中で「ふくのたね」というサービスにとても惹かれました。

自分出来るデニムの服に使う綿(コットン)を家で育てるという何とも楽しそうな企画。
消費者自体が第一産業(一番初めの服のタネ)に関わることで、その商品に愛着がてるようになるんだなぁと思いました。

まさに今の時代の「自分の精神価値を満たす消費行動」にマッチしていますよね。

戦後、物を消費しては捨てると言う消費行動が当たり前になり、工場で大量生産されたものが安く出回り、100均一など便利で安く買える商業施設が成長してきました。

改めて考えると、私が「商品」「モノ」を買うときその購買行動の中に愛情はないと思えます。
ただ安いから、映えるから、コスパがいいからと買ったものは、いつしか必要なくなっていくけど

悩み抜いた先に購入を決めたもの
大事な人が買ってくれたもの
時間とお金をかけたもの
には愛情を持って長く持たせようと工夫をする。

本来の「モノ」の買い方を考えさせられた旅でした。

縁側で朝日を浴びる

そんな感じで、楽しい夜を過ごし
朝方は縁側で朝日を浴びながらまったりしました。

日本建築のこの横に長く続く縁側はやっぱり、日向ぼっこするには最適だななぁとしみじみ感じました(笑)


岡山の海に浮かぶような体験ができる「float」、古民家でより一層アットホームに楽しめる「DENIM HOUSE BON」ぜひ行ってみてください☺️

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