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ハンドメイドマルシェでの気づき

今回、横浜ハンドメイドマルシェに出店した際、お隣のとっても優しい作家さんからいろんなアドバイスをいただきました。お話しする中で、「なるほど!」と思うことがたくさんあって、私にとってすごく貴重な時間になりました。

その作家さんが私の作品を見て、「これ、小さい頃に見たイラストとかお人形みたい。なんだか懐かしいね~」って言ってくださったんです。
その言葉にハッとして、ふと思い出しました。私、小さい頃からずーっと家で粘土人形の本やトールペイントの本、ドールハウスやイラストの本を眺めてばかりだったなぁって。それも全部昭和時代のものばかり。いつの間にか、そんなデザインが私の中に根付いていて、自然と今の作品に表れていたんだなぁと気づきました。

お客様の年齢層と作品のこと

そういえば、立体のお人形をお迎えしてくださるのは、60代以上のおばあさまが多いんです。一方で、ブローチは20代以上の若い方に人気があります。今回のマルシェでも、「なるほど、こういう違いがあるんだ」と改めて感じました。

値段の悩みと葛藤

でも、立体のお人形は作るのに時間がかかるので、値段をつけるのが本当に難しくて…。高くすると「高い!」と思われるのが恥ずかしくて、なかなか自信を持てず、悩んでいました。
でも、安くしすぎると中国のバイヤーさんが大量に買い占めてしまったり、オーダーが入ったときに「これだけしかいただけないのに、この作業量…」とやる気が下がってしまったり…。

それに、立体のお人形は一点もので、「この子が!」と思って作っているので、お迎えしていただけたときに嬉しい反面、なんだか寂しい気持ちになることもあります。
私の夢はトイアーティスト&イラストレーターとしてずっと活動していくこと。でも、このままでは長く続けていくのが難しいかも…と悩むことが増えていました。

「場所選び」の大切さを教えてもらった話

そんな中で、作家さんが「ビンテージマーケット」という素敵な場所があることを教えてくださいました。そこなら、ゆとりのあるお客様や、可愛いものが大好きな方に出会えるかもって。

実際、時間をたっぷりかけて細かく作った繊細なお人形たちを見ていただける場所なら、「きっとビビッとくる人がいるはず!」って自信があります。
届けたい人の目に届く場所を選ぶって、当たり前のようで全然考えきれていなかったなぁ…と反省。私が「こういうのが好き!」と思う方に作品を届けられるように、これからは場所選びにも力を入れたいと思います。

これからの作り方と届け方

立体のお人形は、ゆとりがあって可愛いものを愛してくれる方に向けて、じっくり時間をかけて作っていきたいなと思います。その分、お値段も大切に設定できるように。
そしてブローチは、若い方にも手に取りやすく、気軽に「可愛い!」と思っていただけるものを目指して、楽しく作っていきます。

このスタイルなら、たくさんの方に私の作品をお届けする夢が叶いそうな気がしています。

可愛いと「キュン」を届けたい!

今回のマルシェを通じて、作家さんやお客様との出会いで、たくさんのことを学びました。これからも色んな方とお話ししたり、勉強を続けたりして、私の作る作品がもっともっと「可愛い!」とか「キュン!」って思ってもらえるように頑張ります!
いつかプロのイラストレーター&お人形作家として胸を張れるように、まだまだ挑戦していきます✨

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