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週刊トレード振り返り&2024/11/11~11/15見通し
【振り返り総括】
悪夢のような一週間からの反省をどう活かすかという週。トレード回数を減らすことを心がけ無難な終わり方をしたというのが感想です。収益自体は微損でしたが、内容的にはまずまず。
今回の大失態から、負けパターンを見つけた気がします。それは、大負けする時は欲が出始めることがきっかけで、含み益がある程度のpipsになっているにも関わらず、欲を出して利食いせず同値でポジションを閉じるということを繰り返した時にそれが負けトレードよりもメンタル的に尾を引き、焦りで入らなくていいところで入って負けを量産する、というなんとも情けない典型的なパターンです。
で、そこからの復活パターンですが、それを払拭するためには小さな勝ちを積み重ねるということです。一度沼に嵌ると勝ち方を忘れた状態になりますので、まずはしっかりとした根拠で入り、根拠が崩れるまでは持ち続け、根拠が崩れた場合は目標に届かずとも直ぐに逃げる、これに尽きます。
さて、相場感はトランプ再選が決定、FOMCはほぼ無風というした週でしたが、トランプ再選後はドル買いで反応。週末にかけてはその方向性を確認する感じの動きでした。結果、ドルはトランプ再選ドル高の大陰線を否定することなくその陰線安値付近で引けて、今後の流れもドル高方向かなと思っています。
【今週の見通し】
現在、11日月曜日 AM11時です。
今週は次のFOMCに向けてそのドル高の流れがどこまで続くのか見定めながらの週になりそうです。イベント的には今日は米国市場がお休み、水曜日に米国CPI、金曜日に米国小売売上高があります。
それと、本日、日本では首班指名があります。見通しとしては石破首相続投と言われてますが、まぁ自分もそうなると見てます。とはいうもののその後の国会運営は茨の道でしょうし、予算案が通らないとなると為替相場や日本株に向いている海外からの目が日本売りとなる可能性もありそうです。
今週も引き続き「絶対に」安易なポジションは持たず、基本に忠実なトレードを心に刻みたいと思います。
【ドル円】
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週足日足。先々週の同時線からの先週は包み足で更に両足が長いコマ足と2024年7月高値から9月安値までの下降波に対する戻りを61.8%まで達成して上昇の勢い自体は衰えいるようにも見えます。ただ、152円と20日線からの強い反発を示す陽線がありますので、目線的には上でいいと思います。
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日足4時間足。155円まであと少し。大統領選があったとはいえ、152円で強烈な反発があります。また、週末の押し目も152円までは届かず強さが見えます。
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日足1時間足。200MAを上下に抜き返しながらの遷移です。152円に向けて再び下げてもおかしくない位置ですが、朝から一方的に上げています。上昇の見極め目途としては金曜日の高値付近かなと思いますが、このまま上げていってしまうと買えません。買うなら金曜安値付近まで下げるのを待ちたいところです。
売りの目線としてはその金曜高値の抵抗を見極めて金曜安値、152円に向けて売る戦略です。
【ユーロ円】
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週足日足。注目していたフラッグの上限付近から下げていますが、フラッグと見るのも辛くなった形です。実線で上抜けていた200日線も割っています。7月高値からの下降波に対しての戻りは50%を超えて61.8%に向かって上昇中と見てましたが届かず下げた格好です。
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日足4時間足。先々週から先週の前半にかけて形成した揉み合いを下抜けました。明けて今朝からはドル円同様大きく上昇しています。
チャートを見ていたらこの上昇を買えたかと言えば買えなかったので、買い場としては金曜安値付近まで一旦下げてからになります。
売り場としてはBOX圏下限まで上昇した後になりますが、目線が上のため入るにはかなりの勇気が必要です。下限まで上昇したとして、下げる時はあっさり下げる気がするので売る機会はない気がします。
ずっと注視していた揉み合いですが、先週金曜日にスキャ的なエントリーをして40pipsほど取りましたが、本来であればデイトレ軸でエントリーすべきところです。それがスキャでしかエントリーできないのはメンタルが正常ではないからです。これが負け続けた結果被る負のスパイラルです。
裁量トレードは負けトレードが負けの全てではなく、勝つべきところも勝てなくなる機会損失が実は負けトレードよりも大きかったりします。
【ポンド円】
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週足日足。61.8%ラインを跨いでの推移です。チャネルの上限で跳ね返されてはいますが下げ切れず20日線にサポートされています。週足としては先々週の同時線に孕まれ且つ上髭が長い同時線となっています。
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日足4時間足。先々週高値を超えられずに同時線となった経緯として下げて引けた足ですので、目線的にはニュートラル、またはトレンド転換を疑う形です。週明け朝から上昇してますのでフラッグになることも予想されます。よって、なかなか手を出しにくい形ですが、入るとすると先々週、先週の高値を超えていくようなら買いで着いていくことになります。
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200MAを上下に行ったり来たりしてます。上位足とも合わせて高値付近での動向を見極めるまではエントリー禁止です。
【豪ドル円】
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週足日足。10月第二週のコマ足に孕まれた展開がでしたが、日足で上抜けたものの再びBOX圏に戻ってきてしまいました。今朝からは上昇してますので形的には100円ラインにサポートされた格好です。
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日足4時間足。BOX圏に戻ってきたものの200MAに支えられて反発。目線的には上で良いのかなと思います。こうしてみると100円のサポートは強烈な印象です。
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4時間足1時間足。戦略としては買い場を探すことになりますが、既に朝から上昇。再び下げてくれないと買えません。他の円通貨ペア同様、金曜安値付近まで下げてからの動向次第です。
仮にBOX圏を下抜けるようなことがあればBOX圏上抜けを騙しと見て目線変更、売りで着いていくことになります。ただ、そのBOX圏下限には100円ライン、日足レベルの上昇チャネル下限がありますので、しっかりと見極めることが必須です。
【ユーロドル】
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週足日足。ダブルネックからの下げが安値切り上げラインと8月安値で一服したと思いきや、大統領選で思いっきり下げを加速させました。6月安値と1.0700に支えられた格好で引けましたが、ここを下に突破したとしても直ぐに4月安値が控えていて簡単には下げさせてくれなそうです。値幅も4月安値まで100pips程度なのであまりありません。
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日足4時間足。日足で大陰線からのダブルボトムを形成中に見えます。戦略的には1.0700ラインを崩してくるようなら売りで着いていきたいところですが、まだ日柄が足りないので焦って売るのはよくありません。
買い場としてはそのラインからの反発を狙うことになりますが、同じく日柄の確保、下位足での形は要確認です。
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日足1時間足。その下位足ですが、大統領選で作った大陰線の戻り50%がネックラインとなっていて戻り幅は十分です。また、下げて安値付近で停滞すれば抵抗が強いと判断しがちですが、今日は米国市場がお休みなので日柄を稼ぐには絶好という見方もできますので、しっかりと反発を確認してからでないと入れません。
【ユーロポンド】
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週足日足。0.8300達成後、安値圏での推移して先週大きく跳ねましたが、その長い上髭陽線を先週の足で全否定しました。ここから反転上昇して先々週の上髭を上抜いてくれば完全に目線転換で買い場探しとなりますが、ここを明確に下抜けるようだと、下継続と判断せざるを得ません。
欧州経済的にはトランプ当選によって相当厳しい情勢が続くと見られていますので、下掘る可能性の方が高い気もします。
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日足4時間足。4時間足では実線で0.8300を割っています。今朝からは少し上げてきてますが、せめて20MAまでは戻ってくれいないと売れません。また、0.8300ラインは超長期足としての抵抗線と見てますのでここから上に反発する可能性もあります。最低でも日足レベルでの下抜け、反発を確認してから検討しても遅くはありません。
【ポンドドル】
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週足日足。先週の週足は先々週の週足とほぼ同じ足が出現しました。これに尽きるといったチャートです。特に上にも下にも判断材料がありません。
しいて言えば200日線の上で遷移しているくらいでです。
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日足4時間足。完全に揉み合いです。大統領選での上下も流れを作れませんでした。4時間足では日足と逆で200MAより下で遷移していて向きも下向です。
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4時間足1時間足。方向感が全く無く200MAを挟んでの動き。今週は入ることはなさそうです。
【豪ドルドル】
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週足日足。10月に入ってから始まった下降波でしたが、先週やっと上下に長い髭を伴ったコマ足を出現させましたが引け値は200日線の下です。
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日足4時間足。木曜日に大統領選で大陽線になったものの金曜日にはほぼ帳消しの陰線です。ただ木曜日の大陽線に孕まれていますので、この辺りが一旦の下げ目途と見るべきでしょう。
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日足1時間足。今朝からは少し上げてますが売り買いどちらも入りにくい感じです。大統領選挙まではこの辺りヨコヨコな感じと見てましたが、選挙が終わってもヨコヨコな感じに見えます。
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大統領選、FOMCとビッグイベントが終わり、残すは今年最後のFOMCと日本の首班指名くらいで、あとは総じて年末相場へと移行しそうな感じです。
次期大統領がトランプということで、今後はトランプ発言で急に動く相場も想定しなくてはならず、しっかりとした中期目線を持って、発言による急変は戻す可能性も大いに考慮しつつ、右往左往することなくどっしりと構えた姿勢が必要とされそうです。