自分の物差しに当てはめる人は。
Xであるポストを見かけた。
仕事聞かれて「大学の教員です」って答えたら「大学の先生の秘書ですか?」って言われて、脳内補正がすごいなと思った。
— きょむたん(虚無虚無) (@Akyomutan) January 23, 2025
全く同じショッキングな経験がある。
当時私は営業職についていた。
部署内に複数あるチームのうち1つのチームを任されていた。
(所謂チームリーダーというものだ)
仕事について少し経った頃に、
親戚に会う機会があり自身の仕事について聞かれた。
守秘義務を気にしつつも明確に自分の仕事を説明したつもりだったが
「あぁ、じゃあ営業アシスタントとか、事務方なのね!」
一応、関係各社と折衝を重ねながら深夜遅くまで提案資料を作ったり、
土日を捨てて資料集めをするほど仕事に夢中なんだと説明したつもりだったのだが、何がどう伝わったか私はものの3分で営業から営業事務になった。
ここで注意したいのが、
営業事務が見下すべき職種という事を言いたいのではなく、
「女が営業部門で働くならサポート業務に違いない」という
考えについて着目してほしい。
正直今でも鮮明に思い出すほどショックだった。
自分としては
仕事がとにかく大変で、でも楽しくて、
頑張ってやっとそこチームリーダーというポジションを
任されたんだと男女の性差などには触れずに話したつもりだったが
「女が営業部門で働くならサポート業務に違いない」
という目で見られ事をはっきりと感じた。
しかもそれを言ってきた相手が
ずっと信頼していた親戚だった。
自分を軽んじられたショックと、
頼りにしていた親戚がそういった考えを持っているのと、
ダブルショックだった。
ここまで書いて思ったことは、
私は「営業事務は決して軽んじる職種ではない」としつつ、
その引き合いに出されて怒っているという事は
私も営業事務を下に見ているんだろうか…?
年齢を重ねるごとに
自分の物差しは、長さを、厚みを、帯びていく気がする。
ただそれを他人に当てることはしたくない。
またいつか人に
物差しを当てられた!と思った時は
このnoteを見返すようにしたい。