ドラッグストア店舗数はその地域にいないとピンとこない
店舗数1位はウエルシア
ウエルシアはイオン系で全国に拡大していますが、2位以下の主なチェーンは、関東以外の地域から発展してきた企業が多いです。
中部地方にいればスギ薬局、東北・北海道にいればツルハドラッグ、中部北信越にいればアオキ、九州にいればコスモス、その地域の人達はそのドラッグストアばかり見ますよね。
逆に、それ以外の地域の人は、全くピンとこない、もしくは聞いたことのないドラッグストアもあると思います。
こんなに店舗数があるのに、地域色が顕著に現れるのは面白いです。
増減率ではすべてのチェーンで増加
小売業界の中でも、ドラッグストア店舗数の伸びは顕著で、全チェーンの総計でも23年と24年の比較で5.1%(約1,300店舗)増加しているようです。
店舗数が伸びている背景は、健康志向の高まりや高齢化社会の進展があり、医薬品や日用品の需要が増えたことが主な背景と思います。
ただ、同じような店舗のサイズ感の業態でコンビニがありますが、こちらの店舗数は頭打ち。
すでに約65,500店舗あるので、単純比較はできないですが、ドラッグストア店舗数はどこまでコンビニに迫れるか・・・興味深いです。
ドラッグストアとコンビニの店舗数増減は・・・
人口減少でお客様の数が減り続ける小売業ですが、私はドラッグストアはまだ伸びると思います。
逆にコンビニは減少していくかもしれません。
理由として、コンビニに置ける商品はドラッグストアに置けますが、その逆はなかなか難しい。
そして、同じ商品なら、ドラッグストアの方が販売価格が安い。
コンビニはさらに独自色を強めていかないと、難しいかもしれないですね。
コンビニは正念場、次はコンビニを取り上げます。