でこぼこ魔女世界における『病気』ってな~に!
でこぼこ魔女の親子事情をみなみよう!!そして最新話も見てアニメも見て新刊をまとうね!!!!!!!!!!!!!
※この記事は、ギャグ漫画を勝手に深読みする妄言であり、頭空っぽにして読む記事です。断じて作品の方向性、世界観を強制するものではありません。
※これは作中の描写から世界観を探る記事です。
エピソードは本編から、考察の部分は、専門知識0のやつがインターネッツで拾った情報で成り立っております。つまり、誤った情報・私の主観でのガバガバ考察が含まれている可能性がありますのでご注意ください。
文中で触れているエピソードなどはぜひ単行本を購入・公式サイトで閲覧などして、ご自身の目でお確かめください!!!
でこぼこ魔女における『病気』の存在
でこぼこ魔女の世界ではたびたび『病気回』が存在する。
魔法関連の世界であるため、一般的な病気だけではなく、魔法によって引き起こされるものなどが存在するが、それはいったいどういうものなのか?というのを考察します。
「え~考察の結果ですがぁ、何もわかりませんでした!」という結果にしかなりませんので、悪しからず。
『魔術医療』という存在
15話のマッド才媛キノコ先生の発言の一つに「魔術医療の視点からだと」とある。この発言でこの世界には「医療の細分化において魔法の有無が関連している」ことが明らかになっている。作中に登場したものから、最低でも下記の分類があると思われる。
・内科or耳鼻科(風邪など)
・消化器内科(便秘など)
・整骨院(骨折)
・心療内科(鬱病)
・産科
・外科(脂肪吸引など)
ここに「魔術医療」が加わるわけだが、そこで取り上げられる症状はどういった扱い・研究対象になるんだろうか。
①魔力ろ過不全
8話で出た病症。通称、魔ロ。
大雑把に言うと魔力のこもったゲロである。
説明には「魔力持ち」が魔力を「正常な動き」をさせることがうまくできず魔力が「物質化する現象」とある。ゲロ 魔ロはかなり清潔物体なため、エネルギーをそのまま吐き出していると考えていいだろう。
後消滅する存在であることも明かされているため、魔術医療の観点からみれば、これは自律神経の乱れと同等のものとみてよいだろう。
そして同時に、魔力に揮発性、あるいは魔力(オド)は一定時間の経過で消滅する性質があることがわかり、魔法は水と同じように状態変化の性質がある事がわかる。
ただし、状態変化においてはなにが原因で物質化・気体化などが起こるのかが不明瞭である。
仮説①→魔力の循環状態で変化する。
体調不良で液体化した魔力がでるのであれば、人体にいる間は気体であるだろう。
であれば、循環(魔力が移動し続ける)状態であれば、魔力は状態変化を起こさないのではないか。
→反証:であれば自然消滅の理由が不明瞭
仮説②→魔力そのものに動きがある
魔力が正常な動きをできない場合に魔力ろ過不全が起こるが、この「正常な動き」は魔力を覆う器(肉体・魔道具)によって異なるのではないか?という説である。
例えば、魔女など人型における「正常な動き」は、『血液のように身体を循環させる』ものを指すが、
魔道具などにおいては『一つの場所にとどまる』など、
器によって魔力の動きが変化する可能性である。
数分で消滅するのは、魔ロになった時点で『空気』を器とするため、空気中にある際の「正常な動き」に変化したのではないだろうか。
→反証:マナとオドの種類があるのに、上記のような不定形すぎるエネルギーなのは複雑すぎる
仮説③→マナ・イドの反発性が存在する
この世界には自然界の魔力である「マナ」、人間の魔力である「オド」が存在する。
この存在は11話にて触れられて以降特に言及はないが、両者の魔力の違いは自然由来か否かという部分であると触れられている。
これらがもし、違うだけではなく「互いを拒絶する性質を持っている」可能性を提示する考察である。
例えていうのであれば、灯油とガソリンなど燃料としては同じでも引火点がことなるように、魔力には同じエネルギーという性質があれどそれぞれ異なる・相反する性質があるのではないだろうか。
■マナ:自然霊にのみ吸収可能。空気など自然物に宿る。
肉体などの器にとどまることができない。(故にエルフは「自然界の魔力を取り込む」のではなく「自然界の魔力を使う」という表現をするのではないだろうか)
■オド:人間にのみ吸収可能。
自然物などに宿ることができず、すぐに揮発する。
一方で、自然物でなければ(肉体や人工物など)有・無機物選ばず魔力を宿すことができる。
とみるべきなのではないだろうか。
それ故に、エルフなどの自然霊は魔ロを吐かない可能性が高い。(体内に魔力がないため、魔力の正常な流れが阻害されることがない)
現に、作中にて精神的ショックを受けたフェンネルは作中血涙をながすことはあるが、アウリは魔ロを吐いている。
という違いがあるため、この仮説が最も説得力がある気がする…しない?
なお、魔ロで病院にかかることは恐らくない。
が、魔力を著しく消耗した際に、点滴で栄養補給のように輸魔力とかが(あった場合は)必要になるのかもしれない。
②魔力による置換現象
同じく15話にて、キクラがフェニックスの状態を見て口にしたものであるが、具体的にどういったものなのかの言及はない。
恐らく前後の発言・検査から、『対象の身体状態を変化させる』ものであるだろう。
ただし、『魔力』によるもので『魔法』によるものではないというのが不可解なところだ。
仮説①:魔力を過剰に摂取する・過剰に減少することで形態が変化する
魔力の保有量には個人差がある。そのため、個人の保有量を超えた状態を指す病名?なのではないかと思われる。
いかんせん言及されていないので妄想の域を出ないが、
物質にはそれぞれ魔力の保有量に差異があり、それを超える際には器(肉体や魔道具)に何かしらの変化が起こるのだろう。
成長というのが、物体の破壊か、成長するかは、運なのかもしれない。
上記の症状だった場合、血液・視力・聴力検査、胸部聴診などをおこなったのは、魔力の保有量が体調に影響を及ぼす関係のと同じように魔力が多いほど五感などが非常に強くなるのではないだろうか。
であれば、フェニックスの作中の検査結果は彼(彼女?)の魔力保有量が規格外で、従来の置換現象の診察基準から大きく乖離しており「不明」というものになったのではないだろうか。
仮説②→魔力は個々人によって系統が異なる
これは個人的には難しいと思うが、血液型のように魔力の型が存在する説である。上記で触れたオド・マナのように、魔力の種類や、個々人(血統や種族など)によって質などが異なる可能性だ。
フェニックスの件を例にすれば、
フェニックスは召喚された存在であり、自然の力や治癒魔法などからおそらく自然霊に近いとみていいだろう。
そんな彼が魔女(人間)の作った、かつ家系の呪いで生まれた産物を口にした結果。身体に拒絶反応が起こったが、フェニックスの身体が身体保護のためその魔力に適応するよう身体を一時的に変化させた。
これが
(取り込んだ魔力に身体が耐えられるように細胞などを)置換(した結果身体変化が起こる)現象なのではないか。
ただしこの説は、フェニックスのように魔力を多く保有しているから起こる現象の可能性が高いと個人的には考える。
魔力を受け入れる器に変化するのは、身体の細胞などを書き替える必要があり、仮に全体の変化でなくとも(保護膜のようなもので内面を覆うなど)、莫大な魔力は必要であるだろうと思われるため、他者の魔力を受け入れるのは危険な行為だと考えていいだろう。
そのため、初期でキクラ先生がその可能性を考慮したのは、フェニックスという種族が元来魔力の多い種族だからなのか、それとも症状自体が珍しいものなのか…不明瞭なところが多い。
因みに、『あの世界に魔法関連の置換現象』があるのであれば、この考察で触れた『世界線の置換』は、あながち法螺ではない可能性が微粒子レベルで…?
『病院』の存在と領域
作中で存在をほのめかされたものだけでも、かなり多岐にわたる病気があるが、作中ででた病院はキクラ一家のみ。
そのためおそらくキクラ一家の病院は、魔術医療・一般内科を主としたうえで、専門的な消化器内・産・精神・外科・整骨院・動物病院の可能性がある。
え?
しかも人手が足りてないらしいですよ、そらそうでしょ
おそらくあの世界の病院というのは、現実のように『何科』という区分はかなりすくなく、オールマイティな病院が主なのではないだろうか。
現実でも人手不足なのに、そこまでのハイスペックを求められたら・・・そらまあ人手不足にもなるし、ああいう医療や生態に対してやばいやつしかいない状態にはなるだろうという気はしなくもないですが……
遊学の制度がある関係上、あの一家だけがそうで、ほかの土地ではそうではない可能性も捨てきれないですが…
ただアリッサのように『薬師』がいる&「魔法薬」が存在する関係上、多少の体調不良orそもそも丈夫な体を魔法薬で補えるので、医者そのものは現実程忙しくはない可能性も捨てきれない。
そのため、でこぼこ魔女世界では『薬幾法』などの品質保証はあるが、『医薬品販売制度』は存在しないorかなり緩い可能性もでてくる。
いずれにせよ、マイコニド一家はちゃんとやすめているのでしょうか。特におじいさん。
そこだけがしんぱいです。
登場回まとめ
(一応書きはしますが読まなくていいです。)
・魔法関係なく発生するもの
血涙
登場回:4話
症状:両目からの血涙。描写を見るに脳の血管も切れている可能性もある
対処法:自然治癒
風邪
登場回:8話
症状(描写内):鼻水・咳・発熱などの現実のものと同じ
魔法関連の症状:魔力ろ過不全を引き起こす(ただし体調不良全般の可能性が高いので風邪特有の症状ではない)
対処法:薬品および安静
薬品においてはマイコニドの胞子(粉薬)を処方されていた
不眠
登場回:19話
症状:不眠による体調不良
性格習慣病
登場回:19話
症状:不明
鬱病
登場回:19話
症状:不明(不眠などの原因だと思われる)
魔法関連の症状:上記のマイコニドでの診察があったため、ないとはいいきれないが、精神的問題な部分が強いのではないかと思われる
骨折
登場回:9話・45話
症状:全身骨折・右腕の骨折
・魔法、魔力量が関係するもの
魔力量における体力の変動
登場回:8・22話
症状:魔力が少ない場合体力や抗体などがかなり衰える様子。
魔法で作成したものを取り込む
登場回:15話
症状:摂食によるものに限定するが、身体変化を引き起こす。
魔力による置換反応
登場回:15話
症状:上記の症状にたいしての発言。