乳がんとお金
乳がんになって分かった事の1つに、
見えないところでお金がかかる (ノД`)・゜・。
治療が始まると、健康な時と同じようには働けません。。。
収入も減ってしまう。
命にかかわるものには健康保険が適用されるけど、
治療費はめっちゃ高いうえ、命にかかわらないけど必要なモノは結構ある!
支援制度や保険をうまく活用することで、節約にもなるし負担が減ります!
何にお金が必要なん?
健康保険が適用されるもの
▼ 検査費用
▼ 治療費(診察、薬代)
▼ 手術費用
▼ 入院費
あったら便利!でも自費負担
▼ ウィッグ、ウィッグ専用洗剤
乳がんで使う抗がん剤は、残念ながら脱毛します。(2017年時)
ウィッグとは最低でも1年くらいのお付き合いになります。
しかもウィッグは専用の洗剤で洗わないと傷んでしまうのです。
お手入れの付属品にもお金がかかる。。。
▼ 帽子やスカーフ、化粧品
健康だった時は使っていなかった化粧品、まつ毛がないのをごまかすのに、アイライナーやつけまつげ。気分転換のマニキュア。
▼ ブラジャー(乳がん術後用)、パッド(全摘、部分切除)
術後すぐは、ワイヤー入りのブラジャーはできないので、
ワイヤー無しや前開きのものがあると便利。
カタチを整えるのにパッドは必要なアイテム。
▼ 日焼け避けグッズ
薬の影響で紫外線を吸収しやすくなるので、健康時以上の日焼け対策は必須。
入院中の自費負担
▼ 入院中のパジャマ代
▼ 入院中の食事代
▼ 手術時のストッキング
▼ 術後、傷口に貼るテープ
お金の支援制度
高額療養費・限度額適用制度
これは本当に助かる!
薬の種類によりますが、私の場合は1回の支払いで2万円前後 (+_+)
一ヵ月に限度額を越えて支払った分は、手続きをすると戻ってきます。
あらかじめ、限度額適用認定証の手続きをして、病院で呈示すると
超えた分の支払いは請求されません。
気を付けなければいけないのは、医療機関ごとの計算であること。
同じ医療機関でも、医科入院、医科外来、歯科入院、歯科外来ごとに分けて計算されるので注意です。
傷病手当て
社会保険だと、傷病手当てがもらえるので、さらに助かります。
会社によって支給額は違うようですが、だいたい給料の2/3の額が
1年6ヶ月間、支給されます。
ただし、国民健康保険だと傷病手当てはありません。
障害基礎年金、障害厚生年金
日常生活を送る上で、困難な状況になってきたら、
障害基礎年金、障害厚生年金をもらうことも可能です。
ただし主治医の診断書が必要です。
民間の保険
ライフステージが変わった場合は、見直しをお忘れなく!!
私はすっかり忘れていて、10年以上前に入ったまま放置していました。
なので、残念な事態に。。。
医療の進歩は凄まじく、それにつれて保険商品も手厚いものが、
次々、販売されてます。
見えないところでお金がかかる「がん」
少しでも給付金があると安心です。
まとめ
国保、社保など各人で加入している保険は、手続き方法も違うので、
詳しくは、加入先の保険事務所に問い合わせてくださいね。
そして、民間の保険は加入しているなら、定期的な見直しは絶対です!
この他に、お見舞いのお返しにもお金が必要です。
お見舞いのお返しを出来るまで快復するのは嬉しいことだけど。。。
複雑です。
いろんな制度を使うことで、少しでも節約したいですね。