気付ける人と気づけない人の違い

人と関わる仕事をしていると、自分自身の「気付けなさ」に落ち込むことが多々ある。

今日もそんな日だった。

何で相手の気持ちに気付けなかったんだろう、何であの一言が出てこなかったんだろう。

人に指摘されて、やっと気付けたとしても、自分で気付けなかったことに変わりない。

今思うと、本当に情けないと思う。

いつも、こんな感じで落ち込んでいるときに考えることはそんなに深いことはない。

成長もできずにただ凹んでるだけなので。

だから、また失敗を繰り返す。

失敗を繰り返すほど、自分って気付けない人間なんだなってどんどん肯定できてしまう。

人間として欠けているものがある、間違いない。

もちろんそんな人間になりたいわけじゃない。もっと気付ける人間だったらどれだけ悩まず過ごせるだろうと思う。

でも、自分自身で気付けなくても、気付けなかったことに気付けたときに、他人からの指摘だとしても、まずは自分自身を一回認めてあげたいと思う。

気付けない人は、気付けないんじゃなくて、経験が足りていないだけなんじゃないか。

だって、そういうのって、例えば今日気付けなかったことが、いつかおんなじような場面になったとき、気付けるわけだから。

そのときは、気付ける人間と同じだから。

だから、無理に気付けない人と気付ける人とを分類することを辞めて、少しずつ、経験値を増やしていけばいい。

急に気付ける人になれないのは当たり前。

そんな感じでいいんじゃないか、と思う。

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