「帰」一文字日記~75日目~
今回の一文字
「帰」
大分へお墓参りに行きました
今住んでいる大野城から実家のある柳川に帰省して大分への大移動
コロナが流行っている今、今回のお墓参りは見送ろうかとも悩みましたが…
何故だか毎回一番行きたい日に限って豪雨などの災害があり行けなくなってしまいます。
これからどんどん感染が広がって、身動きが全く出来なくなる事態が来ないとも限らないので…
夫と私と母の3人で出来る限り気をつけながら大分にある祖母のお墓までお参りに行く事に決めました。
気軽に帰省もお墓参りも出来ない今の状況が本当にうらめしい…
祖母は89歳で亡くなりました。母は今年70になります。母とあと何年過ごせるのか。何回会えるのか。
祖母は認知症で、最後の数年は私達の顔も忘れてしまいました。母のしっかりとした姿を見る事が出来るのはあと何年だろう。
祖母は70歳まで看護師を勤めました。母も看護師で70になる今年引退する予定です。立派な祖母と母を持ちました。
祖母の認知症が酷くなってから母は本当に大変な思いをしました。私達に出来る限りそんな思いはさせまいと、何年も前から私の母は終活をしています。帰省する度に物が減って行き、自分の死後の手続きについて何度も念入りに話をしてきます。
以前は母が死んだ時の話を聞くのがとても辛く、耳を塞ぎたくなるような気持ちになっていましたが、今は母を安心させる為にしっかりと話を聞き「わかった」と目を見て返事をするようにしています。
両親が離婚して20年。長い間気を張り詰めていた母に少しでも穏やかな気持ちで過ごして欲しい。
祖母のお墓参りに大分まで行く道のりはちょっとした旅行気分で。どこに寄り道するわけでもないけれど、外の景色を眺めながら私と夫と車で過ごす時間を母は毎回楽しみにしています。
今回のお墓参りはお天気にも恵まれ、大自然の青空の下で祖母に再会することが出来ました。
「お母さん、暑いねぇ」と母が祖母のお墓に水をかけてあげるとなんだか気持ち良さそうな祖母の姿に見えました。祖母と母と夫と私で穏やかな時間を過ごす事が出来ました。
本当は今年、私の母と夫の母、両方の70歳の記念に家族旅行にでも行きたかったのですがコロナの影響で難しそうです。
コロナ騒動以前の生活にはもう戻れないかもしれません。でも限られた環境の中で家族の絆を結びつける努力を忘れないようにしたいと思います。
長くなりました。いつも長文お付き合いありがとうございます🙇
おまけ
実家に帰るとノラにゃんこが2匹くつろいでいました。
可愛い
可愛い
てかなんでそんな落ち着いてるの?
やめろ。入るんじゃない。
実家で愛猫チロと存分に戯れてきました。
夫がノラの子とチロを間違えておりました。
実家から帰るとムシャおがふてくされておりました。ごめんごめん。
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