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自分はまだ助産師じゃない


久しぶりの更新となりました。
更新できていないのに、Instagramは定期的にフォロワーさんは増えていき、
メルカリに出品している助産学校受験テキストも購入してくださる方がいます。
noteにまとめていることや、
テキストの内容が、その方達にとって有益な情報となっていれば幸いです。

さて、2023年も残りわずかとなりました。1年経つのは本当に早い。

1年前の今頃は助産実習がちょうど終わった頃になると思います。
ひたすら分娩実習をして、最後は地域の助産院や保健センターなど回っていました。
この時期だった。懐かしい。
本当に大変だったし、人生で一番睡眠時間と寿命を削った期間でした。笑

そんな私も、ずっと憧れていた助産師になって、約8か月経過します。
今一番思っていることが、タイトルの言葉です。

「自分はまだ助産師じゃない」

私の病院は分娩に関われるのは2年目からです。
なので1年目は主に、管理入院の妊婦・産後の褥婦・新生児になります。

私はここ最近、褥婦さんを担当することが圧倒的に多くなっています。
日勤でも、夜勤でも、ひたすら褥婦担当。笑
褥婦担当で一番やっていくことは「授乳指導」です。

完全母乳でいきたい方
完全ミルクでいきたい方
混合希望の方
全くこだわりのない方
自然に出れば母乳にしようかなという方
実母や義母に洗脳レベルで母乳にしろ!と言われている方
初産婦
経産婦
同胞が年子で1歳、2歳の方
久しぶりの出産で同胞が10歳以上離れている方

本当にさまざまな方がいます。
教えることは大体同じでも、
お胸の形や分泌状況、家系的に母乳分泌が少ない方、逆に過多傾向にある方
とにかくレパートリーが多すぎる。

知識不足を感じて勉強しても中々繋がらない。
こう進んでいくかな?とアセスメントしてもその通りにならない。
また、授乳は母親だけでなく、赤ちゃんの飲み方も重要なため
どんなに母親が頑張っていても赤ちゃんが上手に飲み取れない
拒否が強いとなると進まない。

自分でつけた知識と、日々指導していく中で得たアセスメント視点
こういう人はこうなりやすいという根拠のない統計
先輩からのアドバイスと指導
どんなに積み重ねてもまだまだな状態。

自分じゃどうしたらいいか分からず、先輩に相談。
その先輩が褥婦さんの授乳状態を見て、
こうしてみましょう。退院後こうして行きたいなら、こういう風に授乳をして、、、、
と、指導していくのを見ると
「助産師だなぁ」とすごく思うんです。
同時に「私って何。名札には助産師って書いてあるのに、何?助産師らしいこと何一つできてないやん」と自分がなんなのか分からなくなるんです。

先輩には「授乳のアセスメントは時間がかかる。難しい。だからどんどん先輩に聞いて自分のアセスメントや技術、観察が正しいか確認してもらうんだよ」と言われます。
でも、やってもやってもプラスになっている気がしない。
自分が進化できている実感がない。
日勤終わりにリーダーに申し送る時も突っ込まれまくり。
なんだこれ、、、、の繰り返し。

先輩も難しいと言うから、そんな助産師始めて数ヶ月で完璧に分かるようになんてならないのは承知の上だけど、もどかしい。

今の私はそんな状態です。

助産学生であとは国試受けるだけ!と言う方は、
卒業していから就職までの期間、授乳指導や母乳の観察について
さらっと勉強しておくと良いかもですね。
私はやりませんでした笑
1年間遊ぶことを我慢した分、とにかく遊びました笑笑

そんな助産師1年目の私です。

年明けからはいよいよべビーキャッチに入り始めます。
NCPRの復習しないと、、、、。

有益情報とはかけ離れた、助産師1年目のリアルを綴ってみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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