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フィンドホーン滞在記

FBで上がってきた過去記事を見て、11年前の今ごろ、私はスコットランドのフィンドホーンにいたんだ~と懐かしくなった。

note書けなくて、困ってたとこ!
フィンドホーンで体験したことを書いてみよう^^

フィンドホーンは、正しくはフィンドホーン財団っていうみたい。
https://www.findhorn.org/japanese/

フィンドホーン入り口

私はここに、20日間ほど滞在してたのだけど、衝撃の連続だった!

フィンドホーン財団では、いろんなプログラムがあって、それを選んで滞在する。
プログラムの中に、1日数時間、このコミュニティーで暮らしている人たちの仕事をお手伝いをする時間がある。

・庭仕事
・畑仕事
・キッチン(食事作り)
・共同で使う場所の掃除
・メンテナンス(建物の修理)

この5つをプログラムを一緒に受けているメンバーと話し合って担当を決める。

私は、念願のメンテナンスに決まった。

そのメンテナンスでは、仕事の始まりと終わりには朝礼と終礼があった。

日本みたいに、偉い人の話を一方的に聞かされるようなことはなくて、
みんなでサークルになって、今の気分を話していく。
そして、リーダーはその話をもとに、それぞれが担当している仕事の進み具合も確認しながら、その日の仕事と、誰と組むか、の指示を出していた。
(ように思う。英語力がないので雰囲気で理解 (;^_^A)

そんなある朝、フランスから来ていた子が、
「めっちゃ怖い夢見て、気分が悪いから、今日は働きたくない」って言った。

風邪で熱があっても、少々のことでは休めない日本人の私からしたら
目ん玉が飛び出るくらいビックリ!

聞き間違えた?と思って、一緒にメンテナンスに入った日本人のCちゃんに確認したけど、合っていた。

リーダーも、あっさり「OK、ほんなら、ここで休んどき」って。

えええーーーーっ!!!

怒ってもないし、なんなら微笑んどるがな!

衝撃の朝だった。。。

その話を私たちのプログラムのお世話をしてくれていたマーティンに話した。(マーティンは日本語ペラペラ)

マーティンは

ここでは、それでいいんだよ (^_-)-☆
本人がイヤって言ってることを無理にやらせるのは、環境も状況も悪くなるだけ。「自発的なやりたい」が大事なんだ。

って教えてくれた。

なるほどぉぉぉぉと、当時の私はうらやましい気持ち半分、それでホントに上手くいくの?仕事やで!と責める気持ち半分で聞いていた。

: : : : : : : : : 

衝撃を受けて11年後の今、日本でも、コロナで強制的に体調が悪いと休むようになってきている。

コロナがきっかけで、少々の熱があっても無理して仕事に行くなんてこともこれからの時代はなくなっていくよね。

きっと。

しんどい時は休む。

そんな当たり前が当たり前じゃなかったこと自体、変やったよなぁ。と、当時の衝撃と共にこれからの時代に思いをはせてみた。


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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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