ベイスターズ対広島の3位争い(過去日記)
10/1
仕事のあと、ハマスタに行った。
ベイスターズ対広島戦。日本シリーズに勝ち上がらない限りは、今季最後の野球観戦になるのかな。
今季最初で最後の外野席。
球場に着いた3回裏時点では0-1でカープがリードしていたが、4回裏の桑原のタイムリーから見事逆転した。
ヒーローインタビューで、夏男の桑原が「残暑男」と言っていたけど、確かに暑さが戻っている。
数日前に「夏は死んだか眠ったか」などと言ったけれど、10月されど残暑。
そういえば私は外野席に来ると、桑原ばかり見ているかもしれない。
純粋に守備の上手さ(特に打球判断が良く、ボールの落下点に入る速度が抜群に速い)もあるけど、それだけじゃない。
筒香のベイスターズ復帰後、第一戦。
代打からではなく、いきなりスタメン復帰することになった、レフト・筒香との連携も見事なものだった。
守備の合間、筒香のベイスターズでのブランクを埋めようとしているのか、いつも以上、積極的にコミュニケーションを取ろうとする桑原。
試合結果を言うと、筒香の劇的なホームランで逆転勝利した試合だったけど、中継には映らない、桑原の細やかな声かけも私の印象には残っている。
しかし桑原も31歳。
フルイニング出場しなくなったし、あえて宴会部長的なキャラを若手に譲る場面も見受けられるけど、たまにお立ち台に立つと、変わらぬ元気印で嬉しくなる。
まだまだ若手に負けてらんないんだろうしな。
と、ここまで、10/1の観戦記を書いた、10/6の日記です。
この試合の時点ではベイスターズのAクラスは確定しておらず、日本シリーズなんて「まさかのまさか」だった。
でもこの試合(対広島の最終戦で、Aクラス争いにも大きな意味のある試合)のお立ち台も、ジャクソン・戸柱・桑原とポストシーズンでも活躍した面々で、伏線としては十分だったんじゃないか。
今永バウアーがいなくなった後のベイスターズは「育成の一年でいいんじゃないか」と、一歩引いた気持ちで見ていた私だったけど、クライマックスシリーズ進出のかかった試合では自然と「祈るように試合を追う」感覚も以前のように湧き上がっていた。
外野席から見えるセンター桑原の背中。
この男はFA行使せず、ベイスターズを選んだんだ。肉体的な衰えはあるだろうけど、そろそろこのチームで報われてもほしいなと。ひたすらカッコいい背中の持ち主だからな。