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初めての海外旅行はニューヨーク一人旅 Vol.10

2025年はニューヨークに行くことになりそうな流れが出てきました。
まだまだ可能性の段階ですが、本当に行くことになれば4回目のニューヨークです。
初めてのニューヨーク旅行の画像を眺めていたら、その時のことを思い起こしたくなったので、書き記してみます。

2012年、31歳、初めての海外旅行、全て個人手配の5泊7日の一人旅行のお話です。

3日目 ロウアーマンハッタンからトライベッカ、SOHOへ

今回は前回に引き続き、3日目のちょうどお昼頃のお話からです。
ブルッククリンのダンボからブルックリン橋を渡り、ロウアーマンハッタンからさらに北上していきます。(この日はとにかく歩きます。)

これまではいわゆる定番の観光スポットメインでしたが、この辺りから当時の私の嗜好が出てきます。
まず向かったのは、トライベッカにある、J .CREW LIQUOR STORE です。
J .CREWはファッションブランドで、日本での展開は撤退してからしばらく時間が経っていたものの、当時はアメリカでは息を吹き返し、日本のファッション誌でも度々取り上げられておりました。
NEW BALANCEに別注した「M1400」などは大人気でしたね。
J .CREW自体は大衆的なカジュアルブランドですが、この酒屋を改装したリカーストアでは、別注品や他社とコラボしたアイテムが並び、少し独特な店舗として知られておりました。
店舗の内装も、酒屋の什器をそのまま使っていたり、確かにかっこいい店舗でした。

J .CREW リカーストア

次に向かったのはSOHO。
当時、日本未上陸だったサタデーズ サーフ NYC。
シンプルなグラフィックデザインのTシャツが日本でも流行っていましたね。
レジカウンターはカフェのカウンターも兼ねていて、売り場の奥に進むと外に出てコーヒーを飲めるデッキスペースがあるのが、当時としては新鮮でした。
今でこそ、アパレルや雑貨などの物販とカフェが融合したスタイルのショップは至る所にありますが、その潮流のはしりだったのではないでしょうか。

サタデーズ サーフ NYC

日本にいて、こうしたショップが取り上げられているファッション誌を読んでいると、どんなすごいお店なのか、現地ではどれほどの人気なのかと思ってしまいますが、実際に行ってみるとそんな大袈裟なものではないと気付かされた記憶があります。
確かにセンス良く、かっこいいのですが、日本の人気のショップの雰囲気とは異なり、もっと自然な存在感でした。

J .CREWといい、サタデーズサーフNYCといい、さらには後述のBlue Bottle Coffeeなども含めて、まだ雑誌でしか知ることのできなかったニューヨークのトレンドや情報に触れられることにワクワクが止まらなかったことを覚えています。

鉄道の高架を都市公園に ハイライン

続けて向かったのはミートパッキングディストリクト。
当時最新の観光スポットだったハイラインです。

廃線となった高架鉄道の跡地を、都市公園/遊歩道として再開発された場所です。

元々のハイライン(鉄道の線路)の写真


今回の旅行でもっとも気に入ったスポットで、この日の夕方、そして二日後にもまた訪れました。

ハイラインの両脇には高級コンドミニアムも続々と建築中でした
空中から車道を見下ろせるスペースも

ハイラインを歩いていると途中に、Blue Bottle Coffeeの店舗が見えたので、一度地上に降りてコーヒー休憩です。

当時の看板。今のブランドのイメージとは異なり、まだ手作り感のある雰囲気。
シングルオリジン 浅煎りのアフリカの豆のドリップコーヒーを注文。
ドリップの手技を撮影しているとおもむろにポージングをしてくれました、ナイスガイ。

再びハイラインに戻り、マンハッタンを北上します。
周囲のビルの屋上にはアートな表現が多数あり、楽しませてくれます。

THE HIGH LINE ZOO .COM とあります

当時のハイラインはまだ工事中で、現在でいうところのハドソンヤーズ部分は未完成(着工すらしていない)状況でした。

ちなみに、朝からひたすら歩き回っており、コーヒーばかり飲んでいるように書き綴っていますが、何も食べていないわけではありません。
とはいえ、かしこまった食事には当時からあまり興味がなく、名物の99セントピザ(1スライスあたり99セントのチーズのみトッピングのピザ)を、お店を見つける度に食べ歩いていた記憶があります。

99セントピザ × 2 

ハイラインを降りた後、ミッドタウンに向かいます。
目指す先は、MoMA(The Museum of Modern Art)こと、ニューヨーク近代美術館です。

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