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冒険といつもの私


こんばんは。
最終面接をやりきったpopopoです。
憧れの会社がここまで私を選んでくださったことには感謝しかない。この後、内定をいただきたいし何なら3月からでも働く気満々。残念な結果になったとしても悔しい思いと共にこれからもその会社を応援し続ける。何はともあれお疲れさま、私。
(ここまでの文章は自分を励ますために面接前に書いたもの)

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今日は先に書いたように緊張が伴う特別な日だった。そういうときはなるべく普段の生活を心がける。でも、いつもと違うこと(冒険)をしたくなる気持ちもあり、そんな心も満たしたい。それは願掛けのようなものと終わったことを考えすぎないために。ということで...

冒険その1。朝ごはんを変える。

いつもの朝ごはんはヨーグルトにナッツと冷凍ブルーベリーを入れたものだけど、今日は昨日パン屋さんで買ってきたエルヴィスサンドに。エルヴィスサンドとはあのエルヴィス・プレスリーが愛したとされる、ベーコンとバナナとピーナッツバターを挟んだホットサンド。初めて食べたのだけど、頭の中がJailhouse Rockになる不思議味。でも最後は食べ終わるのが惜しくなるくらいやみつきに。うん、中々良い朝。

冒険その2。列に並ぶ。

面接終わり、朝ごはんをがっつり食べたのにもかかわらずお腹がぺこぺこ。ならば有楽町の「甘味おかめ」さんへ、と行ってみれば平日なのに列ができていた。私は短気だから並ぶことはほとんどしないけど、今日はやってみる。

ほんのりあたたかくて柔らかい胡麻のおはぎ

ぺこぺこ状態に更に圧をかけ限界まで追い込んだ甲斐あり、とてつもなく美味しかった。おはぎにかかっている胡麻の塩味と中の餡子の甘さが全てを満たしてくれる。しょっぱいものを食べると甘いものが食べたくなり、その逆もまた然りで、それが一度に叶えられるという逸品。

おみやは忘れずに


冒険その3。聖地巡礼。

川瀬巴水の版画に『東京十二題 大根がし』『東京二十景 大根河岸の朝』という作品がある(下に2作品が見られるリンクを載せておきます)。おかめさんでおはぎを食べ終え一息ついたとき、その版画たちがふと頭に浮かんだ。確か「大根河岸」ってこの近くだったような、と。なので行ってみることに。

今は「京橋大根河岸通り」となった「大根河岸」は、昔は青物市場で大根がたくさん荷揚げされていたからついた名前だそう。調べなくても「たぶん大根がようけあったんやろな」と想像しやすい名付け方。

青線が「大根河岸」だったところ
今の「大根河岸」

昔の名残はなさそうだった。
川瀬巴水に限らず昔の浮世絵や古地図と現在を比較すると、なんだかなぁという気持ちになるのは私だけじゃないはず。埋め立てた頃は日本も元気で、「とにかく進めー!」と色々省みることなんてなかっただろうから仕方ないけど。なんだかなぁ。


いつもの私

結局今日は冒険が上回ってしまったけど、いるよ、いつもの。

ハンガリーのレース

いつもの私は少しでもおしゃれを楽しむ。
たとえ今日が大事な面接の日であろうが関係ない。企業に行く前と後は自由なのだから。今日みたいな心地よい日に、花模様の手編みレースをスカーフ代わりにひらひらさせながら歩けば、その後ろから春がついてくる。





もちろんお葬式などではおしゃれなんてしませんからね。わきまえております。

今日はこれでおしまい。

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