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初めての海外旅行はニューヨーク一人旅 Vol.7

2025年はニューヨークに行くことになりそうな流れが出てきました。
まだまだ可能性の段階ですが、本当に行くことになれば4回目のニューヨークです。
初めてのニューヨーク旅行の画像を眺めていたら、その時のことを思い起こしたくなったので、書き記してみます。

2012年、31歳、初めての海外旅行、全て個人手配の5泊7日の一人旅行のお話です。
前回は2日目の午前中、セントラルパークで自転車をレンタルし、アメリカ自然史博物館を満喫したところまででした。

今回はその日の午後、セントラルパークを自転車で横断し、アッパーイーストサイドに移動してからのお話です。

メトロポリタン美術館

まず向かったのはメトロポリタン美術館。通称、MET(メット)。
パリのルーブル美術館、サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館と合わせて、世界3大美術館と呼ばれているそうです。

美術やアートには疎いのですが、世界3大美術館と呼ばれるからには行っておかないと、という理由での訪問です。

エジプトから移築された神殿の一部

美術館の展示の内容や詳細な情報は、検索すればいくらでも手に入りますのでここでは触れませんが、想像以上の広さと美術品の量です。

見学・鑑賞スタイルは様々で、日本の美術館の雰囲気と比べると、ずっとおおらかな雰囲気。
午前中のアメリカ自然史博物館でも感じましたが、このような施設が身近にある街に住めると、毎日が楽しいでしょうね。

この時のメトロポリタン美術館は入館料は「希望額」で、任意の金額で入館でき、Mのロゴの入ったバッジをもらうことができました。
今は、ニューヨークの住民以外の大人は25ドルで、バッジの代わりにシールを体のどこかに貼って、支払い済みの目印とするようです。

旅の教訓:美術館は(元気な)午前中に行くべし

目当ての美術品のうち、およそ半分くらい回った頃。
早朝から活動的に観光してきたせいか、美術館の中があまりにも広いせいか、どっと疲労感が襲ってきました。
美術館の中という、半ば防犯面で安心できる空間にいたことで、緊張の糸が切れたこともあるのかもしれません。
後半は少し足早に、見ては次、見ては次と、鑑賞よりも確認といった見学となってしまいました。
美術館を巡るにはアタマもカラダも元気な時間帯に行くべきと学びました。
それくらい、メトロポリタン美術館の作品の数と広さは圧倒的でした。

5番街へ

すっかり疲労困憊(でも素敵な体験でした)した私は、メトロポリタン美術館をあとにして、自転車で南下。5番街に向かいます。

ロバート・インディアナのパブリックアート(今は保存のために移転されたとか)

5番街は高級ブランドショップが軒を連ねる通りで、自分には縁も興味もあまりありませんが、せっかくなのでサイクリングがてら観光です。
名だたるブランドのロゴの中で、唯一親しみがあったのが、当時としては斬新な店舗デザインだったAPPLE STOREです。
地上にはロゴとガラスのキューブのみがあり、地下に店舗部分があるのですが、高層ビルが立ち並ぶ5番街の中でその空間だけ空が広がっていました。

5番街において”高層ビルではない異質な空間”だったAPPLE STORE

これまででアッパーウェストサイド、セントラルパーク、アッパーイーストサイドと5番街を一通り巡ることができましたので、ひとまずレンタルバイクを返却し、一度宿に戻ることにしました。
この時点で午後4時くらい。早朝からほぼノンストップで行動してきたので、一度シャワーを浴びてベッドで一休み(遅めの昼寝)をしてリフレッシュです。

部屋で飲んだオレンジ/ 人参ジュース こういうのが本当に美味しい

疲れはありますが、初めての海外旅行。ちゃんと思い通りに観光できているという実感もあり、充実した気持ちだったことを覚えています。
5泊7日の日程の2日目の夕方です。

宿で一旦リフレッシュ、さっぱりした後はまたミッドタウンの観光再開です。
向かう先は、グランド・セントラル・ステーションとクライスラービルです。


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