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初めての海外旅行はニューヨーク一人旅 Vol.11

2025年はニューヨークに行くことになりそうな流れが出てきました。
まだまだ可能性の段階ですが、本当に行くことになれば4回目のニューヨークです。
初めてのニューヨーク旅行の画像を眺めていたら、その時のことを思い起こしたくなったので、書き記してみます。

2012年、31歳、初めての海外旅行、全て個人手配の5泊7日の一人旅行のお話です。

前回は旅行3日目の午前中のお話。
朝のスタート地点、ブルックリンのDUMBO地区から、半日かけて歩いてミッドタウンまで戻ってきたところから今回の話は始まります。

向かった先は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)。
数あるスポットの中で、一番行きたかったところです。

MoMAの中庭
ゴッホの「星月夜」
Bell 47D1 ヘリコプター

前日のメトロポリタン美術館(MET)の広大な面積の展示から得た教訓、「美術館は頭も体もフレッシュな午前中に行くべし」を全く活かさず、朝から3万歩は歩いたであろう午後に行ってしまいましたが、全く問題ありませんでした。
METと比較すると、美術品の量や敷地面積はコンパクトなのでしょうが、展示品が近代〜現代アート、家具や工業製品など、幅広い収蔵品・展示品のラインナップとなっています。

地下鉄の要援助システム、赤十字型の壁掛け救急箱、@

MoMAに隣接するMoMA Design Store(こちらは入館料不要)も楽しいスポットです。
美術書やMoMAオリジナルグッズが豊富です。

MoMA に隣接する MoMA Design Store

MoMAを満喫すると、夕方になっていました。
この日は朝からずっと歩きっぱなしで、また、前日・前々日と、ニューヨークに到着してからは息つく間も無いペースで過ごしてきた疲れが、どっとやってきました。

息つく間も無い理由は色々とあり、まずは初めての海外旅行・英語もろくに話せない緊張感を常に持っていたこと。そして当時はニューヨークにはもう2度と来ることができない一度きりの体験かもしれない、一分一秒でも長く色々なものを見てまわりたい。という思いが強かったですね。

一人きりの旅行なので、自分の好きなペースではありますが、食事も簡単なファストフード・屋台・テイクアウトのようなものが多く、ゆっくり休憩もなかなかとっていなかった記憶です。
(テーブルでサービスを受けるような食事だとチップが必要になるので、そのことも当時としてはもったいなく思っていたかもしれませんね。)

そんなこんなで体力が尽きてしまった当時の私は、ホテル以外でリフレッシュできるところを求めて、あるところに移動します。
この状況でも、ホテルで休むのは勿体無いと思っていたようですね。

やってきた場所はハイライン。
MoMAの直前に観光していた、廃線になった高架を再開発した遊歩道/都市型公園です。

直前に訪れた時のことはこちらから。

本日2回目のハイライン。

脚を伸ばして過ごせるスペースがたくさん

2日前にニューヨークに到着してから忙しなく動き回ってきましたが、溜まった疲れのおかげか、この新しく整備された公園の環境が治安面での安心感が感じられたためか、ニューヨークに来てから一番リラックスした時間を過ごすことができました。

ハイラインを照らす西陽と子供。水場となっているスペース。


目の前を通り過ぎる人たちを眺めたりしながら、この2日間のことを振り返ったり、ちょっとペース早く観光しすぎたことを反省したり、とはいえニューヨークで過ごしている時間を改めて実感したりと、いろいろな感情とともに過ごした時間でした。

ハイラインでだいぶゆったりとした時間を過ごした後は、当時日本未上陸だった、ロブスターロールを食べに、アッパーイーストサイドへ地下鉄で向かいます。

向かった先は、LUKE's Lobster

ロブスターの身がたっぷりと挟まった、ロブスターロール。
レモンとバターの風味が食欲をそそりました。

その後、せっかくアッパーイーストサイドに来たので、営業時間は終わっていて入館はできないですが、グッゲンハイム美術館の外観を眺めに、少し遠回りをしてアパートメントホテルに戻ります。

グッゲンハイム美術館

翌日の4日目は朝からブルックリン(3日目のダンボエリアとは異なり、ウィリアムズバーグというエリア)を観光し、午後からはニューヨークのお隣、ニュージャージーにてRadioheadのライブ観戦など、楽しみをぎっしり詰め込んでいます。


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