でこぼこ魔女の本編考察をするするボーイズ


でこぼこ魔女の親子事情を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!みろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

※この記事は、ギャグ漫画を勝手に深読みする妄言であり、頭空っぽにして読む記事です。断じて作品の方向性、世界観を強制するものではありません。

※これはプロフィール・作中の名言などから、作中の時系列・場所などを探る記事です。
考察の都合上本誌(単行本6巻及び40話まで)のネタバレを含みます。
でこぼこ魔女の親子事情の本編から、作中未回収の謎をテケトーに考察する記事です。
つまり、いつか本編で明かされるであろうことを、専門知識0のやつが、主観のガバガバかつ素っ頓狂な考察をする記事です。つまり致命的な見落としと、妄想しか含まれません。
もし別の考察・ご指摘・ご意見等ございましたら是非コメントをしていただけますと幸いです。

目次


・アリッサママの実力と力の出自


アリッサママは作中で明確に最強といっても差し支えない能力を発揮している。作中で明かされているものは以下である

①生態系の生産→アリッサの発言から蝶の発生のための生態系を作成
②性転換魔法→アウリに対して性転換魔法を使用(アウリも使用可能)
③自身の身体に対しての変換→「深淵」などを顔に生成する(顔が存在することは回想で確認済み)
④栄養などの変換→離乳食に対しての過度な栄養と均衡

上記のことから、アリッサママの能力は「物質の生成」あるいは「別の世界線(可能性?)を移動させる」などが存在するのではないかと思われる。

説①「物質の生成」


でこぼこ魔女の作中では、魔法は多種多様存在するがその中に一度も「物質」の生成はない。
薬品や魔道具があるではないか!という話だが、それはあくまで物質どうしを足し合わせた結果という話である。
薬品には、材料(マンドラゴラなど)に魔力を混ぜて、化学反応(魔法反応?)を起こすことで作成する。つまり材料に明確な物質を使用しているのである。

しかし、アリッサママの行った『生態系の発生』の際に彼女ははっきり「2~3個ほど山を造って」と発言している。

さて皆さんは、山が何で作成されているかご存じだろうか。そうですね、土と岩と植物です。

現実にも人工的な山は存在する(俗にいう築山)が、まあその過程をざっくりいうと

①いいかんじの栄養がある土・粘土・場合によっては基礎(タイヤなど)を用意する(土砂崩れなどを防ぐため)
②いいかんじに積む
③植物(栄養をいい感じに吸っていい感じに安定するもの)を徐々に植えていく

という過程がいるわけである。ただこれはあくまで遊具などの側面が強い。
実際に生態系を発生させるためには、もっと土壌(虫や微生物)を整え、かつ植物などによる外部的要因(天候や地盤などの安定)が必須である。

それをすぐさま行う(勿論インターバルがある可能性があるが、アウリが慌てて止めたことを踏まえると、すぐさま生態系を発生させることができるものである可能性がある)には

・木々を成長させ地盤を安定させる
→成長するまで待つ・成長したら剪定がいる
・腐葉土など微生物が豊富な土を山二個分用意する
→量が多すぎるし、気候などに合わない可能性がある
・地盤となる岩や粘土を山一個分用意し、バランスよく積み上げる
→土砂崩れの可能性が高い

とかのデメリットや危険性がある。
ならばどうすればいいのか。上記のようにちまちま作るのではなく「山」そのものをノータイムでポンと作成すればいいわけだ。
すなわち、彼女の魔法は「過程の際に生じる不利益をまるっとすっとばして物質を作成する」というものなのかもしれないという話だ。

例えるのであれば
「料理作る」には、
「食材を選ぶ」+「食材を調理する」
という必要がある。
これを彼女の魔法で「食材を調理する」という過程をすっ飛ばせるため、
「料理を作る」には
「食材を選ぶ」=「料理を作る」
とかいうとんでもない状態になる、といえばつたわるだろうか。

であれば、離乳食の件などは顕著にわかる。

栄養素はできる限り摂取したいだろうが、栄養素にはそれぞれの効果で打ち消してしまう例がある。

納豆と卵などが有名な例だろう。
生卵の卵白にあるアビジン(タンパク質などが豊富)という物質が、納豆に含まれるビオチン(血糖値を抑えるなど)という栄養素と結合してしまうため、栄養素の吸収などを阻害してしまう為、同時接種は栄養面からはあまり推奨されない。(ただしビオチンはなくてもやばいわけではないので別に食べても全然大丈夫)
他にもところてんと生卵、西瓜とビール辺りが有名だろうか。

それをすべてクリアする『完全』な離乳食の作成は、現実的に不可能だろう。


だが、彼女の魔法が『過程をすっ飛ばす』ものであれば理解できる。

なぜなら上記のようなものは栄養素が結合した際に身体に悪影響な物質が発生するわけであり、彼女の離乳食は完全にすべての栄養素が詰まっているという状態なわけである。
そのため彼女の魔法で「栄養素を結合する過程」をすっ飛ばしたため、不利益な物質の生成がなされなかった。と考える。

これが事実だとしたら心底恐ろしいですね…
某奇妙な冒険に似たような能力を持つ存在がいるので、私の説明で理解できなかった際には、彼の能力の説明や活躍を見ればわかりやすいかもしれないのでそっちを参照してください。


説②別世界線からの移動


これは上記の考察をひっくり返すような話だが、彼女の説明に「終わらない魔法」の言及がされていることに重きを置いた考察である。

終わらない魔法、というのは具体的にどういったものなのだろうか?
作中登場した魔法を主に考えると

・箒で浮き続ける→魔力量でカバーできる
・召喚生物→召喚したら基本そのままいる(帰還させることも可能ならば、魔力量が影響するのでは)
・物を浮かせる→不明瞭だが、泡のようなものが魔力の膜であれば、魔力量でカバー

と、基本魔力(動力)さえあれば魔法は終わらないはずである。
であれば彼女の強みを表すなら、「尽きぬ魔力を持つ」の一言で済むのだ。
なのになぜ『終わらない魔法』がとりだたされているのか。

これの解答がアウリに施された性転換魔法でないかと思われる。

性転換、と軽くいうが、事実身体の構造を女性化するというのはかなり対象がしんどい思いをしそうなもんである。
皆さんも考えてほしい、正反対の性別に変化することを。内臓とか骨格とかが減ったり増えたりして骨が太くなったり細くなったりするのを。
痛いどころの騒ぎではない。

勿論上記のような、過程の不利益をすっ飛ばすものの可能性もある。
が、これには矛盾がある。
アニメを見るとアウリが性転換の際に服のサイズが女性用に変化(描写的に下着も?)していることだ。
過程をすっ飛ばすなら、彼(彼女)は、服のサイズは変化することはない。

であれば、可能性としてありうるのが別世界の可能性・同一人物を引っ張り出してくること、
すなわち、魔法によるテクスチャの張替えである。

アウリの性転換をたとえに出すと、

・アウリ♂の世界(原作世界線)に、別世界のアウリ♀(平行世界)の身体を持ってきて交換(コピー?)・一時的な上書き(テクスチャを張る)

・アウリが♀だったかもしれない世界線を発生させ、一時的にそっちに世界線を移動する

などの方法ではないか。と思われる。

とどのつまり、彼女は魔力(動力)のほかに、魔法で「別の世界の観測」「世界線を移動・複製」を同時進行で行っているわけだ。

であれば、終わらない魔法というのは、本編世界に常に別の世界線の『何か』を移動・留置・複製させ続ける魔法をさしているのではないか、と思われる。
別世界のものを持ってこれたらおしまい、ではなく、「別世界のものは自動的に元の場所に戻ろうとする性質」なんかがあれば、より彼女の異常性は増すだろう。

もしかしたらそれがなにか魔法世界を大きく変異さえる(化学の発展の阻害など)ものだったため、最恐の魔女、の異名がついたのかもしれない

確かにこれは恐ろしい能力だ…
え?なんでって、この世界に存在しない技術や生物を持ってこられる・この世に一つしかないものを並行世界から持ってこられたら対処のしようがないんですよね。しらん技術はもちろん、一個しかない=再現性が限りなく低いもの、ですからね。

ただし、平行世界関係なくテクスチャの張替えの永続性などが該当する可能性もある。(『深淵』はまさにテクスチャによる変化だろう)
また、彼女の「尽きない魔力」も、この魔法によるもの(並行世界上の自分から魔力を持ってくるなど)であれば、文字通り尽きないのかもしれない。


・アリッサの出自


前提として、下記の発言・表現からアリッサママと血縁である事は確実であるとする。

・アホ毛がある(アウリ登場回にてアホ毛部分が共通していることが触れられている)
・アリッサママが明確に「出産の大変さは身をもって知っている」と発言している

だが、作中を見るにアリッサママとアリッサは魔力量・魔法の使用範囲・性格これは回想のみなので不明瞭、最新話にてかなり愉悦なお茶目さんであることが判明)にかなりの差がある。
そして主人公のアリッサだが、彼女の血縁的父親が一切出てこない。(アウリなども口にしない)

そしてこれは主観だが、父親が存在した場合アニスさんが夫・子供のいる女性に現在進行形で恋慕しているとかいう頭も現状も救いようのない状態になってしまう。


となれば、出る可能性がアリッサがクローン・人造的な存在である、だろう。

クローンといっても培養液のようなものではなく、人工授精・体外受精の方面での、雌性発生的なクローンである。(勿論減数分裂の可能性もなくはないが、「私(アリッサ)が卵生ではない」という発言があるのが恐らくないだろう)
彼女の性転換の魔法などの力量があれば、100%彼女の遺伝子で作成することができるので、父親がいないのも納得だ。

が、その場合魔力などが遺伝していないのが謎だが、不自然な妊娠による副作用…などの理由などで誤魔化せないですか?アッ、ダメ…….
余談だが、アリッサ配合薬という名前の薬品が存在する(月経の抑制薬だが)

アリッサママ関連の余談

ドラゴンとアリッサ一家

完全な余談だが、ルーナが「ドラゴンなのに魔女の振りをしているドラゴン」と言っている。
これをまるっと鵜呑みした場合、下記の疑問が解消される。
・アリッサママの異様な強さ→ドラゴンの娘なら納得
・アリッサママ、アウリの両親の不在→ドラゴンなら人里にはこない
・アウリやアリッサが身内に激甘な理由→ドラゴンは「自分のモノに執着する」という性質がある
・アリッサの出自→(アリッサママたちがドラゴンの子供の場合卵生になるので、人の生殖行動とはことなり、)減数分裂の可能性がある

アリッサママの名前

現在彼女の名前が不明だが、下記の考察を置いとくだけ置いとく
①ア・リが含まれる
→アウリ、アリッサ、とが使用されている傾向がある。
第1・最終音節(ア〇リ)パターンと、第1・第2音節(アリ〇〇)なので、
可能性としては、第2・最終音節(〇アリ)、第2・第3音節(〇アリ〇)、第1・第4or5音節(ア〇〇リ〇)にア・リが含まれる可能性がある
例:メアリ、アシュリー

②何かしらの元ネタが存在する
・アリッサの出自考察が当たっていた場合→処女受胎でマリア?
・アウリの元ネタ考察(という名前の捏造)に準えたばあい、彼女はアリストテレスの可能性がある。その場合、名前候補はアリス、だろうか(奇しくもアとリが含まれる)
・またチャールズ・ゴットフリー・リーランド『アラディア、あるいは魔女の福音』に登場するアラディアの可能性もある(アラディアは女神だが魔女の崇拝対象になっている)

③深淵にフォーカスしたもの
作中の『深淵』が彼女の本質の場合は
一応名前に深淵がある深淵之水夜礼花神
または深淵の開拓(ノアの洪水開拓記より)から、ノア
グノーシス主義にて「深淵」「目に見えない絶対的な存在」などを示すモナド、あるいは語源となるギリシャ語の女性名モナスでは無いだろうか

・ビオラの母親


作中で、ビオラの母親・親族の候補が二名存在する。

①褐色の女性
作中の描写
・見た目がビオラと瓜二つ
・椅子に座っている
・アウリと面識(一方的に見られた可能性もある)がある
・ビオラが彼女を恨むような理由が客観的(?)に存在する
・(夢が記憶そのものの場合)彼女の背をビオラが見ていた可能性がある

②フードの女性
・ビオラを森に捨てた人物
・「あの人」の知り合い
・「あの人」の代わりにビオラに恨まれることを望んでいる


褐色の女性とフードの女性が同一人物では?という話だが、39話にて、褐色の女性の後姿を見るビオラの後ろからフードの女性のセリフが聞こえてくる描写がある。
つまり褐色の女性≠フードの女性は確実とみていいだろう。

であれば二人の内、どちらが母親なのかという問題である。(生みの親・育ての親の可能性もあるが、ビオラの年齢から育ての親は不可能だろうと判断)

可能性(と反証)としては

褐色の女性orフードの女性の、身内や知人の男性との子供(例:褐色の女性とフードの女性の兄弟が結婚する等)
→なぜビオラを捨てたのか不明瞭

褐色の女性が母親で出産後亡くなり、フードの女性がビオラのことを捨てた
→「私だけを覚えていて」の意味が不明瞭

褐色の女性とフードの女性の子どもで、それが原因(倫理的・法律的に良くなかった?)で捨てざるを得なくなった
→現実的に可能なのかどうかが不明瞭

褐色の女性orフードの女性がアウリとの関係の結果
→失望どころの騒ぎではない

まあここらへんが妥当だろう。
ただいずれの理由だったとしても、生まれたての赤ん坊を森に捨てた罪がなくなることはない。暴ジョレーヌーボの被害に遭うことは不可避だろう。
また、ビオラの異様な魔力量の多さからみても、彼女の出自がなにかしら特別な可能性はある。


以下は全く根拠のない話だが・・・・

個人的に、
ビオラは褐色の女性(悪魔)とフードの女性(人間)のハーフ・或いは悪魔の転生体ではないか。と思っている。

根拠にならない妄想
・ビオラが褐色である
→恐らく舞台になっている西洋では、悪魔=褐色で描かれることが多い
・ビオラの異様な魔力量
→悪魔などの魔法と親密な存在であれば魔力量は多いだろう
・『父親』のことが記憶にない
→男女間で生まれたわけではない可能性がある
・「あの人のことは忘れて、自分だけを恨んでいてね」の真意
→ビオラの出自が悪魔の血縁だと考えると、悪魔崇拝でもしていないかぎり、周りからの圧で捨てざるを得ない事、今後の人生の苦難への謝罪?
・なぜか赤ん坊の記憶のはずが褐色の女性の姿を覚えている
→勿論赤ん坊の時に見た可能性もあるが、その場合、フードの女性と異なり顔(鼻筋・口)がキチンと見えているのがおかしい。であればもともと別存在だったのを無理くり人間に転生させた?

まあ、ここらへんのことから、彼女が単なる捨て子ではなく。
なにか、特殊な事情があり、それが単純な理由(経済難など)ではなく、倫理的・宗教的によろしくなものなのではないだろうか。


結果はピロヤ先生のお味噌汁!




いいなと思ったら応援しよう!