彼氏ができた喪女はなぜ幸せ自慢をしてしまうのか
表題とは関係ないけど最近やたらとおすすめタイムラインに流れてくる「初恋、ざらり」という漫画
「必要とされると拒めない女の子が恋をする話」という触れ込みで、内容としては軽度の発達障害持ちでも容姿には恵まれた25歳の女の話なんだけど、あるきっかけで一気にしんどくなって作者ごとブロックしてしまった
というのも作品そのものに原因があるのではなくて、問題はAmazonの商品ページ そこに書かれていた作者についての情報だ
こ~れはさぁ こっち側の人間にしか理解できない感情なのかもしれないけどさぁ
理解ある彼くんと出会えて幸せな人間が理解ある彼くんと添い遂げる作品を描いてるってのはさぁ 理解ある彼くんのいない不幸な人間にとって最も心を抉られる行為だと思うんだよね
最初から持ってる人間を僻み嫉むほど元気じゃないけど、私と同じで持っていなかった人間がなにかを持てたことは羨ましくてしょうがないってのは やっぱりあるじゃん
そんなわけで表題なんだけど、喪女って喪ってる最中は親の仇のように世のバカマンコをぶっ叩くけど、いざ自分に彼氏ができるとなんかいきなりキスマとかタバコの写真あげたり「激しいのはあんまりだけど腰ぐいって引かれるのはすき~」みたいな頭ゆるふわバカマンコポストするようになるよなって
持たざる者の苦しみを誰よりも知っているはずのお前がなんで持つ者になった瞬間持たざる者を殺しにかかってんだよ 意味わかんねーよ
いや気持ちはわかる わかるよ そら彼氏なんてできたら絶対浮かれるし誰かに惚気けたいよなわかるけど わかるけども そうすることがどれだけ周囲から白い目で見られるかを己が喪だった頃にその身を以て学んだはずじゃないのか
更に言えばその恋が終わったときこれまでの自分がどれだけ滑稽に思えるかというところまで含めて脳内シミュレーションで学んだはずじゃ…… なかったのか……
私もいつかは恋をしてみたいけど、彼氏ができたとしても絶対に「年齢=彼氏いない歴だった喪女の私に彼氏ができた話」なんて記事は書かないようにしよう マジで
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