いま食べているもの
毎日の食餌については本当に試行錯誤の連続です。先週まで食べてくれていたものを突然食べなくなったり、もう食べないと思っていたものを試しにあげてみると突然食べ出したり…
日々変化し続けているので、今後も必要に応じて加筆していこうと思います。
入院前
もともと身体が小さく、わりと少食なポピー。
チモシーもペレットも、あまりモリモリ食べるタイプではありません。
身体に何かあったときに、痩せ型よりはぽっちゃりの方が生存率は高いだろうとなるべく体重を増やそうとはしていましたが、最高体重は200gちょっとでした。
病状が悪化して何も食べられなくなった時は、乳幼児用イオン飲料のアクアライト(りんご味)をシリンジで口元に近づけるとこれだけは飲んでくれて、脱水症状は免れることができました。
以前から粉末タイプを常備してあり、自力でお水が飲めるようになった今も万一の時のために切らさないようにしてあります。
入院時〜退院直後
入院時、病院で与えてくれていたものは以下のとおり。
◎〜×は食べた度を表します。
◎キューピーベビーフード(瓶入り)トマト&りんご、かぼちゃ&さつまいも
○あっぺん大麦
△生のりんご、いちご、バナナ(かなり小さくカットしたもの)
×ウサギ用ライフケアのお団子
×ふやかしペレット 種類不明
×チモシー
◎小動物用 乾燥豆腐(飼い主による差入れ)
◎えん麦(同上)
○ふやかしペレット デグーの極み(同上)
ベビーフードは同じものを入院前に自宅でも与えようとしていましたが食べず、入院中に食べられるようになりました。
味は他にもいろいろありますが、成分的に安心な上記2つと、北海道コーンを継続して与えています。(が、最近あまり食べてくれない)
その他、看護師さんたちからは麦系をよく食べてると聞いていたのですが、退院後は大麦は全く食べてくれなくなりました…。
他に、退院後に独自に追加したものとして、
◎ワンラックペットミルク小動物用+ベジタブルサポート
をシリンジであげるとよく飲みました。(これも最近は飲んでくれなくなってきた)
現在(退院して約3週間)
上記のほか、最新のお食事リストはこちら。
◎クルミ、かぼちゃの種、ひまわりの種、えん麦
◎樹皮(りんごなどのかじり木の皮)
◎みにぴゅーれ 京くれない人参
○乾燥葛の葉、乾燥にんじんの葉
○軽石(ステップを食べちゃう)
△緑のオーツヘイ(ちょっとお高いやつ、生牧草でなく乾燥の)
△キューピーベビーフード(瓶入り)トマト&りんごにすりおろし人参を混ぜたもの
×その他ベビーフード(ベビービオ)
×ベジドロップを粉末にして作ったペースト
×その他市販のうさぎ用ピューレなど
×乾燥りんご(輪切りタイプ)
×すりおろしりんご
およそデグーの食生活とは思えぬラインナップですが、きちんと獣医師と相談のうえです、念のため。
とにかくカロリーを摂って体重を増やすための食餌なので、栄養とか健康とかは二の次で、食べてくれるものを探して探して与えています。
デグー飼育においてよく言われる、チモシーをしっかり食べて歯を削る、というセオリーとは真逆なので、この食生活を続ければ不正咬合を招きます。
また不安に思う方も多いであろう糖尿病の観点からも、(デグーが罹りやすいという通説には個人的には懐疑的なのですが、)当然ながら健康体のデグーが真似して良い食餌ではありません。
それでも、不正咬合は歯切りできるし、糖尿病だって直接命を奪う病気ではない。でも何も食べなければ必ず死んでしまうので、リスクを承知で命を繋ぐことを優先しているという状態です。
意外とにんじん好きなんだなーという発見があってすりおろして与えてみたり(ピューレを気に入った京くれないは近所のスーパーにはなかったので、年末年始ならではの金時にんじんを使用)。
でも同じくすりおろしたリンゴは全然食べなかったり。
ベジドロップが大好物だったのに固いものが食べられなくなってしまったので、ならばとコーヒーミルで挽いてからペースト状にしてみたけどこれも全然食べなかったり。
樹皮や乾燥葉など、自然界のデグーに近いような食べ物をなぜか急に食べ出したり。
思いがけないことの連続ですが、ありとあらゆる手を使ってとにかく食べてくれるものを探し続けています。
鼻呼吸が上手くできないポピーにとって強制給餌はきっととても苦しいだろうし、誤嚥の危険性も高いので、なるべく避けたい。(あと自宅では保定ができない)
彼女が自力で食べられるものを最大限、大事にしていきたいと思っています。