デデンデンデデン
ターミネーターが好きだ。
正確に言うと、ターミネーターと、ターミネーター2が好き。
3は記憶から消したい。3が作られる前に過去に戻って制作現場を破壊したい。
「アンタみたいな人間がターミネーター3を作ったのよ。自分をクリエイティブだと思ってる。作り出しているものか何かも分からないで、続編を誕生させているような気持ちになってる。あなたが作り出しているものは、駄作と破壊よ!!」と言って制作現場にあるPC等を破壊し、涙を流しながら「シーー…」と言って現場を去りたい。
4は、ジョン・コナーがちゃんと救世主となっており、ファンとしては、まぁまぁ納得する内容だった。また、クリスチャン・ベールがカッコイイ。3部作の予定だったが、製作会社が倒産するという大人の事情で、ブツリと主電源が切られたような気分。
まぁシュワちゃんもCGでしか出てないし、無かったことにしてもいいか、というのが正直な感想。クリスチャン・ベールは違う作品で見ればいいし。ちなみにクリスチャン・ベールは、この作品に出なきゃ良かったと言ってるらしい。
CG出演しかしていないシュワちゃんは、自分の子供に「今までのターミネーターシリーズで1番面白かった」と言われて、物凄く傷ついたらしい。傷ついた彼は、後にこの作品を「あれはひどかった」と皮肉ってる。T-800がそう言ってるのだ。だから、無かったことにする。
「俺出てないのにぃぃ」
そして、今日はターミネーター ニュー・フェイトを見た。T2の正式な続編だそう。
ファンとして一番嬉しいのはサラ・コナーがリンダ・ハミルトンだということ!やっぱりリンダじゃないと。嬉しい。まぁ〜〜〜〜カッコイイばあさん!深い皺がいい味出してるんだわ。苦労が出てるみたいでさ。ターミネーターの主役は、やっぱりサラ・コナーだなと思った。
あー、早く夏にならないかな。グレーのスウェットに白タンクトップをやりたい。私が唯一やるコスプレである。仕事で気が狂った時、人間関係に疲れた時、アイツらブッコロスみたいな気持ちになるのが気持ちいいのである。
(ネタバレ注意)
ジョン・コナーは早々に殺された。仕方ない…ジョン・コナー役のエドワード・ファーリングは、変わっちまった。本人はやる気があるし、出たい!と言ってるけど、世界観が歪むくらいデブデブのおっちゃんになっちまった。サラ・コナーを出すなら、ジョン・コナーも出ないとおかしい、分かってる!でも無理なんやぁ…!消すしかないんだーっ!バキューン!
ファンは多分ここで少し現実にかえっちゃう。現実世界の事情臭がプーンとするのである。あと、あんなに守ったのになぁ、呆気ねーなーという気持ち。
あとは、何かネーチャンが二人出てくる。もうちょいサラやジョンと繋がりのある関係性にして欲しかったというのが本音。誰や、このネーチャン達、サラを悪く言うな!みたいな気持ちになる。最後の終わらせ方も何だかよう分からん。
新しいターミネーターRev-9は、ちょっとトニー・レオンに似てるなと思った。私はトニーが好きだ。昔、ラストコーションというちょっとエッチィ映画に出てた。それからトニー・レオンを見るとちょっとエッチィ気持ちになる。だからこのターミネーターも好きと思った。ちなみに最初にRev-9が着る服はださい。
ターミネーターとしては、スゲぇんだけど、スゲくない。
無敵過ぎるのだ。そして無機質過ぎる。それが恐ろしさを増幅させるのかもしれないけど、人間臭さを削ぎ落としすぎて、好きになれないのである。顔はエッチィけど。
T2のT-1000の様にお茶目な場面は一切無い。「ゲイ専?」など言わない(※わかる人だけ分かればいい)
Rev-9はずーっと機械。だから、次はこうするべなーとかぼんやり考えてしまう。デジタル革命が起きた現代で、ターミネーターがどうやって居場所を突き詰め、攻撃してくるか、意表をつくことは難しいのかもしれない。
「チッチッチッよ」
この映画の満足感は60点くらい。
サラ・コナーがリンダだってことがまず90点、スカイネットと言う言葉が無くなったことが−30点、あと、まぁ、色々で10点。
わたしも歳をくい、小学校2年の時に見たターミネーター2 の衝撃と興奮を超えることはもう無いだろうと思う。これはもう仕方無い事だ。
愚痴愚痴いいまして。
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