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乳がんと四十肩

一般にいう「四十肩」「五十肩」の本当の名前は
肩関節周囲炎というのだそう。

でも
呼び慣れへんし、四十肩って呼ぼう。

この四十肩が、不思議なことに乳がんの治療を始めたことであっさり治ってしまった!
そして、治療後ほどなくして手術した側の肩が、四十肩になってしまった。

乳がんと四十肩の関係は?

1年も続いた四十肩があっさり治ってしまった

乳がんの診断をされる1年くらい前から、私は四十肩に悩まされていた。

経験者が口をそろえて言うように、私もそれは、ある日、突然やってきた
四十肩だろうと特に病院には行かなかった。
でも、痛みは日に日にヒドくなって、激痛がはしるまでに・・・。
上がらない腕。着替えるのに苦労していた。

そんな頃、乳がんの告知 ( ノД`)シクシク…

どこまで身体ボロボロやねん。。。

そして、始まった抗がん剤治療。
今でも思い出すと気分が悪くなるFECの治療だ。

1回目の治療のたしか、2、3日後だったと思う。

朝、気分が悪いなぁ(治療の影響)と起き上がったら
激痛がはしっていた肩に、痛みがない!!
少しひっかかる程度で、痛みが減っている。

あれ・・・? 腕も動いてる。

四十肩は、いつの間にか、治っていた。

抗がん剤の何かの成分が四十肩にめっちゃ有効なのでは?
なんて単純な素人考えが浮かんだり、
大変な病気になったから、肩の方は治してやろうという神様のはからい?
なんて都合よく妄想したり。
経験者が言う「いつの間に治ってた」のタイミングだったのかもしれない。

肩の痛みがなくなっただけでもありがたい!

治療が終わった頃に、今度は手術をした側の肩が四十肩に。

放射線治療も終え、やれやれと一息ついて
次の治療開始までの休息期間に、またしても突然、四十肩はやってきた

今度は手術をした方の肩に。
手術した側なので、リハビリで腕の上げ下げを毎日やっていたのに。

四十肩の痛みから、毎日の腕の上げ下げもやめてしまった。←自分には甘い!

結果、腕は固まって上がらなくなり
毎週1回、病院のリハビリに通う羽目になった。

オステオパシーであっさり治る

リハビリに通う事、約5か月。
理学療法士の先生には、申し訳ないのだけど
なかなか治らないから、内緒でオステオパシーを受けに行った。

友人がオステオパシーを受けていて身体の調子がいいからと
勧めてくれ、「藁をもすがる」は大袈裟やけど、早く四十肩から解放されたかったから、試しに受けてみようと軽い気持ちで♪

オステオパシーの先生は、
肩だけに原因があるんじゃなくて、カラダ全体をみて施術するから、四十肩なら一発で治るで。と。

胡散臭い。臭すぎる。と思う反面、四十肩の苦しみから早く解放されたいからお願いします!!っていう気持ちもあった。

先生は、カラダ全身を確認した後、
足がどうのこうの、この辺のねじれが肩に影響してるんやと。
足への施術が大半だった。

その翌日、ウソみたいに腕が上がる。痛みが無くなった!
一回の施術で治った。

乳がんと四十肩は関係があるのか?

私は、よく分からない。

乳がんの主治医は、関係ない。そういうお年頃なだけだってハッキリ言う。

理学療法士の先生は、乳がんの人で四十肩になる人は多いから、何か関係があるかもって言う。

関係あるのかないのか、よく分からないけど、何かのサインだろうから、
しっかりケアすることは大切だなーと思う。

寒くなってきたら時々、肩の奥の方がズキンと痛む。
もうあんな痛い目にはあいたくないから、
肩を冷やさないよう温める。

四十肩になってもならなくても、
乳がんの手術後はしっかりリハビリやっておかないと
腕が上がらなくなるというのは本当だった。


100日ブログ・34日

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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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