10/25(金)サンボマスター日本武道館 私的レポ
サンボマスターのツアー最終日、武道館のワンマンライブに行ってきました。
初めてのサンボマスターのライブ。
この日はどうも体調が良くなくて、生理前のせいなのか、秋のせいなのか、はたまた寝不足のせいなのか、鬱々とした朝を迎えていた。
いや正確には、朝も起きれなくて動きたくなくてイヤイヤ言ってたら学校は遅刻した。
その後何とか授業を受け、終業の16時。私はいそいそと荷物をまとめ、最寄り駅から東京武道館までの電車にかけ乗った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最寄り駅から錦糸町で乗り換え九段下まで。電車に乗る時は空が明るかったのに、武道館を目の前にする時にはもうお空は真っ暗。
急いで物販列に並び「全員優勝」タオルとペンライトを大変に悩んだ末に購入し、座席へと向かったのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
武道館の座席は2階席、南西方向で消してステージには近くないがアリーナからステージから全てがよく見通せる。いい席だ。
サンボマスターのライブは前述の通り初めまして、しかも曲も有名どころは押えてる程度のにわかファンなので、実は一曲目から知らない曲だった。でも会場の盛り上がりとメッセージ性の強い歌詞でぐんぐん引き込まれた。
そんなこんなで時々メンバーの皆さんの雑談混じるMCを挟みつつ、ライブは中盤へ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょうど「I love you & I hate the world」の頃だったと思う。私の涙腺は崩壊していた。
少し鬱っぽい一日だったからだろうか、普段はどんなにハートフルなバンドのライブでもボロボロ泣いてしまうことはない私なのだが、。
サンボマスターの山口さんが言った。
『13の頃に俺は気がついたことがある、それは俺がこの世にいてもいなくてもいい人間だってこと。』
一瞬会場が静寂に包まれる。
私は思った。
「ああ、こんな大舞台に立つ人でも、自分がいてもいなくてもいい人間なんだって思うことがあったんだ」って。
それからMCは続く。
『この世にいなくていい人間なんていない。クズなんかじゃない。君はいた方がいいよ。幸せになっていいんだよ。生きろ。』
うろ覚えだがそんなふうに言っていたと思う。
それから
「辛い夜は思い出して欲しい。今日のことを、サンボマスターのことを。お前に辛い夜にサンボマスターを思い出して笑っちゃう呪いをかけてやる。かけてやる。サンボマスターで笑って幸せになれ。」
なんてことも言ってたと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アンコールのラストソングは「ロックンロール イズ ノットデッド」。
私の大好きな曲であり、サンボマスターを知る原点となった曲。
『君が生きるなら僕も生きるよ ロックンロールイズくたばるものか ロックンロールイズノットデッド』
私が何度も生かされてきた曲を聞けた。
嬉しかった。
3時間という長い時間はあっという間だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上が初めましてのサンボマスター武道館レポでした。にわかファンの私に語れるものは少ないと思います。
それでもすごくすごく、勇気づけられ、またとても楽しいライブでした。
また行きたいし、また会いたい。
そんなライブレポートでした。