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「生きたい」に気づいた話

わたしの生き方の土台には、ゲシュタルトセラピーがある。

これがあったから、人生のいろいろなことや病気をやり過ごしてこられたのかもしれない。

「生きたい」に気がついたのもゲシュタルトセラピーだった。

ゲシュタルトセラピーって?

人間は、一度にたくさんのことを体験して、たくさんのことに気づいているようだけど、瞬間瞬間で区切ると、意識は一度に一つのことにしか向いていない。
その瞬間に、無意識で、一つを選んでいるから、他のことは置き去りにされている。

何かもやもやする。スッキリしない。という感覚は、
置き去りにされてしまった、だけど、
その人にとっては、とっても大事な「何か」を伝えている。

ゲシュタルトセラピーはその瞬間の気づきを取り上げて
「何か」を確認して終らせていく作業をするもの。と、わたしは思っている。

「生」の探索、始まる

このゲシュタルトセラピーから「生」の探索が始まったんだと思う。

わたしは、子どもの頃から10代後半で死ぬと思い込んでいた。
儚さにあこがれた子ども時代だった。

だから、20代になった頃には「いつ死んでもいいや」になっていた。

そんな中で出会った、ゲシュタルトセラピーは「生」を感じられたんだと思う。

その頃は単に、自分の中に「こんな感情あったんか!」という発見が
おもしろくて、トレーニングコースに何度も参加し、
アメリカのエサレン研究所まで行くほど、ハマってしまった。

「生きたい」に気づく

幸か不幸か、乳がんという病気になり、
「死」がもうそこまで来ている状態になってはじめて、
本当は、ずっと「生きたい」と思っていたことに気がついた。

「あっ!わたし、生きたい」  

とっても小さい心の声だった。

ゲシュタルトセラピーが身体にしみ込んでいたから、この小さい声に気がつけたのかもしれないなと思っている。

そうだ!って言っておこうっと (笑)

幸せになるために生まれてきた

わたしが尊敬しているトラウマセラピストの先生の言葉
「みんな幸せになるために生まれてきてるんです」

生きることを惰性でしかしてこなかったわたしには
鋭く刺さる言葉だった。

「そうか!」頭の中で、一気に何万個もの電気が付いたみたいに
パーッと明るくなった

みんな幸せになるために生まれてきた?

じゃあ、わたしもそうなん? え? え?

ワタシはシアワセにナッテはイケナイ

と、思い込んでたことに気がついた!

とんでもない思い込みが、自分にあったんやーー💦

こんな思い込みはいらん!!

気づいた時から変化は起こる

気づくということは、じゃあどうするか。を、自分で決めることが出来るようになること。

わたしの気づきを例えにすると

私も幸せになるために生まれてきた?
 ↓
「私は幸せになっていいんだ!」か「そんなはずは、ない」か

どっちを選ぶかは自由。

わたしは、幸せを選ぶ!

すると、自分にとっての幸せって何かな?を基準に選択するようになっていく。意識的だったり、無意識だったりするけどね。

自分で選択できる幸せ。生きているだけで幸せ。ただそれだけ。

100日ブログ 7日目





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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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