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Photo by yossy1022

婚活の辛いこと

きよこ

こんにちは、アラサーOLきよこです。

婚活をスタートして早二ヶ月。なかなか順調には進みません。

婚活の体験談ってリアルな部分を知りたいのに、検索すると広告ばかり出てきてうんざりしますよね。

3ヶ月で結婚できました！というような順風満帆エピソードを見たと思えば、はたまた結婚相談所に対するただの誹謗中傷のようなコメントだったり。フラットな口コミや体験談をなかなか耳にしません。

婚活している、ということ自体あまり周りに言いたくないものなのか、隠している方が多いようにも感じます。

余談ですが、私は友人にも同僚にも普通に話していますが、「結婚相談所って変な人がいるんじゃない？」という質問を全く受けたことがなく「どんな感じなのー？」と興味津々で周囲に恵まれていることを感じる日々です。

そんなわけで、せっかくなのでフラットな体験談を自分で書こうではありませんかということです。

たったニヶ月で婚活の辛さを十分に体感しましたので、今の気持ちを綴ります。

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ひとまずざざっと箇条書きにするとこんな感じです。

・休日を全て婚活に費やすので体力がキツい
・プライベートな時間がなくなる
・本来頑張りたいこと（仕事や趣味）に時間が費やせない
・知らない人と関係性を築き上げるしんどさ
・断ったり断られたりすることによる精神の疲弊
・努力したからといってうまくいくわけじゃない
・ステップアップしない
・いつ終わるか分からない不安

まず、体力、気力。〜活とつくものは大抵辛いと相場が決まっていますが、セルフマネジメントが出来ないとなかなか厳しいものがあります。

今のところ、土日が全てお見合いやデートで潰れており、単純に体力がキツいことに加え、初対面や関係性が築けていない方々とお話し続けるというのは相当なしんどさがあります。

新規営業の方の気持ちを味わっており、営業の方への尊敬の念が沸き起こりました。

私は元々マイペースな人間だったのですが、今はプライベートな時間がほぼほぼない。業後は仮交際になった方々とやり取りしたり、お見合いを申し込んだり、お店を調べたり。

また、これは元々覚悟していたことではありますが、婚活のために仕事もセーブしており、おそらく目標設定したものはあまり達成出来ず評価が下がりそうでそれもまたストレス。

あとは、断ったり断られたり、ですが、実は断るというのは本当にしんどいです。断られる方がマシなくらい。共感能力が高い人にはありがちかもしれませんが、元々婚活でなくても凄く苦手ではありました。
相手に何も非がない、条件も人間性も問題ないのに、どうしても違和感を覚えたり、本能的に何かが無理だと感じてお断りしてしまう。
いい人なのに、という場合、本当に相手が色々時間やお金などを割いてくれた分の申し訳なさだったり、一体自分は何様なのか、選ぶ立場なのか、そうやって選り好みしているから結婚できないのでは？という自責の念だったり、罪悪感だったり、そういうものでとても疲れてしまいます。

そもそも、「選択する」「決断する」ということ自体が心のエネルギーを必要とすることですので、それにプラスαで常に負荷がかかっている状態ということになります。
真綿で首を締められるような、じわじわと精神が擦り減る感覚がします。

それから、なかなか関係がうまくいかないこと。私は周囲の人と当たり障りなく適度な距離感でコミュニケーションをとることは得意ですが、空気を読みすぎて疲弊することが度々あります。相手がやらないなら自分がやってしまうタイプです。いわゆる損するタイプの気が付く人間。そうすると表面上のコミュニケーションはとれても、自然体で接することができる方が少なく、なかなか関係を進められません。いわゆるこじらせなのかもしれません。生理的に無理な範囲が人より広いとも言えます。これはもうめちゃくちゃ不利。既に婚活長期化の道が見えています。
でもこれは自分でコントロール出来るものではないので、個人的には仕方ないと思っています。だからこそ婚活しているのですし、地道に、自分が心を開ける人を見つけるしかないのだろうと。

それに自分がいいと思う人とはうまくいかないものですね。婚活じゃなくても同じですけど。なんだよも〜って思うこと、たくさんあります。

結婚相談所で成婚する人は1割なので、大抵の人は成婚出来ていないということですが、巷では2〜3ヶ月で成婚、平均在籍期間は6ヶ月、なんてことも頻繁に耳にして、全然進展のない現在の状況に、焦りや至らなさを覚えてしまいます。

いつ終わるか分からない、不確定な未来って不安すぎますよね。

このnoteでは散々書いてきましたが、他人と比べることに意味はないのです。ないって分かってる、それで「じゃあいいや〜」ってなれるなら誰も悩んでいないですよね。分かっていても無意識に比べてしまうもの。

あとはもう、自分に言い聞かせるしかない。
焦らないこと、比べないこと、こんな私が良いと言ってくれる人が現れることを信じること。

共感能力が高い人にとっては、婚活って凄く辛いと思います。本当に生きにくい世の中です。

でも、今しんどい思いをしている分、他人の痛みに気付けたり、人に優しくなれたり、人として成長できる部分もあると思いたいです。

今はちょっと心が疲れているのですが、そういうところが素敵だと思ってくれる人がきっと世の中にはいると信じて、明日も清く生きていきたいと思います。