リヴァプール試合結果&感想(プレミアリーグ24/25第4節 2024年9月14日)
2024/25シーズンのプレミアリーグ第4節、リヴァプール 対 ノッティンガム フォレストを観戦した感想をまとめます。最後まで見ていただけると幸いです。
試合結果
LIV 0 - 1 NFO
0 - 1 72’ C. ハドソン・オードイ
リヴァプールスタメン
GK 1 アリソン・ベッカー
DF 4 フィルヒル・ファン・ダイク
DF 5 イブラヒマ・コナテ
DF 26 アンドリュー・ロバートソン
DF 66 トレント・アレクサンダー・アーノルド
MF 7 ルイス・ディアス
MF 8 ドミニク・ショボスライ
MF 10 アレクシス・マック・アリスター
MF 11 モハメド・サラー
MF 38 ライアン・フラーフェンベルフ
FW 20 ディオゴ・ジョタ
控え
GK 62 クィービーン・ケレハー
DF 2 ジョー・ゴメス
DF 21 コスタス・ツィミカス
DF 78 ジャレル・クアンサー
DF 84 コナー ブラッドリー
MF 3 遠藤航
MF 17 カーティス・ジョーンズ
FW 9 ダルウィン・ヌニェス
FW 18 コーディ・ガクポ
監督
アルネ・スロット
試合経過と解説
2024年9月14日に行われたプレミアリーグ第4節で、リヴァプールはホームのアンフィールドでノッティンガム・フォレストと対戦し、0-1で敗れました。試合の前半はリヴァプールがボールポゼッションを支配し、ゲームの主導権を握りました。しかし、ノッティンガム・フォレストの守備は堅く、リヴァプールはフィナルサードでの突破に苦労しました。フォレストはリヴァプールの攻撃をコンパクトな守備ブロックで抑え、カウンターアタックを狙う戦術を採用しました。
試合の決定的な瞬間は72分、フォレストの途中出場選手カラム・ハドソン=オドイがリヴァプールの守備陣の隙を突き、20ヤードの位置から見事なシュートを決めました。このゴールは試合の唯一の得点となり、フォレストにとってアンフィールドでの55年ぶりの勝利となりました。
リヴァプールの良かった点
①守備面での安定性
試合前まで無失点を続けており、試合を通して相手に多くの決定機を与えなかった点は評価できます。守備陣は組織的に対応し、通常のシチュエーションでは相手の攻撃をうまく封じていました。
②ボールポゼッション
中盤の選手たちを中心にボールを保持し、試合の主導権を握りました。これはチームのビルドアップの質と中盤での支配力を示すものでした。
課題
①攻撃の創造性不足
ボールポゼッションを支配しながらも、ノッティンガム・フォレストの堅固な守備ブロックを崩すためのアイデアに欠けていました。特にフィナルサードでの最後のパスやクロスの精度が不足し、決定的なチャンスを作り出すのに苦労しました。
②ボールロストの多さ
アルネ・スロット監督が試合後に指摘したように、リヴァプールはボールを失う場面が多く、これがノッティンガム・フォレストのカウンターアタックを許す要因となりました。
選手の総評
①アリソン
失点こそ許したものの、全体的に安定したパフォーマンスを見せました。ハドソン=オドイのゴールはアリソンの責任というより、守備陣の対応の遅れが原因でした。
②中盤の選手
ボールポゼッションを保つことには成功しましたが、相手の守備ブロックを崩すための創造性に欠けていました。攻撃と守備の両面でのカバーリングの不足が目立ちました。
③攻撃陣
サイドからの攻撃やクロスを試みましたが、相手の守備を崩す決定的なプレーはありませんでした。個々の技術は見られたものの、連携やフィニッシュの面で課題が残りました。
試合後の関係者コメント
アルネ・スロット監督は試合後、リヴァプールのパフォーマンスについて、「ボールを簡単に失いすぎた」と述べ、個々の選手のパフォーマンスが期待されたレベルに達していなかったことを指摘しました。また、ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピーリト・サント監督は、守備戦術とカウンターが成功したことを評価し、この勝利を「クラシックなスモッシュ・アンド・グラブ」と評しました。
試合で発生した記録
ノッティンガム・フォレストのアンフィールドでの勝利
この試合の勝利により、ノッティンガム・フォレストは55年ぶりにアンフィールドで勝利を収めました。
PLAYER of the MATCH
リヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦でのPLAYER of the MATCHは、ノッティンガム・フォレストのカラム・ハドソン=オドイでした。
リヴァプール側では、ヴィルジル・ファン・ダイクが7/10の高評価を受けており、守備での堅実なパフォーマンスや空中戦での強さを見せ、同点ゴールに迫る場面もありました。しかし、リヴァプールの攻撃陣は不調で、モハメド・サラーとドミニク・ソボスライは4/10の低評価を受けるなど、特に攻撃面での改善が必要とされました。
次節予定
ミッドウィークにCL第1節をアウェイでACミランと、
週末にはプレミアリーグ第5節をホームでボーンマスと対戦します。