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しどい記憶を消した優しいうどん

乳がんの治療中、食欲があんまりないときに、
しょっ中、お出汁のうどんを食べていた。

だからか

その頃のしんどさの記憶と重なって、
お出汁のうどんが、イヤになってしまった。

うどんは、焼きうどんとかカレーうどんなら食べられるのに
お出汁のうどんは、拒絶反応が出る。
進んでお出汁のうどんを食べようとは思わなくなってしまった。

それが、

久しぶりに、ほんとに久しぶりに、お出汁のうどん食べたいなぁって思った。

出先だったから、目に入ったうどん屋さんに入ってみた。

カウンターだけの小さなお店で、お客さんの年齢層は高め (笑)
直感的に、ここのお店のうどんは美味しいんだなって感じたのは間違いではなかった。

お出汁が優しくて優しくて(*´∇`*)
めちゃくちゃ美味しかった。

治療中のあの頃のしんどさの記憶を一気に消してくれるほどの美味しさ!

あの頃のしんどさとセットになってしまったお出汁の匂いのはずが、癒しのお出汁に大変身するなんて。

店主は、お客さんに最高のものを!って気持ちで作っていらっしゃるのだろうか。それとも、優しいお人柄が反映されているのかな。
なんて、妄想しながら優しい美味しさに感動した。

またあのお店に行こう。


100日ブログ・35日


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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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