点数戦略についてのnote (完璧主義のあなたへ)

論文における戦略についてです。


特に論文式試験においては偏差値による目標なので、相対的にできるかというのが大事になってきます。


■はじめに
 

計算において、あまり時間が使えておらず、計算を使いこなし点数を取るにも時間が必要なため計算科目の目標は低めで設定しました。

計算で時間が必要なのは
・理解に時間が必要
・手で覚える必要がある


特に後者では、手で覚えることによってワーキングメモリが引っ掛けポイントに避けたり、計算の手順の忘れ漏れがなくなります。ただ、これを習得するのに10周くらい必要な場合が多いため諦めました。


■偏差値の目標


合計が52になるように、それぞれの科目の偏差値の目標は、

会計学 48
監査論 56
企業法 56
租税法 52
経営学 56

で設定しました。
これで

48×3+56×3+52×1

=52+{(-4)×3+4×3+0}=52


となります。


■科目別の目標


監査論、企業法、経営学でどれかしら調子が良くて、どれかしらは調子が悪い可能性もあるため、

これらの平均が56になればいいなと言った具合です。

60 56 52とかでもいいわけです。

租税と経営を新しくやらないといけないことか、暗記量を圧縮する必要があります。

・法令基準集とかに書いてあるものは覚えない
・覚えるにしてもキーワードのみ覚えてそれっぽい文を作れるようにする

ことを目標としました。

企業法・監査論

企業法と監査論は
・2問中片方60 片方52

というイメージです。


経営学


経営学はあまり時間を使っている余裕はなかったため、暗記では差をつけられずむしろ差をつけられる可能性が高いと踏んだため

・理論50 計算60ちょい

というふうなくらいを取れればなといった形でした。


会計学


会計学に関しては、財務管理それぞれ

・理論部分に関しては人より少しできる

・計算は人より少しできないかかなりできない

それで48になる

というイメージでした。


■戦略を立てた意味と背景


こうして偏差値の目標を決めると、一つの科目であまり出ない部分に時間を費やしたり心配になって手を広げすぎるといったこともなくなります。


パレートの法則からすると、20%の部分が80%の点数を生み出す感じです。


費用対効果からすると、52から56に上げる労力より52まで上げる労力の方が少ないと考えて56とか取ると決めた科目でなければあまり深追いはしませんでした。


逆にいうと、試験の性質からしてあまり多くの範囲が問われない問題形式では運と分析で56狙えるのではと目標を設定し科目を選択しました。


企業法や監査論はまさにそうで、多い範囲から一部しか試験に出ません。


どっちにしろ多くの範囲をやっても点数は高くならないし、


他の科目に影響が出ると諦めて

・LECとCPAの直前予想の範囲

・portaで他の予備校での模試出題範囲

以外はあまり対策しませんでした。

逆に予想範囲で特に出そうなところはかなり対策しました。


論文まとめは全範囲やりましたが、予想が出てからは予想範囲ばかり行いました。


本番で予想範囲以外から出た場合は薄く答えられる程度で偏差値にして50~52くらいしか取れなかったと思います。


なぜこんな戦略を取ったかというと、先程のパレートの法則に加えて、

他の受験生がやった部分に関して行えば大きくビハインドは取らないなと思ったからです。

論文試験初めてな人で心配性な人や特に過年度生は不安から広い範囲をやるので、

試験で自分が重点的にやっていた範囲が出さえすれば、勉強量で負けていても科目合格レベルはいけるなと踏んでいました。


こんな感じでテキトーにnoteを書いていきます。


拙い文章ですが、読んでくださりありがとうございます!



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