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初めての海外旅行はニューヨーク一人旅③

今回は前回の続きで、初めてのニューヨーク旅行の手配の中の出来事のお話です。
思い返すと、この初めての海外旅行での体験が、私のそれ以降の海外旅行好きに拍車をかける出来事になりましたので、書き記しておきたいと思います。

限られた予算(30万円)の中で、やりたいこと(エースホテルに1泊でもいいから宿泊したい)を叶えるために、個人手配でやりくりしていた最中でした。

自由に観光したり、街歩きするだけではなく、せっかくなら何かイベントにも参加・体験してみたいという気持ちがありました。
ただ、当時の私は演劇やミュージカルにはあまり関心がなく、ニューヨークといえばのブロードウェイは関心の外でした。
それであれば、ヴィレッジヴァンガードやブルーノートなどのJAZZならどうかなどとと考えている中、ふと旅行の日程中にニューヨーク(とその周辺)で予定されているコンサート・ライブを検索していました。

RADIOHEAD

するとその中にRADIOHEADが、ニューヨーク州の隣、ニュージャージー州でライブを行うという情報がありました。
RADIOHEAD(レディオヘッド)は、私が20代で最も聴いていたバンドで、最新のアルバム(King of limbs)のワールドツアー中だったのです。

(当時の)RADIOHEAD

元々、日本国内でもコンサートやイベントにはほとんど行った経験が無かったのですが、ましてや海外でコンサートに行くなんてことは全く未知の世界だったのですが、仕事を辞めて初めての海外旅行で一番好きなアーティストのライブに行けるかもという出来すぎな流れに身を任せて、海外の販売サイトをなんとか攻略し、チケットを購入しました。

ちなみに、お隣のニュージャージー州といっても、ニューヨーク・マンハッタンからは電車で30分ほどの距離のニューアーク駅の近く、アイスホッケーのニュージャージー・デビルズの本拠地:プルデンシャルセンターという屋内スタジアムでの開催でした。


ニュージャージー州のニューアーク、プルデンシャル・センター
iPhone4Sのズーム+双眼鏡で捉えたトム・ヨーク

終わってみれば、RADIOHEADのライブに参戦できたことは、今回の旅行の中で一番達成感のあった出来事となり、「英語が喋れなくてもなんとかなるものだ」という自信にもなりました。

これ以降、「海外旅行先で、海外アーティストのライブに参戦する。というか、海外アーティストのライブの日程に合わせて海外旅行を計画する」という私の海外旅行のお気に入りのパターンのようなものが形成されていきます。
2016年:2回目のニューヨーク、COLDPLAY(コールドプレイ)
2018年:3回目のニューヨーク、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
2022年:トルコ・オランダ・フランス・イギリス周遊の中、アムステルダムでEd Sheeran(エド・シーラン)、パリでCOLDPLAY・・・


旅行の手配ばかりで前置きが長くなってしまいましたが、次回からはいよいよ旅行出発・初日のことについてです。
長時間のフライトを経て、緊張と興奮の中、空港から地下鉄でマンハッタンに辿り着き、地上に出て摩天楼を見上げた日のことです。


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