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体外受精とは-2(採卵前の準備)

この記事は、”体外受精とは-1 ”の続きとなります。


採卵前の準備(採卵日前日までの流れ)

人工受精の時と同様に、卵の育ち(大きさ)チェックのエコー検査の為に通院しましたが、人工受精の時よりも頻繁に通って注射の量や薬の処方がより細かく指導されました。

ここで取れた卵子が今後の体外受精の肝となるので、慎重なんでしょうね。お金も時間も労力もかかっています。

この期間、かなり頻繁に通院しました。

採卵の為に通院した回数:計 8回 (13日間中)

4/20、4/24、4/27(エコー検査で卵の大きさチェック & 採血(ホルモンチェック)

4/28、4/29 (採血と注射”アンタゴニスト”、28には筋肉注射も)

4/30(エコー検査で卵の大きさチェック & 採血(ホルモンチェック+注射”アンタゴニスト”)

この日ついに卵の大きさが十分になってきたので、採卵日が決定!

5/1 (採血のみ)

5/2 (採卵! & 採精!)


そしてこれ以外に、自宅で自分でやる自己注射、そしてものんでいました。

自己注射(ゴナールエフペン)

ゴナールエフペン(皮下注ペン)という、排卵を誘発する為のペンタイプの簡単な注射。

詳細リンク: https://www.merckgroup.com/jp-ja/buisness/documents_center/product-info/OLD/gonal-f/gonal-f_instruction_for-patients_2018-jan_JP.pdf

このゴナールエフペン、なかなかのお値段です!6万円!

そして冷蔵庫で保存なので注意!

朝と夜、毎日2回ずつ自分で打ちました。(朝打った時間の12時間後にもう一度打つ。)

私は4/20~4/24 amまで 毎日am 10:00とpm10:00と決めて打ちました。

自分で注射なんて最初は抵抗がありましたが、看護師さんが丁寧に教えてくれて、また説明書にもちゃんとしっかり書いてあったのでそんなに心配いらなかったです。

これはお腹にする注射で、痛みも全然なかったです。

ただ量を間違えない様に、とか気泡が入らない様に、などちょっと緊張しました。


抗生物質 ビブラマイシン 

4/20~26 まで、夫婦そろってのみました。細菌など余計な物が入らないように、という目的だと思います。


点鼻薬

採卵日の2日前から、ゴナールエフペンに加えて、点鼻薬が処方されました。

詳細は別途お調いただきたいですが、この点鼻薬の役割としては、

脳から出ている「卵巣に卵胞を育てるように指令を出すホルモン」を抑制し多くの卵胞が均一に育つようにする。また、「排卵を促すホルモン」を抑制し、採卵前に自然排卵しないようにする。といった役割がある様です。


方法は簡単!左右1回ずつ鼻にシュッシュするだけです。

4/30 22:00、 23:00 と2回行いました。


採卵日の前日夜から断食 & 座薬

5/1。いよいよ採卵を翌日に控えたこの日。

夜 21:00以降 は断食と指導されました。(水もNG!)

そして、21:30~ 座薬2つを入れ、最低10~15分間はうんちを我慢する様言われました。

ここまでで準備は終わり!

翌日はいよいよ採卵です!



採卵日の流れ の詳細については

続きの記事 ”体外受精とは-3(採卵日の流れ)” にて・・


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