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【乳がん治療】内服薬の抗がん剤治療②

予後がよくないタイプの乳がんだったので、
やれるとこまでやってみよう!と内服薬の治療も受けることにした。

この薬は、緩やかに効くらしい。
主治医は、「副作用は点滴の抗がん剤ほどではない」というけど、
最後は「やってみないと分からない」と毎度おなじみのセリフ!
服用して感じたのは、「余裕や~ん」だった。

どんな薬で何クール?

処方されたのはゼローダというお薬で、緩やか~に効くらしい。

1日2回、朝夕食後の服用を2週間続けて、1週間お休みを1クールとして
計8クール。期間にすると約5か月半。

この薬、1粒がけっこうな大きさで飲みにくい。。。(T^T)
しかも1回に6錠。

大腸がんとかに使われているお薬だそう。


気になる副作用は?

先生の事前説明では、
・手足症候群
・下痢
・白血球減少
が、比較的出やすい副作用とのこと。
あとは、倦怠感や食欲減退、口内炎などだった。

手足症候群
手足症候群に関しては、事前に保湿剤を処方される。
症状が出る前からケアするよう言われた。
この保湿剤、私にとってはとっても良くって、ハンドクリーム的に使っていた。
説明されたピリピリ感や痛みは、私の場合、無くて、爪と指先の変色と荒れがあった。爪は服用4か月目くらいから脆くなってしまった。
変色は、指先だけ日焼けした感じ(ゴボウみたい)で、このままだったら、どうしよう(((((゜゜;)と思ったけど、服用が終わったら、徐々に元の色に戻るので大丈夫。良かった(^^)

その他の症状
その他の症状として私にあったのは下痢。
といっても、ずっとではなく、薬を飲んで1週間後くらいに下痢。
薬で下痢になってるかどうか、はっきりしないけど、
「そういう波なんでしょうねぇ」と先生。

服用後、時々起こった、寝込むほどではないけど何か気持ち悪い感じ。
柑橘系のジュースを飲んだらスッとしたので、いざという時にすぐ飲めるよう出掛ける時の必需品だった。

あとは、独特の倦怠感(-_-) 何とも言えないあの感じ。
これはどうしようもないねぇ。。。
気を紛らわすのが一番かな。。。


脱毛しない

「抗がん剤=脱毛」だと、思い込んでいたから、
この薬をすすめられた時の私の第一声は
「せっかく髪が生えてきてるのに、また脱毛ですか!?」だった。

この薬は脱毛しないよと先生に説明され、安心したものの、
服用後、ほんとに抜けないって分かるまでは、ちょっと疑っていたのだった。
大丈夫!こおの薬では脱毛しなかった!!


8クール無事終わる

パクリタキセルの時は、白血球がなかなか回復しなくて治療延期があったけど、
内服のゼローダは、延期することも無くなんとか無事に終了した。

7クール目、8クール目は、さすがにバテバテで白血球数もギリギリだったけど。

後半は、夏の暑さ疲れ&免疫力低下もあり、引きこもり生活をおくり、
何とか無事に8クール終えることができた。

先生が言ったように、FECやパクリタキセルに比べたら、めっちゃ余裕!
これくらいラクな治療になれば、仕事と両立できるのになー。

※ 2018年9月時の記録です

日本乳癌学会
http://jbcs.gr.jp/guidline/p2019/

100日ブログ・4日目


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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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