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特殊ルール対戦会(初期手札+1、先攻ドライブ-1)

1.概要

去る4月26日(月)、もぎせんサーバー内でタイトルにある特殊ルールでの対戦会を開催しました。

概要は以下の通りです。

●日時
 2021/4/26 22:00〜
●参加者数
 8名
●対戦方式
 2戦(先攻後攻各1戦)を2セット
 デッキ非公開、ルーラー公開
 別ルーラー同士の対戦になるようマッチング
●特殊ルール
 手札ルーラーは初期手札+1
 ドライブルーラーは先攻ドライブ−1


この交流会をしようと思った趣旨は、単純です。

現環境(も)アプレンティスの方が強くないか??
エナジールーラーに救済必要じゃない?
てかなんでアプレンティスは先攻も2枚ドライブできるの??

という思いから、
エナジールーラー上方修正、アプレンティス下方修正したらどうなるんだろう?
という妄想を実際に試してみたかったからです。

なお、この構想は下記記事にも多大な影響を受けています。


2.結果

実際に行った結果がこちらです。
(参加者の方のご協力により、A:K・W=1:1になりました)

表の◯は勝利を表し、勝ち点はそのまま勝利数です。
下の数字は全体での先攻勝率、ルーラー毎の勝率、また勝った試合のうち先攻だった試合の割合を記載しています。

数字の上では、エナジールーラーがかなりの勝率を出しました。

ただ、見ていただくとわかる通りほとんどの試合が1勝1敗です。

また、データ母数自体が16戦しかなく、少しの偏りが数字に大きく現れることも影響しています。

さらに、Aの方で全敗となってしまった7番の方の使用デッキは、相手との相性差が大きく出る構築でした。事実一戦目は筆者と戦ったのですが、こちらぶん回り、お相手封殺&噛み合わずの結果ということもありました。

何が言いたいかというと、
勝率の数字以上にいい試合になっていた
ということです。

これは、参加者の方の中でもそういった感想を持っている方がいらっしゃいました。


これは、先日まで行われていたもぎせん5の全249試合のデータで現れているルーラー異種対面でのA圧勝環境に一石を投じられる結果ではないかと思います。
(データはもぎせんサーバー管理人あーちゃんさん運営の下記ページをご覧ください。)


3.その他考察

もう一度表のデータを見ていると、K側の後攻勝率がかなり高い(逆にいうとA側の先行勝率がかなり悪い)結果になっています。

Kを使っていた自分の所感では、初期手札3枚+後攻ドロー2枚の手札計5枚スタートはかなりストレスフリーです。
(もちろん、+1枚じゃそんな変わんないな…という方もいらっしゃいましたが笑)

というより、今までのKと別ゲー感があるくらいの快適さでした。

普段Aをよく使う自分も、これくらいやりたいことできる(手札増により選択肢が増える)ならKも楽しいなぁと思えます笑


また、Twitterにあげた簡易データを見た方からこんな気づきを教えていただきました。

先行は全部勝ってる人、後攻は全部勝ってる人にきれいに別れる。
ルーラー関係なくそのようになっているため、このルールでは「デッキを作る際に先行・後攻どちらを意識しているのか」が物凄く見えてくる可能性がある。

要約するとこのようなことですが、確かに数字上その通りです。

Aで後攻全勝のNo.8の方の構築的を見ると、アポカリ、パッカー、猫などダメージから発動するギミックが多く、後攻の初ターン3ダメージも自分のアドに変換できる構築なのかなと感じました。

またNo.4の赤黄創生(筆者)も、相手の動きを見てから
伏せ→マガツ
低コストユニット→鳴雷
大型ユニット→フィンダート
と動けるため、手札の多い後攻の方が動きやすいといったことはあるかもしれません。

No.2の方も赤黄創生でしたが、こちらはダイジン斬や四方などの確実に顔を詰める手段を採用しており、ダメージレース優位の先攻勝率が高かったのでは、という考察もできます。


4.最後に

長々と書き連ねましたが、上でも書いた通り、今回はサンプル数が少ないため、今回だけの数字ではデータとしてあまり信用できるものでは無いと思います笑

今後もご協力を得られれば、同じようなルールでの交流戦を開催してサンプルデータを集められればと思っています。

ほかにも、同種ルーラー対決でのデータや別の特殊ルールでのデータ(例:毎ターン3エナジーアクト、Aセットゾーン2枚)なども集められたらいいなぁと勝手に妄想しています笑


最後になりますが、もぎせんサーバーでの開催を快く承諾して下さったあーちゃんさま、個人の思いつきに貴重な時間を割いて参加していただいた参加者の方に最大限の感謝を申し上げ、記事を締めさせていただきます。

ありがとうございました。

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