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未来はこうなるかもしれないという設定がスキ!
子どものころ観た「ドラえもん」が未来から来たロボットだったのは誰もが知ってますよね。
便利な未来の道具を使って、いつも助けてくれるドラえもんの存在は羨ましくて、夢のあるストーリーです。
だけどドラえもんで描かれている未来が本当にくるというリアリティは、子どものころのわたしは感じたことはありませんでした。
それが大人になってから観る未来のストーリーは「こんな世界がくるかもしれない。」と思わせられることが多くなりました。
Netflix「PLUTO」
人間とロボットが<共生>する時代。
強大なロボットが次々に破壊される事件が起きる。
調査を担当したユーロポールの刑事ロボット・ゲジヒトは犯人の標的が大量破壊兵器となりうる、自分を含めた<7人の世界最高水準のロボット>だと確信する。
時を同じくしてロボット法に関わる要人が次々と犠牲となる殺人事件が発生。<ロボットは人間を傷つけることはできない>にも関わらず、殺人現場には人間の痕跡が全く残っていなかった。
2つの事件の謎を追うゲジヒトは、標的の1人であり、世界最高の人工知能を持つロボット・アトムのもとを訪れる。
やっと完走しました。
「PLUTO」
昔、原作を読んだのになんとなくしかストーリーを覚えていなくて、また読み返したいなぁ…と思っていたら、Netflixでアニメ化!?
ずっと楽しみに待っていました。新鮮な気持ちで観れました。
この作品の中で原作を読んだ時から感じた、いつかこんな世界になるかもしれないというロボットと人間の「共生」
あたりまえのようにロボットとすれ違う世界。
ロボットにも権利があり、家族を持つことも養子もとることもできる世界。
もう夢物語じゃないんじゃないかって。
凄いなぁ…と感じると共に、どんなに文明が発達しても、
戦争、差別、分断はなくならないんだな…という、むしろそれらがより強くなってしまう皮肉さもあるストーリーでした。
Amazon prime
オリジナルドラマ
「アップロード 〜デジタルなあの世へようこそ〜」
2033年の世界では、死が目前に迫った人々は6つのテクノロジー企業が経営する仮想現実のホテルに”アップロード”されることが可能となった。
金銭的に余裕のないノラはブルックリンで暮らしながら、贅沢な死後の世界、”レイクビュー”の顧客サービススタッフとして働いている。
ネイサンはロサンゼルスに住むパーティー好きのプログラマーで、彼の自動運転の車が事故を起こした際、彼は自己主張の強いガールフレンドにアップロードされて仮想現実の世界で永久に過ごすこととなり、ノラと出会う。
2020年5月1日にシーズン1配信。
2022年3月11日にシーズン2配信。
シーズン1を観た後、ずっと続きはまだ!?と待ち続けて、
シーズン2を視聴。
さらに2023年10月20日から、シーズン3が配信されています。
コメディ要素あり、ブラックユーモア系なので、アップロードの雑さに注目して観てください。
車の自動運転はあたりまえ。
レンタサイクルは乗り捨てても、勝手に帰っていく。
料理はしなくても、3Dプリンターにレシピを転送し、専用カートリッジを入れたら、コップ一杯の水からステーキまで出来上がり!
スマホは腕にバンド型機器をつけたら、手の甲を上にしてLの形にすれば、人差し指と親指の間に画面が出てくる。
とにかく現実世界も仮想空間も設定が細かくて、いつかこうなるかもしれないと思わせてくれる要素がいっぱいです。
主人公ネイサンは仮想空間で死因を聞かれて「交通事故」だと答えますが、みんなが「そんなのありえない」と鼻で笑われます。
それぐらい自動運転AIが完璧な世界で、ここからネイサンの死因についてミステリーが始まります。
現実世界からVRでアクセスし、レイクビューで働くノラ。
ネイサンの担当になり、2人はしだいに惹かれ合うようになります。
仮想空間内の「2GB」の部屋に注目してみてくださいね。
そこまでしてアップロードする?という気持ちになります。この設定面白い!
そしてシーズン2からは森の奥で自給自足の生活をしている、保守派と呼ばれる人々が登場します。
シーズン3を完走しました!
また続きが気になるところで終わってしまったので、シーズン4が待ち遠しい!
このドラマの設定は今から10年後、わたしたちの現実世界がどこまでこのドラマに近づけるのかも楽しみですね。
映画「her」
そう遠くない未来のロサンゼルス。
ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。
AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。
セオドアとサマンサはすぐに仲良くなり、夜寝る前に会話をしたり、デートをしたり、旅行をしたり……一緒に過ごす時間はお互いにとっていままでにないくらい新鮮で刺激的。
ありえないはずの恋だったが、親友エイミーの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。
しかし感情的で繊細な彼女は彼を次第に翻弄するようになり、そして彼女のある計画により恋は予想外の展開へ――!“一人(セオドア)とひとつ(サマンサ)”の恋のゆくえは果たして――?
2013年の映画ですが、わたしは地上波で観たので、きっとその数年後ぐらいだったんでしょうね。
夜中にたまたまつけたTVで放送していて、始まりからすでに15分か20分経っていたんです。
どんな話しかな?と少しだけ観るつもりが、「えっ!?これどうやってストーリー着地するの?」と気になって、ついつい夜更かしして最後まで観てしまった記憶があります。
この映画を観た時も、今でさえ「2次元しか愛せない」という言葉があるぐらいだから、いつか「AIしか愛せない」という価値観がでてくるのではないかと当時は思いました。
YouTubeのPIVOTチャンネルで、「AI時代に消える仕事、残る仕事、生まれる仕事」をテーマにした動画内で、成田修造さんが話しているこの部分↑を観て「やっぱりキタキタ!」と感動しました。
次はこれがすごく気になっています。楽しみ!↓
一刻も早く
運転と料理をしなくてもいい生活になりますように!
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