【乳がん手術】全摘か温存か悩ましい②
全摘か温存かで5か月もの間、考えすぎて
疲れた!
やっと手術で、この選択のループから解放される!!
と思った矢先、ヘルペスに罹ってしまい手術は延期に・・・
考える時間が増えてしまった
手術入院の手続きを終えて、麻酔科で診察を受けている時に
脇腹に気になる発疹があったので何もないやろうけど、念のためと先生に伝えると
「・・・ヘルペスかも。今から手配するので皮膚科に行って下さい」
間違いなくヘルペスということで、そのまま6日間、入院することになった。
手術が延期になって、ホッと安心が半分
考える時間がまた出来てしまったという苦しみが半分という入院生活。
もうさんざん考えてしんどかったのと、考えることから逃げたかったので
この頃には考えることをスッパリやめて、入院生活を楽しむことに専念した♪♪
改めて手術入院
ヘルペスは順調に回復し無事に退院するも
退院後の翌々日に、今度は手術するための入院という過密スケジュール。
主治医は一週間ずらすことを提案したけど、
入院の準備も中々に大変で面倒なので、このスケジュールになった。
全摘 or 温存をさんざん考えてイヤになったわたしは、
「もう、直感で決めてしまえ」になっていた (笑)
ファイナルアンサー
直感頼り。とはいうものの、
やっぱり気になって、看護師さんに聞きまくった。
入院したその夜に、全摘にしよ。と決心した。
翌日、朝の回診で、全摘でと先生に伝えたとき
「それでエエのか?」と。声がしたような気がした。
その後も、何かスッキリしなくて、「まだ変更できる。」
「11時や。まだ間に合う。」
お昼ご飯を食べて、時計を見ては「まだ変更できる。」
再発したら、諦めもつく。ここは、温存で勝負か。。。
よし!温存や!!
急いでナースステーションへ決意を伝えに行く。
こんなに迷うのわたしだけ?
この頃のわたしは、うわー。病院に迷惑かけて申し訳ないなぁ。って
気持ちでいっぱいで、恐るおそる看護師さんに聞いてみた。
「みなさん、早く決断されますか?わたしみたいに直前で変更する人います?」
「みなさん悩まれますよー。女性にとったら大事な問題やもんね。変更する人多いですよ (^_^)」
「そうなんでね ^ ^」
わたし1人じゃないは、最強の安心材料よ〜♪
事実はどうであれ、そう聞いて、わたしが安心できたんやから、それでOK。
99%の安心と1%の不安とともに手術室に向かえた。
自分の気持ちを知る
まずは自分の気持ちを知る。
そして、主治医とよーく相談すること。
これが、一番大事なことだなぁと思う。
一旦、「全摘」って決めたけど、
その後の、ざわつく感は、わたしの無意識の声だったのかもしれないな。
温存に変更してからは、変にスッキリ爽やかな気分やったし。
わたしの場合は、がんが大きかったので抗がん剤で小さくしてから手術という流れで、考える時間はありすぎるほどあった。
がんが小さい場合は、先に手術になると思う。
告知直後は、めっちゃショックで混乱するし。
気持ちの整理が出来ないまま、いろんな事を決めていかなきゃいけない。
ホント、大変。
大変だからこそ、ゆっくりできる環境を作ったり、気持ちを書き出したりして
本当の自分の気持ちを知ることはとっても大切な時間になると思う。