夫の理解 その2

そうだ、そうなの、そうだった!

この人は喧嘩にならない気の合う優しい人だと思ってたの。

でも、それは違うのよ!過去の私に聞いてご覧なさいな?

結婚式の段取り、お金の準備、誰がやったの?私一人でやったのよ、貯金まで崩して!

未来の自分にも聞いてご覧なさいな。

家を買うとき「この家にする」って言ったの夫ね。その後のローンシミュレーション、お金の借入、契約、誰がやったの?私一人でやったのよ、銀行の人に呆れられたわ!

その後も思いつきで「沖縄に行きたい」って言ったのは夫ね。その後の費用計算、計画、チケット手配、誰がやったの?私一人でやったのよ、旅行より疲れたわ!

肝心な時に決断を避ける人、それが夫。義母が言ってたっけ「あらあ〜、父さん(義父)と一緒だわ〜 笑」…その遺伝は、返品伝票書いておきますね。

でも、そんな事態が進展したのは、まさかの義父の弟である、田舎のおじさんからの電話1本だった。

「お前(夫)なぁ、早よ検査しといた方がええで。嫁さんのためでもあるけれどな、お前自身のためじゃ。」

そんなフツーの会話で夫が納得したのは、なんと、おじさんが長らくの不妊治療経験者、しかも男性不妊が原因であったからという、説得力抜群の内容だったから。


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